未利用水力エネルギー開発に向けて 開水路落差工用発電システム(仮称:ハイドロアグリ)の実証試験実施 / プレスリリース 電源開発株式会社
" 電源開発株式会社(社長:中垣喜彦<なかがきよしひこ>、以下「J-POWER」という。)は、既設水路の未利用落差を水力エネルギーに有効利用するために、株式会社中川水力と共同研究を進めておりました開水路落差工用発電システム(仮称:ハイドロアグリ)について、平成16年4月より栃木県黒磯市にて実証試験を開始しており、平成16年12月まで実施する予定です。
本実証試験は、那須野ヶ原土地改良区連合の協力を得て、同連合の管理する上段幹線用水路で行うもので、電力会社で初めて落差工部に本発電システムを設置し、実際に系統へ連系して運転を行いながら、実用化に向けた調査を実施するものです。
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[発電計画]
・所在地 : 栃木県黒磯市百村地先
・水路名 : 上段幹線用水路(7号落差工内)
・発電方式 : 流れ込み式
・最大出力 : 30キロワット
・落差 : 2.00メートル
・最大使用水量 : 2.40立方メートル/秒 (非灌漑期 1.29立方メートル/秒)
[主要構造物]
・水車 : 立軸カプラン水車
・発電機 : 立軸三相誘導発電機 "
-----電源開発株式会社、平成16年5月11日
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