イベント 7/16 小水力利用推進協議会設立記念シンポジウム『マイクロ水力発電はなぜ普及しないのか』
-----イベント案内より-----要事前申込
" 日時: 2005年7月16日(土) 13:30〜17:00(13:00受付開始)
13:30〜14:00は設立総会です(会員以外の方も傍聴いただけます)
パネルディスカッションは14:00からです。
会場 : 新宿NSビル3Fホール(東京都新宿区)
主催者挨拶: 大原一三(前衆議院議員、元農林水産大臣)
パネリスト: 荒木由季子(資源エネルギー庁新エネルギー対策課長、予定)
牛山泉(足利工業大学教授)
竹林征三(富士常葉大学教授)
奈良泰史(都留市政策形成課長)
古栃一夫(早月川電力株式会社)
(五十音順)
参加費: 会員2,000円(当日入会者を含む)、非会員3,000円、学生500円
定員: 300人
主催 : 小水力利用推進協議会(準備会)"
関連サイト
・小水力利用推進協議会公式ページ / 設立総会/シンポジウムの詳細・お申し込み方法
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自然エネルギーを利用した小規模分散型電源として、ここ10年であるていどの地位と法的、運用上、技術的的な足固めが進んでいる太陽光発電、そして風力発電。そして、今、最高の実力と実用度を備えた小水力が注目されている。太陽電池は、夜、荒天時は発電しない。風力も風がかなり強い地点、高度でないと実用風車としては利用できない。両者ともエネルギー的には希薄で、日和的なエネルギー源とみなされることも多い。一方、水車は24時間運転する。そして現在注目されているのが、用水路や小河川で利用される10kW未満のものや、せいぜい数十キロ止まりの小さな水力発電機だ。たかが1kW発電したとしても、24時間で24kWh、月にすれば720kWHとなる。平均的な家庭の消費電力が、300kWh/月程度だから、2件分にも相当する。
太陽電池と比較するとわかりやすい。日に24KWh発電するシステムのだいたいの設備容量は、10kWpにもなる。水車なら1KWでいいのだから、もし安価にシステムが組めて、太陽電池のように一般家庭で発電した電力を電力会社が買い上げてくれれば、河や用水路が利用できる人という特殊な条件であれ、利用者を発掘することが可能だろう。農業関係者なら、沢を管理していることもある。10 - 数十キロの水力発電システムを運用して利益を上げることも可能かもしれない。仮にコストで厳しくととも、地域自立型電源を検討する人は結構いると聞きます。導入にはコストを越えた、技術と自治というあらたなテーマを考える必要がある。というわけで、ご活躍を期待する団体が一ヶ月後に立ち上がります。いろいろな形で、情報交換、交流をお願いしたい自然エネルギーの団体の登場に期待しております。(t_t)
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