「冷戦より難問」:ノーベル賞化学者、エネルギー問題に警鐘/ クリッピング CNET Japan
" ライス大学教授で1996年にノーベル化学賞を受賞したRichard Smalleyは、 代替エネルギーの研究に膨大な規模の資金提供をするよう米国に呼びかけている。
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しかし残念ながら、石油生産量は2020年のピークを境に減少する見込みだ。このまま行けば、途上国の人々は暗闇の中での生活を余儀なくされ、先進国の人々は自分たちの明かりを維持しようと苦闘することになるという。 "
-----CNET Japan,2004/12/16
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今回の記事、’石油生産量は2020年のピークを境に減少ということで、代替エネルギーの開発に本腰を入れなくてはならない。2020年まであとわずか15年。課題は、あまりにも重い。
2004年の春に、某所、某団体のイベントで、「化石燃料の安定的な確保が望めるのは、せいぜい2050年までだと考えて行動しなければならないだろうね。良識のある国においては、それまでに石油代替エネルギーの開発導入を勧めなければならない。そして、その良識を我が国がもっているのかは、いまだ’?’」という話しがでた。確かに、石油の可採年は、40年を切ったようだし(参考サイト1参照)、この地震国でさらなる原発依存は許されない。(このままでは、脱原発は夢の夢)となると、太陽、風力、海流・潮汐力、地熱、バイオマス、などの大規模な導入が望まれるが、正直な話しこれも現状ではかなり厳しい。
確かに、
シナリオは、シナリオ。楽観的には、たぶん人類は、この危機を乗り越える方法を見つけるだろう。悲観的には、多くの人が生き残りをかけて厳しい状態におかれるだろう。それぐらいのことしか言えないのではないか?
果たして、このシナリオが正しいかどうかは、石油の可採年、可採量の計算により左右される。可採量については、富士山の1/8程度という恐ろしい数字もあるし、数年前のデーターでは石油は、1998年時点で、可採年 39.9年という数字もある。採掘技術の向上、新油田の開発ということもあるので、このデーターは、伸びる可能性があるものの、、、、(t_t)
参考サイト
・ECCJ・省エネルギーセンターサイト内の、省エネルギーデータ集 2002----- 1.1 世界のエネルギー資源埋蔵量(2000年)
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