太陽電池の年間生産能力を世界最大の500MWに拡大 / プレスリリース シャープ
" 葛城工場の太陽電池セルの製造ラインを増強
シャープは、国内外の旺盛な需要に対応するため、葛城工場(奈良県)に、太陽電池セルの製造ラインを年産85MW(メガワット)増設、2005年11月より本格稼動いたします。これにより、葛城工場の太陽電池セルの年間生産能力は、世界最大の500MW(メガワット)に拡大します。
太陽光発電は現在、材料となるシリコン不足が懸念されていますが、一方で、欧州を中心に、補助金や電力買取りなどの普及拡大策が取られ、産業用・電力用を中心に、メガワットクラスの大規模産業物件が増加し、今後も一層の市場拡大が見込まれています。"-----シャープ、2005年10月31日
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500MWといえば、2002年の世界のすべての太陽電池メーカーの生産量に匹敵する数字です。そのデーターによれば、2002年のシャープの生産量は、123.1MWで世界一でした(PV News,May 2003)。そして、ついに同社は単独で500MWを越える生産能力を手に入れることになるようです。
”シリコン不足”の記述が少し気になりますが、太陽電池業界を取り巻く”旺盛な需要”という流れはますます強いものになってきているようです。(t_t)
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