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市場の屋根に太陽光発電 年に電気代270万円節約−−高崎市総合卸売市場 /群馬 / クリッピング MSN-Mainichi INTERATCTIVE

" 高崎市総合地方卸売市場(社長・松浦幸雄市長)は12日、太陽のクリーンエネルギーを利用した太陽光発電施設を青果保冷庫棟屋根に設置、4月10日から稼働させると発表した。同施設の最大瞬間発電容量は100キロワットあり、市場の現行契約電力の約11・5%が太陽発電で賄えるという。広大な市場屋根を活用した先駆的な試みで、全国1400カ所以上ある卸売市場で最大規模の発電量となる。 "
-----MSN-Mainichi INTERATCTIVE,毎日新聞 2005年1月13日

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 太陽電池による太陽光発電の100Kwp超える案件の数の増加は、今年も続きそうですね。小さな施設でも、10KWpを超える容量を設備することが増えています。実際の設置にいたらないまでも、新築時に太陽光発電の導入を検討したということがあるという建築家や運営主体の担当者の数は、さらに増えるに違いありません。実数のデーターがないので、それを数字で証明することはできないのですが、国内の太陽電池の利用の割合「一般家庭85%」(2003年某太陽電池メーカーなどの出した数字)は、今後、中、大型案件の増加により、若干一般家庭の締める割合が減少し、数値に変化がでそうだと考えています。もっとも、新築時に太陽光発電を検討しているご家庭の割合も増えているようだから、急激な変化にはつながらないかもしれませんが。
 いずれにしろ、”屋根の上の太陽光発電”は、一定の市民権を持ち始めているのは、確実なようです。太陽電池は、規模の大小にかかわらず、スケールメリット、デメリットが少ない発電方法です。いいかえれば、屋根の上の一枚の太陽電池から、大規模なものまで、導入コストの多少の増減はあったとしても、エネルギーコストは他の発電源と比べるとほとんど変わらないという特長があります。小規模にオンサイトで必要な分だけ発電するということの意味は、使い手とシステムの技術的、そして実際の距離がより小さくなることです。それにより、技術も変わり、使い手も変わっていき、持続的で精神的に豊かな暮らしを手にする可能性が見えてくるといいなあ。(t_t)

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