平面屋根・低角度設置に適した新型太陽電池モジュール「防汚(ぼうお)タイプモジュール」9月発売 / プレスリリース 京セラ
-----image(pop up ; ”従来モジュールとの比較”) & text : 京セラ、2005年08月04日発表より
" 京セラ株式会社(社長:川村 誠)はソーラーエネルギー事業において、太陽電池モジュール表面に付着する埃などの汚れを雨水とともに排出しやすく設計した新製品「防汚タイプモジュール」を9月より販売しますのでお知らせいたします。
■背景
従来、平面屋根(陸屋根・ハゼ折板屋根)にソーラー発電システムを設置する場合、太陽光の入射を高めるために一定の傾斜角度(30度程度)をつけて設置していました。最近では、屋根面全体にわたって、可能な限り多くの太陽電池を設置したいという発電電力量の面から、あるいは、見た目に美しいというデザインの面から、陸屋根では4、5度程度、ハゼ折板屋根では屋根勾配に準ずる程度の傾斜角度しかつけない“低角度設置”が増えてきています。
しかし、低角度で設置すると、従来は角度がついていたために雨水が流していた埃や汚れが溜まってしまい、それらが堆積して太陽電池モジュールの美観を損ねることに加え、出力の低下にもつながってしまうという懸念があります。
そこで今回、京セラでは、太陽電池モジュールの周囲4辺を構成するアルミフレーム1辺につき各3箇所、それぞれ3本ずつの凹加工を施し、ガラス表面に付着した埃を雨水などで排出しやすくするルートを設けた「防汚タイプモジュール」を開発しました。"
image(”排水部拡大”):京セラ、2005年08月04日発表より
コメント
多くの場合は、雨により自然に清掃されて何もしないでいいという場合がほとんどなのだが、、、
車の多い幹線道路沿いに設置された太陽電池の表面を白い布で拭くと、黒い油っぽい埃が付着している。また、郊外にいけば普通の埃だが、フレームのコーナーに薄い層を作っていることもある。太陽電池表面の汚れは、設置場所の条件で発電を阻害しているなと思われる場合もある。そうした場合、是非、「たまに清掃してください」といいたいところだが、高所の作業となれば、一般の方にお願いするわけにもいかない。定期点検の際では、気になる場所を掃除するぐらいがせいいっぱいだ。場所によっては、太陽電池面の汚れが問題になることもあるだろう。フレームにスリットを入れる今回の京セラさんの工夫の次は、光触媒硝子による自動清掃なんて太陽電池も登場するかもしれませんね。(t_t)
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O社
和仁原様
コメントありがとうございます。
残念ながら、内容が記事ならびに当ブログの主旨にも関係ないと判断し、削除させていただきます。
なお、”小社が、独断と偏見により適切でない営業サイトへの単なる誘導”と判断したことが削除の主な理由です。
なお、内容を拝見しましたが、本当にご連絡いただく必要のあることであるならば、メールで小社宛に再度コンタクトしていただけないでしょうか?
できるかぎり対応させていただきます。
ソフトエネルギー運営 グリーン・ポスト 恒任東士(つねとうとうじ)
t_tsuneto@greenpost.jp
投稿: GreenPost | 2005/08/22 10:17