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10kW小型風力発電機「風流鯨(かぜながすくじら)」を発売します / プレスリリース 大和ハウス

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----- image & text : 大和ハウス、平成17年9月27日発表より
" 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、ニッコー株式会社(本社: 石川県白山市、社長:坂井明紀)と共同で、10kW風力発電機『風流鯨(かぜながすくじら)』 を開発しました。平成17年10月1日より、大和エネルギー株式会社(本社:大阪市、社長:松嶋秀和  当社100%子会社)及びニッコー株式会社が販売します。
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3.性能
 風向きに対してアクティブにヨー制御をするため、効率良く発電することができます。 また起動トルク(回転開始時の抵抗)を低減する発電機を採用することで、 風速2.5mからの発電開始を実現、発電継続時間を長くしました。
 また、発電した電気は商用電源に連系することで、売電が可能です。 このためバッテリーを搭載しないシステムを標準仕様とすることにより価格を抑えました。 さらに防災用として活用する場合には、バッテリーを搭載することも可能です。
 年間平均風速6m/sの場所に設置すると、年間期待発電量は約25,000kWhで、 一般住宅約5軒分の消費電力をまかなうことができる計算になります。 また、年間平均風速4m/sの場所では出力10kWの太陽光と同等の発電能力(約10,000kWh) を発揮することができます。
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□商品仕様

最大出力 :10kW
カットイン風速
(発電開始風速) :2.5m/s
起動風速 :1.5m/s
翼材質 :FRP(繊維強化プラスチック)
翼枚数 :3枚
風車直径 :7m
回転中心高さ :11m "
 
関連サイト
ニッコー小型風力発電システム / ■2005.9.27 風流鯨(NWG-10K)のパンフレットのダウンロードを追加しました。

コメント
 地上11mの水平軸の位置で、平均6m/sの風況を得るというのは、高度的にかなりきつそうだ。4m/sならより現実的に思える。とはいえ、住宅地付近で地上11mで平均風速4m/sの風の地域というのもかなりの強風が吹く地域だと思います。一般住宅用というより、プレスリリースにあるとおり、アンテナなどの独立電源用かなー。もっとも結構なお値段かもしれないので、それだけで一般住宅用という切り口ではむずかしいでしょうね。
 先日、一般住宅用で電力を自給するにはと質問を受け、年間平均風速4.5m/sの地域で7mぐらいの直径の風車があればなんとか、、、と答えてしまった。ちょっと条件がきびしすぎたような、、、、。直径4.5mぐらいに下方修正したい感じですかね。(t_t)

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