風力発電電力安定化装置用スーパーパワーキャパシターシステムの発売を開始 / プレスリリース 日産ディーゼル
----- image & text : 日産ディーゼル、2005年11月10日発表より
" 日産ディーゼル工業(株)(社長 仲村 巖)は、自然エネルギーを利用した環境にやさしい発電として注目を集めている風力発電の電力安定化装置用電力貯蔵装置(以下電力貯蔵装置)としてスーパーパワーキャパシターシステムを開発し、初号機を富士電機システムズ(株)殿に納入した。富士電機システムズ(株)殿は日産ディーゼル工業(株)と技術的連携の下に、当該貯蔵装置と電力安定化システムコントローラ、双方向コンバータなどと組み合わせ電力安定化装置として完成し性能試験を完了した。事業用風力発電所向けの電力安定化装置に電気二重層キャパシターを採用したのは世界で初めてである。
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スーパーパワーキャパシターシステム(富士電機システムズ(株)殿向)の概要
・最大電圧、容量 638V,51.3F,2.9 kWh
・最大/定格出入力電力 500/220 kW
・モジュール 単セル(2.7V,2050F)×120個、キャパシターコントローラ内蔵
寸法 幅1180mm 横495mm 高230mm
・システム構成 モジュール4直3並列=12モジュール(総セル数1440個)
・その他 キャパシターシステムコントローラ付属
(各モジュールコントローラおよび電力安定化システムコントローラとの通信・協調制御機能付) "
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風力発電向けの電力安定化装置としては、"島根県企業局が江津で国内最大級の風力発電事業化へ / クリッピング 山陰中央新報"-----山陰中央新報、'05/05/12 でクリッピングした超高速フライホイールがあった。今回のものは、キャパシターを利用した電力安定化装置だという。特性から、電気二重層キャパシターは電力の貯蔵というより、一時的な安定化電源として機能するようだ。かなり大型のシステムなので、他への応用も含めて期待大です。(t_t)
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