薄膜太陽電池モジュールの量産を開始 / プレスリリース シャープ
" シャープは、奈良県の葛城工場で、新たに薄膜太陽電池モジュールの量産体制を構築し、本年9月より稼動を開始します。
薄膜太陽電池モジュールは、シリコン結晶系の太陽電池モジュールに比べ、少量のシリコンで生産できますが、さらに、LEDと組み合わせた“光る太陽電池(ルミウォール)”や、採光が可能なシースルータイプなど、デザイン性に優れた応用商品への展開が可能です。
シャープでは、太陽光発電の急速なニーズの高まりの中、更なる用途の拡大を目指し、アモルファスシリコン技術と結晶薄膜シリコン技術を融合し、変換効率を従来品に比べ約1.5倍に高めた独自構造の「結晶薄膜タンデムセル」採用の薄膜太陽電池モジュールの提案を進めてきましたが、産業用分野での建材としてのニーズも高まっており、このたび、本格的に年間生産能力15MWの量産体制を構築することといたしました。
■ 稼 動 時 期 :2005年9月"-----シャープ、2005年7月8日発表より
関連サイト
・太陽電池 : 太陽光発電システム
コメント
変換効率は、薄膜(複合)結晶系に近づきつつあります。” 当社従来品比。変換効率7%を11%に向上”。当然、薄膜モノとなれば、Wあたりの単価は安く設定されるはずですが、産業用とすれば数キロW単位の売りは小さいロットとなり、住宅用には供給されないのかもしれません。(t_t)
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