風力発電装置「そよ風くん」を4段重ね 10kW級の高出力小形風力発電装置を開発! / プレスリリース 神鋼電機
image(pop up) & text :神鋼電機、プレスリリース、2005.2.28より
" 本年5月から本格販売開始予定
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更にこの度、ユーザー側から更なる高出力タイプを望む声が多数あり、そよ風くんの風車を2段(出力5kW)、3段(出力7.5kW)、4段(出力10kW)とタンデム状に重ね、各風車が受けた風のエネルギーを、1本の軸で発電機に直結させ効率的な発電を行うことにより、発電力を大幅に向上させた高出力タイプの風力発電装置の開発に成功し、本年5月より本格的に販売を開始します。
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風車を4段重ねにした場合、設置敷地としては4m×4m、高さ約12〜14mのタワー状となります。
神鋼電機は、今後、燃料電池の水素発生装置用電源、及び防災センター、大型風力発電装置の補助電源等中規模の発電を必要とするユーザーを狙って拡販して行く予定です。本体価格は(基礎工事、組立工事、輸送費等は含まず)4段重ねタンデム方式の出力10kW級で、14百万円前後を予定しています。
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【そよ風くんの特長】
当小形風力発電装置「そよ風くん」は、長さ2mの4枚のブレード(垂直の翼)で、直径3.2mの風車を縦軸に並べた垂直軸方式(ジャイロミル型)で、高出力タイプの風力発電装置です。
このタンデム方式の「そよ風くん」は風速2m/秒から始動用補助モータもなしで自力で回転し、風速2.6m/秒の風で発電を開始します。
ブレード(垂直の翼)は、沿岸部での設置も考慮して耐塩性に優れた耐食性アルミニウム合金を採用しました。また、風切り音もなく、しかも、4枚のブレード(垂直の翼)からなる風車部は、わが国特有の東西南北のあらゆる方向の風にも対応できるので、効率よく風のエネルギーを捉えて発電することができます。 "
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風力発電機は、やはり実績がものをいいますね。小型風力発電機では、神鋼電機さんのそよ風くんへの期待と実績についての話しを良く耳にします。そして、今度は、4段重ねです! 合計10kWの垂直軸風力発電機です。かなりユニークな形ですが、世界では垂直軸では小型のものを箱の中にならべて、”面”で発電している例もありますが、国内では3段以上というのははじめてだと思います。そよ風くんの、、自治体・企業向け高出力タイプの登場です。
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