太陽光発電 : 県、設備費用の個人向け融資 - - 限度額は200万円 / 栃木 /クリッピング MSN-Mainichi INTERACTIVE
" ◇貸出枠1億円
県は6月から、新たに太陽光発電システム導入のための個人向け融資を始めた。今年度予算から1億円の貸出枠を設け、融資限度額は200万円。全国でも年間の日照時間が比較的長い特性を生かし、新エネルギーの普及を進めたい考えだ。
新融資制度は、年利率1・7%。1日から県内13の金融機関で申し込みを受け付けている。"
-----毎日新聞、2005年6月6日
関連サイト
・栃木県のホームページ /
一般住宅用太陽光発電システム融資制度
コメント
太陽光発電導入になんらかの導入促進のための制度を設けている自治体は増えていると思う。補助をしたり、融資したりが一般的だが、なかには小さなシステムそのものを貸したりする自治体もある。太陽光は、希薄で、夜や荒天の時にあてにできない”日和見エネルギー”だといわれる。しかし、設置方位、設置角度、影などの有無、設置地点特有の条件をある程度把握しておくと、実際どれくらい発電するかが予測しやすいシステムであることも確かなのだ。ただしく、日和見すると、それなりに発電してくれます。ということで、導入効果もかなり把握、計算できるので、融資なども設定しやすい。栃木県の条件は、
【融資限度額】 200万円
【融資利率】 年1.7%
※ 取扱金融機関によっては、別途保証会社の保証料がかかります。
【償還期間】 10年以内
とのこと。仮に、3kWpのシステムを200万円借りて設置したとする。
太陽電池の発電量、だいたいこんな感じかな、ということで、2628kWh/year 程度とする。電気料金をkWhあたり22円とすると、57816円の節約になる。その家庭の消費電力を平均的な値、4000kWh/yearと考えるて、発電量を引くと、消費電力量が1372kWh/yearとなる。月にすると100kWh 強しか消費しない! これが最大のメリット。年間の利息は、3万4千円。稼ぎは、10年で57万円ちょっと。
「最大のメリットは、お金でなく。この省エネ効果にあり」ということです!
たぶんこの計算には、穴があります。ご指摘をお待ちします。
ところで、今回栃木県のホームページをいろいろ見ていたら、新エネビジョンサイトを見つけました。(t_t)
参考サイト
・栃木県 地域新エネルギービジョン
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