中国風力発電日本追い抜く 65%増加、126万キロワットに / クリッピング 西日本新聞

" 昨年一年間で中国の風力発電の規模が前年から65%も増加、総発電容量で日本を上回ったことが、業界団体の世界風力エネルギー協会(GWEC、本部・ベルギー)の一日までのまとめで分かった。 "-----西日本新聞、2006/03/01

関連サイト
Global Wind Energy Council / THE CHINESE MARKET

コメント
 126万キロワットといえば、1,260,000,000Wだから、1,260MWですか。THE CHINESE MARKETによれば、2004年時には、700MWだったのですから、急速に伸びましたね。目標は、2020年に20,000MW! 
 日本が、1,230MWですか。結構早く、抜かれましたね。中国は、風力の適地もおおいだろうし、土地は余っているし、分散型電源のメリットが生かせる地勢的なメリットも大きい。だから、競争してもしょうがないけれど、、

 まあ、自然エネルギーに対して、世界に例のない”解列”と”蓄電”を課しちゃったから、風車は失速中と見る向きも多い。電力の安定化のためにやむおえないという話しのようですが、本当のところ、世界に類のないお荷物という指摘もあります。解列については、勉強中です。
 ともあれ、業界では、再生可能エネルギーに世界では追い風が吹いているとみなしているのだから、日本ブランドの風車にもがんばってほしいです。もちろん、中国でも。(t_t)
 
参考資料 / 気象予測に基づく 風力発電量予測システムに関する検討 経済産業省 資源エネルギー庁 平成17年4月26日

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九電・住商 風力発電への参入検討 再生可能エネ法施行で商談 / クリッピング FujiSankei Business i.

"  九州電力と住友商事、それに電力卸売会社の「電源開発」は、中国の風力発電市場への参入を検討している。
..........
用語解説】再生可能エネルギー法
 中国で1月から施行.......... "-----FujiSankei Business i.,2006/2/1
 
コメント
 中国にさまざまな意味で興味があります。文化的には、中国武道に毎日結構な時間をさいています。武当山にはいつか行ってみたいです。さらに、かの国の人口の多さについては、また中国人の”食”に関するどん欲さを拝見していると、当然エネルギーに関する動きにも、興味だけでなく、隣人として関心をもちたざるを得ません。中国の再生可能エネルギー法、アメリカを模倣した部分、さらに自国の条件を加え、今後どのように適用されていくのか、続報をお待ちします。(t_t)
 
中国)関連エントリー最新10


太陽電池メーカーがNY上場、中国本土企業で初 / クリッピング 中国情報局-----ソフトエネルギー、January 12, 2006

中国、エネルギー構造の変化 / クリッピング チャイナネット-----ソフトエネルギー、December 19, 2005

中外合弁で中国太陽光発電市場を開発 / クリッピング 新華通信ネットジャパン-----ソフトエネルギー、December 05, 2005

中国、風力発電を2020年に3000万キロワット・原発並み規模に / クリッピング NIKKEI NET:国際 ニュース-----ソフトエネルギー、November 28, 2005

「エネルギー法」制定準備、米エネルギー法を参考 / クリッピング 中国情報局 searchina.ne.jp-----ソフトエネルギー、November 08, 2005

グリーンピース・チャイナが風力エネルギー普及活動を開始 / クリッピング JANJAN-----ソフトエネルギー、October 11, 2005

GE風力事業部、出力2.5MW風力発電機を国内で建設中の風力発電施設で採用 / プレスリリース 日本ゼネラル・エレクトリック-----ソフトエネルギー、October 03, 2005

中豪合弁の太陽電池生産会社が誕生へ / クリッピング nikkeibp.jp-中国------ソフトエネルギー、September 12, 2005

中国:中古ICチップを太陽電池用に再生、上海で06年生産開始 / クリッピング nikkeibp.jp-中国------ソフトエネルギー、September 08, 2005

中国発展改委、「今後は水力、風力などの再生エネルギー発電を奨励」 / クリッピン-----ソフトエネルギー、August 17, 2005

------以上、(中国)関連エントリー最新10

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中国、エネルギー構造の変化 / クリッピング チャイナネット

" ...........
山西省は中国の著名な石炭産地である。王さんのように、メタンガスを炊事や照明、暖房用の燃料とする人びとがますます多く増えている。
...........
 現在、メタンガス利用者数は1300万人以上に達する。2005年には、中国は10億元の資金を拠出して、メタンガスの普及に努めた。中国の農村では、メタンガス、作物の茎類を代表とするバイオマスエネルギーの利用量は2.5億トン石炭原単位を上回り、農村住民の生活用燃料の約50%を占めるに至った。山西省の中部と南部の一部地域では、メタンガスは農民の冬季暖房施設の重要なエネルギー源となっている。 "-----チャイナネット、2006/01/10
 
コメント
 十年前、中国の農民に普及しつつあるバイオガスシステムとして紹介されたのは、バイオガスキャラバンの煉瓦を積んでドームを作るシステムだった。現在、ぶくぶく農園(旧: 小川町適正技術研究所)のサイトから、若干情報を見ることが出来ます。中国のシステムも現在では進化したのでしょうか?
 ところで、バイオガスキャラバンのシステムは、その後進化して、NPOふうどのホームページから情報をご覧になれます。新しいシステムについてもご覧になれます。(t_t)

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太陽電池メーカーがNY上場、中国本土企業で初 / クリッピング 中国情報局

" 江蘇省の無錫尚徳太陽能電力有限公司(Wuxi Suntech Power)が15日、ニューヨーク証券取引所に上場した。中国本土の民間企業が同証券取引所に上場するのはこれが初めて。15日付で中国新聞社が伝えた。 "-----中国情報局、2005/12/16

関連サイト
Suntech Power Holdings Co., Ltd(E)

コメント
 北京オリンピック、エネルギー関連への投資が動き、中国の太陽電池メーカーの動き、能力にはずみがつき、その勢いのまま、海外へ攻勢をかけていくということなのでしょうか?
 中国製が安く、性能が良ければ日本でも是非販売したいし、購入したいと考えている業者は、結構います。日本にも是非、攻勢をかけてください。
 ちなみに、この記事の会社の太陽電池のラインナップすでにかなりのものですね。

 太陽電池の生産量は、世界一がシャープ。2005年度実績では、3位に京セラ、5位にサンヨー、6位に三菱電機、十位にSuntech,Chinaが入っています。中国最大の太陽電池メーカーのようですね。生産能力は100MWに達するようです。今後の動きに注目したいですね。(t_t)
 
参考情報
Suntech Power Co Ltd-----Green Pages,Eco-web.com
 
[Memo]
Wuxi suntech power suntech-power.com
太陽能力 Taiyangneng-----中国情報局、2005/12/16

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中外合弁で中国太陽光発電市場を開発 / クリッピング 新華通信ネットジャパン

" 1日、記者取材によると、エネルギー業界の世界大手企業BPグループの独資子会社BPソーラーと、中国新疆新能源(エネルギー)股フェン有限公司が共同で中国で太陽光発電製品やシステムの生産、マーケティングを展開することが分かった。 "-----新華通信ネットジャパン、 2005-12-02

関連記事
英BP:西安で太陽光発電事業を展開、合弁会社設立-----中国情報局、2005/12/02

コメント

 中国の太陽電池メーカーは、メモとして残すためにあげてみると、
 大きい順に、Sun Tech、PV Tech、Tianwei Yingli、Solar Cell Factoryだそうだ。いずれも世界的にも上位に名を連ねる。日本からは、京セラが進出している。来年あたり、中国で生産される太陽電池の量は、200MWpになるのではと言われている。(もしかすると、最新のデーターでは、もう超えている?)とうぶん中国では、太陽電池を含めるエネルギー関連への投資が続く。
 ところで、中国製の太陽電池、いっとき設備用としてみかけたが、最近聞きません。オリンピックまでは、国内需要だけでも供給がおいつかないのでしょうね。
 BP solarのホームページに、情報を求めていってみました。
Project Shenzhen - Chinaという情報のみヒットしました。
(t_t)

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中国、風力発電を2020年に3000万キロワット・原発並み規模に / クリッピング NIKKEI NET:国際 ニュース

" 中国政府は風力発電の設備能力を2020年に現在の30倍の3000万キロワットへ拡大し、原子力発電に匹敵する規模とする計画をまとめた。 "-----NIKKEI NET,2005/11/27

コメント
 エネルギーの獲得に対して旺盛な意欲を前面に出してくる中国。すごい、勢いを感じます。それも、”二酸化炭素(CO2)排出権獲得を目指す外資”を期待しての動きと考えれば、そのしたたかに、「あるときは、技術(&軍事)大国。またあるときは、発展途上国」の顔を使い分けるというところに驚きを感じます。
 この記事のついでに

 NIKKEI NET:中国ビジネス特集のヘッドラインを眺めてみてください。いろいろなことを感じさせてくれると思います。
 ところで、現在の大型風車のリーダーはというと、Gamesa (English)のようです。2004年度の累積で、4,404MW。シェアにして51.6%となっています。(SUN&WIND ENERGY International issue 2/2005,p106 WIND ENDGY)
 そのガメサが中国で合弁企業を作っているようです。現在、記事に到達できないでいますが、中国の風力開発で非常に大きな動きがあるということが、ガメサ周辺の情報から得られるという”噂”を聞きました。ガセかもしれないので、慎重に探しています。(t_t)
 
参考エントリー
住友商事株式会社、茨城県鹿嶋市において風力発電事業を実施 / プレスリリース 住友商事-----ソフトエネルギー、October 21, 2005

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「エネルギー法」制定準備、米エネルギー法を参考 / クリッピング 中国情報局 searchina.ne.jp

" 国家発展改革・委員会(発改委)エネルギー局の徐錠明・局長は20日、エネルギー供給の安全保障を目的とした「エネルギー法」の制定を計画していることを明らかにした。中国青年報が伝えた。"-----中国情報局 searchina.ne.jp,2005/10/23

関連情報
中国国家気候センター、「中国近海での風力発電に大きな可能性」-----nikkeibp.jp(日中グローバル経済通信)、2005年11月07日
" 国家気候センターの羅勇・副主任は1日、中国の気象台900数カ所の実測データから、中国近海(水深10メートル)において、海面から高さ10メートル地域の風力エネルギー量は約7億5000万キロワットと推算できるが、実際の近海風力発電は未開発状態にあるとメディアに向け発表した。 "

参考情報

資源エネルギー庁 //
エネルギー白書2005 / 第2部 エネルギー動向
第4節 アメリカ・中国のエネルギー動向

NEDO / 海外リポート / 956号 - 平成17年6月1日 /
" 特 集 米国エネルギー法案の現状と行方(米国) "

コメント
 日本のエネルギー需給にも影響を与えるアメリカと中国。そして中国がアメリカの包括エネルギー法を”参考に”自国のエネルギー法の制定の準備をしているようだ。アメリカのエネルギー法案は、自然エネルギーや水素エネルギー技術への”投資も推進”する一方、原子力発電の再興、拡大へと道を拓くということで批判や懸念も上がっている。エネルギーを大量に消費する二大大国の今後の選択は、そのほとんどのエネルギーを輸入に依存している我が国にも影響が大きいと考えられるので、少しづつ勉強しております。(t_t)
 
関連情報
アメリカで30年ぶりの原子力再興?-----原子力資料情報室、2005/10/8

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グリーンピース・チャイナが風力エネルギー普及活動を開始 / クリッピング JANJAN

" 国際環境保護団体グリーンピース・チャイナは9月17日北京航空航天大学において、“拉風行動”(風力エネルギー普及活動)のTシャツデザインコンテストを開催し、同時に風力エネルギーを紹介したウェブサイトも開通させた。 "-----JANJAN,2005/10/08

関連サイト
支持風力発電 Surewind(English)
GreenPiace China

コメント
 考えてみれば納得なのだが、中国語でグリーンピースは”緑色和平”だそうだ。中国の風力発電今後のびそうですね。大平原、大高地、大山脈、大海原、と設置できる場所はかなりありそうです。リモートエリアでの電力確保に貢献するのは間違いなさそうですね。(s_w)

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GE風力事業部、出力2.5MW風力発電機を国内で建設中の風力発電施設で採用 / プレスリリース 日本ゼネラル・エレクトリック

" GEの風力事業部は本日、2.5MW(メガワット)の風力発電機「GE Wind Energy 2.5」34基(総計出力85MW)を日本の風力発電施設から受注したと発表しました。
今回の契約は、風力発電事業者のクリーンエナジーファクトリー株式会社(本社:北海道根室市)が国内3カ所で現在建設中の風力発電施設にGE Wind Energy 2.5を設置するもので、兵庫県淡路島の施設、兵庫県朝来・穴栗両市境に広がる段ヶ峰の施設、山口県豊北町の施設に、それぞれ建設される予定です。これらの施設は2006年から2007年中の稼動を目指しています。
GE Wind Energy 2.5は2003年に初めて投入されました。GEは、出力1.5MWの風力発電機「GE Wind Energy 1.5」を世界中で3,300基以上製造・導入した実績から得た経験やノウハウを活かし、2.5MW風力発電機の開発・商用化を実現しました。日本においては、既に「GE Wind Energy 1.5」を青森県六ヶ所村の施設に22基、福岡県北九州市響灘に10基、北海道の施設に6基など、日本各地に合計78基が稼動中です。"-----日本ゼネラル・エレクトリック、2005年9月26日

関連サイト
GE Energy / Products & Services / Wind Turbine Services
 2.X MW

コメント

 2.5MWクラスの風力発電機の直径はスペック表を見ると、90mぐらいのようだ。いやーでかい。とはいえ、ヨーロッパでは5MWクラスも登場するようだし、風車の大型化は進んでいる。また、GEがターゲットとするアジアの市場の中心は、中国と思われる。China2020というサイトでは、そのようすがちょっとだけわかって興味深い。(t_t)
 

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中豪合弁の太陽電池生産会社が誕生へ / クリッピング nikkeibp.jp-中国-

" 河北晶龍集団とオーストラリア太陽エネルギー開発公司は、太陽電池生産に向けた合弁会社を設立することで合意した。両社は第1期工事として6000万元を投資し、25メガワット(25兆ワット)の太陽電池生産ラインを建設する。今年末までに生産を開始する予定。 "-----nikkeibp.jp-中国-、2005年09月07日日中グローバル経済通信

コメント
 完成すれば、175兆ワット。つまり175メガワット(10の六乗ワット)となるそうだ。にもかかわらず、記事によれば、これで中国有数の太陽電池生産会社の誕生とある。いったいいくつぐらいの太陽電池メーカーが誕生しつつあるのだろうか? 北京投資後、いやすでに世界にこれらの太陽電池が輸出されるタイムテーブルができあがってくるだろう。もう少しネットで調べて出したい記事だが、情報不足。とりあえず、見切りアップします。(t_t)

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中国:中古ICチップを太陽電池用に再生、上海で06年生産開始 / クリッピング nikkeibp.jp-中国-

" 10回以上使われた集積回路のチップを太陽電池のチップに再生できる作業ラインが中芯国際集成電路公司に築かれている。2006年の第1四半期(4−6月)に生産を開始する見込みで、上海初のシリコン太陽電池チップの生産ラインになる。"-----nikkeibp.jp-中国-、2005年09月07日日中グローバル経済通信

コメント
 かなり面白い工程です。これでも元が取れるということなら、中国おそるべしです。中国では太陽電池のセルをほしがっているという情報が伝わっています。オリンピック景気はまだまだ続きそうですね。

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中国発展改委、「今後は水力、風力などの再生エネルギー発電を奨励」 / クリッピン

" 国家発展改革委員会の張宝国・主任は10日に開催された中国電力フォーラム(China Power 2005)の席上、今後出力30万キロワット以下の発電ユニットの建設を認めず、また水力発電機、風力発電機の建設を奨励していくとの方針を示した。"-----nikkeibp.jp(チャイナヘッドライン),2005年08月12日

関連情報
河北:中国初の海上風力発電所、06年着工へ-----中国情報局、2005/08/12
"国華能源投資公司は、河北(かほく)省・滄州(そうしゅう)市に中国初の海上風力発電所を建設する。発電所の最大出力は100万キロワット、総投資額は約90億元を計画している。11日付で新華社が伝えた。"

コメント

 中国のエネルギー政策は、貪欲に活発に世界で動いているようだ。その触手はアメリカの石油産業から南米、アフリカまで到達している。いろいろな情報がネット上をとびかっている。
 わが国とのからみで言えば、「春暁ガス田、中国側の生産体制整う? 日本政府は抗議-----朝日新聞、2005年08月10日」というニュースも気になる。日本が開発してもコスト高でペイしないとされる大陸棚の油田。日本は、開発コストの安い中国に共同開発を持ちかけて、うまくいけば購買するというつもりのようだが、本当にエネルギーが必要な事態になりかねないのは、資源をもたない日本なのではないかと思う。真剣に、”保険”についても考えてほしい。
 その中国が海上風車の開発にのりだし、再生可能エネルギーにもできることはする、という姿勢で取り組みそうだ。かの地の技術的な蓄積からも目がはなせない。今できることは、真剣にかの地の動きを観察することかもしれない。ちょっと歯がゆい。(t_t)

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日立、中国で発電機事業を強化・水力用部品なども生産 / クリッピング NIKKEI NET

" 日立製作所は中国での発電機事業を強化する。遼寧省大連市にある合弁工場を完全子会社化したうえで、新たに水力発電機の部品や火力発電用脱硫装置などの生産を始める。"-----NIKKEI NET,2005/7/22

コメント

 中国のエネルギーに対するどん欲さは、アメリカの石油産業にまで触手を伸ばしたことで、ますますその強さを増しているように思う。あらゆるオプションを考えている様は、恐ろしくもありしたたかだ。一方我々のエネルギーは、本当に大丈夫か? と考えるとなにやら心許ない。
 話しは変わるが、日立産機の水車の売り方とシステムは面白い。以前に紹介したが、サイトが充実してきた。エネルギー回収システム、面白い規模と位置づけの水力発電装置です。ついでに御紹介。(t_t)

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”新”エネルギーの獲得にも、動きだした中国

" WASHINGTON (Reuters) - The World Bank said on Friday it would lend China $87 million to help expand the supply of renewable electricity in Asia's economic powerhouse and giant energy consumer.-----World Bank lends China $87 mln for renewable energy, REUTERS, Jun 17, 2005"

" The traditional wood fire in rural China is gradually being replaced by one fuelled by cleaner, greener marsh gas.-----Green Fuel Replaces Wood for Rural Households,china.org.cn,April 3, 2003 "

コメント 
 中国が新たに取り組む小水力、風力、バイオマス、地熱、太陽などの新エネルギーの開発に世銀が8700万ドルを融資したということだ。今後、ますます多くのエネルギーを必要とするだろう中国で、すでにある小中の適正技術、代替技術の手法も使いながら、地方の自治、自立を促進する形でのエネルギー利用を進めることができるならば、まだまだ中国は、面白い。

 あとのチャイナネットの記事は、2003年の4月のものだ。お気に入りの翻訳エンジンでは、
 こんな感じになる
 沼の泥炭層から発生するメタンガスを利用する原始的なしくみが、森林伐採をふせぎ、人々の煮炊きのエネルギーとなっている。そして、利用者は、80万から2005年には国家プロジェクトにより1100万軒になると書かれている。このプロジェクトは今も元気に生きているのだろうか? 大規模なプロジェクトを進めるのもいいが、既存のこうした地域に根ざしたプランも活用していってほしいと隣国からエールをおくりたい。
 ところで、現在ではチャイナネットは、日本語でも読める。
 ・チャイナネット、日本語
 今見たら、「小泉首相の靖国参拝についてどう見ておられますか」
  参拝してもよい
  参拝はやめてほしい
  どちらともいえません
  というアンケートがでている。隔世の間がある。情報戦略でも、中国の勢いは目を見張らせるものがあると思います。(t_t)

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イベント 5/16 展望 なつかしい未来に向けて - 中国のバイオマスエネルギー事情

-----イベント案内より-----要事前申込
"  私たちは、化石燃料・核エネルギーから省エネ・自然エネルギー中心にシフトする社会をめざし、調査研究や教育啓発活動を行っている環境NGOです。
  昨年、中国農村部における家庭用の畜産バイオガス利用の急速な進展状況に着目し、現地訪問調査を行いました。そして、今回中国から環境NGO「雲南生態絡網(雲南エコネットワーク)」のメンバーをお迎えし、東アジアにおけるエネルギーの未来と日本の果たすべき役割についてパネルディスカッションを行います。ふるってご参加ください。

◆ 日  時 5月16日(月)13:00〜17:00
◆ 会  場 九段会館・会議室(東京都千代田区九段南1-6-5)
◆ 参加費 2,000円(資料代含む)
◆ スケジュール

挨拶 都筑 建(自然エネルギー推進市民フォーラム)基調報告「中国における家庭用畜産バイオガス利用の現状」
講師 陳 揚松氏 (雲南エコネットワーク代表)※雲南エコネットワークとは雲南省を含む中国西南地域の環境保護と持続可能な開発をめざすため設立された環境NGO。活動の一環として、農村地域の環境改善を目的に政府が進める農村バイオガス利用開発を推進。森林地帯である思茅地区でバイオガス推進のための国際ワークショップを開催。
中国視察報告 報告者/山ヵ 求博(自然エネルギー推進市民フォーラム)
パネルディスカッション「中国に見るなつかしい未来と日本の役割」
    コーディネーター 山地 憲治氏 (東京大学大学院教授)
    パネリスト     劉  麗波氏 (雲南エコネットワーク)
               沖村 理史氏 (一橋大学大学院博士課程)
               山ヵ 求博  (自然エネルギー推進市民フォーラム) ほか
歓迎レセプション (会費3,000円程度)
◆問い合わせ申し込み 自然エネルギー推進市民フォーラム "

 詳細、参加申し込みは、イベント案内をご覧ください。

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省エネ重視に「商機」、新能源法施行へ[経済]/ クリッピング NNA

" 中国政府はこのほど、再生可能エネルギーの開発・利用を奨励する「可再生能源法」を発布した。 "
-----NNA,2005年03月25日

コメント
 再生可能エネルギー利用の世界でも中国の存在感が増しているように思う。理由は、単に情報量の多さなのかもしれないが、大小の水力発電、バイオマスそして風力、太陽光発電とさまざまな国際機関やネットワーク内での積極的な発言も目立つ。かなり力強い印象だ。
 エネルギーの確保に必至なことは間違いない。(t_t)

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中国最大の太陽光エネルギー発電所が稼動開始 / クリッピング People's Online

" 伝えられるところによると、 投資総額が約750万ドル、発電ユニット総出力が1000キロワットの中国最大の太陽光エネルギー発電システムがこのほど、深センで営業運転に入った。 "
-----「チャイナネット」2005年1月26日

コメント
 数ヶ月前の記事だが、中国が自然エネルギーに本気で取り組みはじめたことを感じた記事だったので、昨日の記事同様記録の意味でクリッピングしておきます。

 ちなみに、ソフトエネルギーの中国関連の話題はカテゴリー”121中国”です。

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江蘇:アジア最大の風力発電所、電力問題に効果 / クリッピング 中国情報局 SEARCHINA

" 江蘇(こうそ)省・南通(なんつう)市・如東県では、発電能力85万キロワットに達するアジア最大の風力発電所が建設されている。 "
-----中国情報局 SEARCHINA,2005/03/14

コメント
 実際、ヨーロッパの風車メーカーが中国の企業と技術提携をどんどんしているようです。

 中国では、さらに風力発電機が導入されそうですね。そして、でかい国ですから、中国は。5M級がアジアで建つとすれば、最初にたつのは、かの地でしょうね。
 まあ、でかきゃいいというものでもないでしょうね。台風や急激な風向変化の激しい日本では、こちらにあったものを設備していくということが大事でしょうから。見守っていきたいものです。
 さて、風力発電の話題が非常に多くなっています。しかし、太陽電池も小水力、バイオマスもいろいろなプロジェクトが進んでいます。そろそろ独自コンテンツ(ニュース)なども流せたらいいなあと思っております。(t_t)
 
関連記事
江蘇省の風力発電所建設、国内外企業に向け入札募集へ-----nikkeibp.jp -環境-、2005年03月15日

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GLOBAL WIND POWER CONTINUES EXPANSION (世界では、風力発電の増設ペースは順調にのびている) / プレスリリース GLOBAL WIND ENERGY COUNCIL

" The global wind power industry installed 7,976 megawatts (MW) in 2004, an increase in total installed generating capacity of 20%, according to figures released today by the Global Wind Energy Council - GWEC.

Global wind power capacity has grown to 47,317MW. The countries with the highest total installed wind power capacity are Germany (16,629 MW), Spain (8,263 MW), the United States (6,740 MW), Denmark (3,117 MW) and India (3,000 MW). "
-----GLOBAL WIND ENERGY COUNCIL, 06 / 03 / 2005----(このページから内容の詳細がPDF書類がダウンロードできます。)

発表サイトURL
GLOBAL WIND ENERGY COUNCIL

コメント
 今回のGWECのプレスリリースによると、2004年までの世界の風力発電の各国の設備容量は、

"Germany 16,629MW 35.1%
Spain 8,263MW 17.5%
United States 6,740MW 14.2%
Denmark 3,117MW 6.6%
India 3,000MW 6.3%
Italy 1,125MW 2.4%
Netherlands 1,078MW 2.3%
United Kingdom 888MW 1.9%
Japan 874MW 1.8%
China 764MW 1.6%
Top Ten -Total 42,478MW 89.8%
Rest of the World Total4,839MW 10.2%
WORLD TOTAL 47,317MW 100.0% "
 ということらしい。メンテナンス中か故障が、1割以上ある。さらにアジアでは、昨日のクリッピングのようにインドが、デンマークを急追している。さらにプレスリリースによれば、2004年度の風車の設備容量トップ10は、以下のようになる。
"Spain 2,065MW 25.9%
Germany 2,037MW 25.5%
India 875MW 11.0%
United States 389MW 4.9%
United Kingdom 240MW 3.0%
Portugal 226MW 2.8%
Italy 221MW 2.8%
Netherlands 197MW 2.5%
China 197MW 2.5%
Austria 192MW 2.4%
Top ten -Total 6,639MW 83.2%
Rest of the World -Total 1,337MW 16.8%
WORLD TOTAL 7,976MW 100.0% "
 で、ここで目立つのが中国だ。1年で197MWも設置したのか!? ということで、数年後、現在の中国のペースでいくならば、中国がインドに迫るのも早いかもしれませんね。

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中国 再生可能エネルギーの開発利用を規範し、促進する法律を発表 / クリッピング China Radio International 日本語

-----China Radio International,2005-02-28

コメント
 エネルギー不足の解消が国家戦略上、ますます重要なとなってきた中国。再生可能なエネルギーの開発にも積極的だ。

 とはいえ、エネルギーの解消だけでなく、欧州との関係強化を狙う中国としては、”環境”にも配慮した政策、つまりは京都議定書も意識しながらの国家の舵取りを行うという方向で動かざる終えないということなのかもしれない。いずれにしろ、再生可能エネルギーや環境は次代の中国が取り組むべき課題となることは間違いない。政策を誤れば、食料、エネルギーも不足し、せっかくの経済発展も阻害されかねない。13億の人間が、この地球でさらに繁栄する道をさぐるためには、環境問題、農業、エネルギーなどの問題に取り組まなければならない。隣国のこの課題には、単に影響を受けるというだけでなく、同じ人類として興味あります。
 
関連記事
Changing views change climate-----China Daily,2005-03-05
Bush signs on to help clean air in China, India
U.S.-Germany pact to cut coal emissions
----sfchronicle.com,February 26, 2005

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好調な欧州風力、情報の質、量とも世界をリードする気概感じます!

 以下のようなリポートが専門サイトRenewable Energy Worldで発表された。
・" Industry statistics released by the European Wind Energy Association (EWEA) show that the cumulative wind power capacity in Europe increased by 20% in 2004, to 34,205 MW installed at the end of the year, up from 28,568 MW at the end of 2003. "
European wind capacity grows 20% in 2004-----Renewable Energy World,9 February 2005

 2003年は、どうかといえば23%だったので、このところ風力発電所の設備容量は、毎年20%増となっている。さらにこの傾向は、続き2010年には、かなりの数字になっているかもしれない。
 2003年については----->
European Wind Capacity Expands By 23% in 2003-----Renewable Energy World,01 / 03 / 04)

 これらの情報の出所は、

  European Wind Energy Association (EWEA) で、久々に見にいったらすごいことになっている。資料が見切れないほど上がっている。
 プレスリリース群のヘッドラインには、
”Total installed wind power worldwide could quadruple from 40 GW to 160 GW by 2012 :[2012年までに、世界の風力発電の設備容量は、40GWから160GWへと4倍増とすることが(計算上は)可能です。]”とか”Wind power on course to become major European energy source by the end of decade :[10年後には、風力発電はヨーロッパにおいて主力の発電源となることでしょう]などという言葉がぼんぼんと並び、そして、現在のトップストーリーは、”Kyoto Protocol: Wind power is essential for any Government´s top 5 ´Climate to-do´ list :[京都議定書 : 風力発電は、各国における気候変動対策リストのトップファイブに入っております]”となっています。
 さらに、次代のエネルギービジネス市場として風力発電が有望視されている中国にも熱い視線と各社の具体的な対応が見られます。
”World Renewable Energy leaders announce China wind push :[ 世界の主要な再生可能なエネルギーの企業は、中国が風力発電に真剣に取り組むべきであることを進言します ]

 さらに資料は”2020年までに世界の電力の12%を風力発電で賄おうというWind Force 12の資料”などが European Wind Energy Association (EWEA) Publicationsのページからアクセス、ダウンロードできます。資料読むのが大変なほどです。風車の建設についての、貴重な情報もありました。
 
追加情報
Vestas receives large order for China and establishes local blade factory Vestas,31-12-2004-----風力発電機メーカーのベスタスは、すでに中国での販売とブレードなどの製造工場の建築に動いている。

 欧州風車と中国の動向。目が離せません。(t_t)

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アジア最大級の洋上風力発電所を浙江省に建設へ / クリッピング nikkeibp.jp/建設

" ..........2000キロワットの巨大風車100基を設置する。発電容量は20万キロワットで、アジア最大級の洋上風力発電所となる。 "
-----nikkeibp.jp/建設、2005年01月17日(日中経済インフォメーションセンター)

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 いろいろな意味で中国のことが、なんとなく気になる。昨年末、人口が13億を超えたと伝えられ、一人っ子政策の影響か、老齢化社会への早期の仲間入りも指摘されている。食料、エネルギー、大気汚染、安全保障など、隣国の動向を無視できない。その中国が、風力発電に熱心だという話しは、前から伝えられていたが、表題の記事で大型風車100基を並べる計画というのに、いまさらながら、中国の国土の大きさを感じさせられた。どこ製の風車を並べる予定なのだろうか?
 風力の立地をめぐっては、景観、生き物、騒音、微気象への影響などさまざまな問題も指摘されはじめている。自然エネルギー=”やさしい技術”というわけでもなく、その技術の運用方法への取り組みが世界的に問われている。
 話しは、変わるが10年ほど前に分散型エネルギー研究をしている知人から、中国の農村では、有蓄農家を中心に10万基の小さなバイオガスプラントが駆動していると聞いた。それは、伝統と工夫から産まれた草の根の技術だった。その技術は、日本でも適正技術の普及ということで応用され、日本の農家などにボランティアベースで建設された。牛や、豚、鶏などの糞を利用し、発酵槽でメタンガスを作り、エネルギーや液肥を取り出すというシンプルで導入コストの安いすぐれた技術だ。その技術は、国内で少しずつ育ちつつある。機会があれば、また紹介したいです。
 ところで、今も中国では、その10万の小さなバイオガスプラントは、元気に駆動しているのだろうか。

 繰り返すが、中国のことがなんとなく気になる。グローバリズム経済の名の下に、軍事、エネルギー、情報という分野でアメリカンスタンダードを前面に押し出してくるアメリカの強引さへの恐れと興味とはまた違った、新たな局面を迎えつつあるアジアの大国への興味だ。そして、いずれの大国も、小さな農民や市民の生活を、国の力として生かしていないように思う。環境問題の解決や豊かに暮らすためには、結局は地域・規模分散型の生き方、技術の応用なくして成立しないと思っている。人を支えるには、人が必要だと思う。人々のつながりを強めるような生き方、技術の必要性をますます感じております。
 といいつつ、いつになく長文を書きながら、それでも将来、悠久とも表現される大地に立つ風車を見てみたい。さらには、長年親しんできた太極拳の動きを、のぞむべくば平和に市民が集う大気汚染のない、小さな公園で感じたいと思います。(t_t)

参考サイト
China steps up wind energy production-----www.chinaview.cn ,2004-09-23
 最近興味深く読んだ中国IT関連の記事
もう一つの中国インターネット統計- iResearch-----中国情報局 SEARCHINA,2005/01/07
 バイオガスプラント普及(国内)
ぶくぶく農園-----バイオガス・キャラバンの中心的存在の桑原氏のホームページ。バイオガスプラントに関する情報は、http://www.jca.apc.org/~stet/contentsEnergy.htmlに掲載されています。ぶくぶく農園は、当サイト運営のグリーン・ポストと同じ自然エネルギー事業協同組合REXTAのメンバーです。

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