木質バイオマスのガス化熱電試験へ / クリッピング 岩手日報
" 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と環境装置メーカー月島機械(本社東京、山田和彦社長)は葛巻町葛巻のくずまき高原牧場で、木質バイオマスのガス化熱電併給システム実証試験を始めた。間伐チップを原料に活用するガス化炉から宿泊施設などへ電気を供給。併せて温水の供給も可能だ。森林保全とエネルギー自給へ期待が掛かる。試験は2007年度まで実施する。"-----岩手日報、2005年9月26日
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”設備は3トンの木材チップをガス化し、1時間あたり、電気は発電量120キロワット、温水は熱回収量266キロワットを供給できる。年間を通じて1日15時間稼働した場合の発電量は、一般家庭約180世帯分の年間消費電力量に相当する。”とのことだ。製材所などでの展開が期待できるのだろうか? 現在、製材所などで発生する製材ゴミの総量は大変な量になると思われる。チップを利用したガス化発電と温水利用というのは、液化などよりコストや技術的には敷居は低いように思われる。小規模分散型のエネルギー利用システムとして期待できるように思えます。(t_t)
参考サイト
・産業技術総合開発機構(NEDO) / よくわかる技術解説 新エネルギー / バイオマス
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