2016/03/11

震災から5年。本当に多くの人の人生があの日を境に変わりました

 震災から5年。本当に多くの人の人生があの日を境に変わりました。家族や友人たちの人生に影響を与え、そして、ネットでしかしらない人たち、かつての仕事仲間、ずいぶん連絡をとってなかった知人まで、語りだすと心に深い傷を負っている人もすくなくありません。時がとまったようだ、、、そんなことを口にする親しい友人もいました。

 時が止まる。そんな表現でしか、語れないほどのインパクトがあの東北地方太平洋沖地震と、福島第一原子力発電所の苛酷事故にはありました。

 震災から5年。ようやく動きだせる。そんな時節を迎える人々もいます。上のツィートは、私の直後のツィートです。Twilogで3月11日の前後のツィートをみると、 17:13でその日は終わっています。実際には、それから夜中までが大変でした。

2011年03月12日(土)16 tweets
 翌日は、いろいろと連絡。福一の情報もすこしづつ入っています。しかし、昨日のようには、覚えていません。福一で何か大変なことが起こっているのはわかっていました。

2011年03月13日(日) 6 tweets
 情報収集に追われていました。こんなツィートが残っています。

2011年03月14日(月)38 tweets
 東京の国分寺で暮らす私にとっては、4日でだいぶ落ち着きを取り戻しています。福一の状況を一番に気にする。そんな状況も、福島、宮城、岩手とこの年の10月に被災地を回った時の被害の大きさを目にするまで、実感として理解していませんでした。

2011年03月15日(火)44 tweets
 福島第一原子力発電所の状況については、国内外の認識は、まだ下のようなものでした。メルトダウンという認識はなかったのです。

2011年03月16日(水)48 tweets
 知り合いの防災ボランティア、医療関係者などが動きだしている。福島の事故がひどいという認識が広がる中で、すでに現地入りしている友人もいた。事故は、レベル7という懸念が広がる。

2011年03月17日(木)43 tweets
 情報の共有化などの試みが始まってきた。この中には、いまでも貴重な情報を発信しているところがあります。

地震・関連情報 ブックマーク集 / twitter & テキストベース情報-----しなやかな技術研究会、2011/03/14

SAVEJAPAN! PROJECT セーブジャパン! プロジェクト 東日本大地震エリア別救済支援情報サイト-----しなやかな技術研究会、2011/03/17

2011年03月18日(金)36 tweets
 これが、地震、原発事故から1週間の間の記録となって、今でも鮮明に思い出すシーンがいくつもあります。東京国分寺あたりでは、計画停電にそなえて、また原発事故への対応の長期化も意識して、物資を整備する動きが広くみられました。人々は、必至に生活を立て直す努力をしていました。そうした顔を思い出します。
 東北の被災者の状況には比べものにもなりませんが、地震の被害の少ない地域にまで、これだけ広域に危機が広がったのは、福島原子力発電所の苛酷事故のせいです。

 これが、今に至る、そして将来に続く大きな危機として、私たちの前にあります。
 

2016/3/11 のしなかな技術研究会のクリッピング

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2012/06/27

大飯原子力発電所 見つめる目

 2012年5月5日に、最後の稼動する一基となった北海道電力、泊発電所3号機が停止し、国内で稼動する原子力発電所はゼロになりました。そして、2012年6月8日に野田首相が大飯原発3、4号機”再起動”を決め、3号機が7月1日には運転を開始するとアナウンスされています。原子力発電と地震国日本におけるさまざまな検証も行われず、安全確保のための方策もなかばの段階での、愚かな決断です。
 今、多くの目がこの場所、この決断に注がれています。

大飯原子力発電所 見つめる目(Naverまとめ利用)

 これまでは、下の”まとめ”を利用してきましたが、長大になってきたので、上のまとめに移行します。


関連エントリー
平成24年6月8日野田総理会見-「国民生活を守る責務。 大飯原発3、4号機は 再起動すべき」記者会見
 p.2以下に続報をクリッピング


おすすめエントリー
GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/6/24-27日版

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2012/05/15

国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調) / 注目の調査!

 国会事故調 第12回委員会が2012/5/14に開催され、参考人として、勝俣 恒久、東京電力株式会社 取締役会長が招かれました。

国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会

"国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会) NAIIC: National Diet of Japan, Fukushima Nuclear Accident Independent Investigation Commission"

/ 映像(中継・記録) - Ustream : 国会事故調チャンネル

- 委員会名簿 http://www.naiic.jp/wp-content/uploads/2012/01/iinkaimeibo.pdf(PDF)

- 委員会開催情報

"■過去の委員会報告
◆第10回・第11回委員会及びタウンミーティング 平成24年4月21日、22日開会
黒川委員長コメント
議事次第(第10回委員会)
議事次第(第11回委員会)
会議録 ①(第10回委員会)
会議録 ②
会議録 ③
会議録 ④
会議録 ①(第11回委員会)
会議録 ②
会議録 ③
会議録 ④
会議録 ⑤
会議録(浪江町タウンミーティング) 
会議録(大熊町タウンミーティング)  *タウンミーティングの会議録は近日中に掲載予定です。

◆第9回委員会 平成24年4月18日開会
黒川委員長コメント
ワーキンググループ進捗報告
議事次第
会議録 ①
会議録 ②
配布資料

参考人配布資料 ①-1 事故の技術的知見に関する検討
参考人配布資料 ①-2 事故の技術的知見に関する検討(参考資料)
参考人配布資料 ② 東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の 技術的知見について
参考人配布資料 ③ 我が国原子力発電所の安全性の確認について
参考人配布資料 ④ 原子力発電所の再起動にあたっての安全性に関する判断基準
藤崎駐米大使に宛てた米国上院エネルギー委員からの福島第一原発の状態に関する書簡

◆第8回委員会 平成24年3月28日開会
黒川委員長コメント
議事次第
会議録 ①
会議録 ②
会議録 ③
会議録 ④

◆第7回委員会 平成24年3月19日開会
黒川委員長コメント
議事次第
会議録 *近日中に掲載予定です。
プレゼンテーション資料

ヴォロディミール・ホローシャ氏, ウクライナ非常事態省チェルノブイリ立入禁止区域管理庁長官の資料(英語PDF)

Presentation kholosha japan

アナトリー・ゴーラ氏, チェルノブイリ原子力発電所副所長の資料(英語PDF)

From sheltertonsc

レオニドゥ・タバチニー氏, ウクライナ非常事態省水文気象学局中央地球物理観測所副所長の資料(ロシア語PDF)

Presentation by tabachnyi

配布資料

配布資料 参考人略歴  ヴォロディミール・ホローシャ氏 ほか2名

◆第6回委員会 平成24年3月14日開会
黒川委員長コメント
ワーキンググループ報告
議事次第
会議録①
会議録②
会議録③

◆第5回委員会 平成24年2月27日開会
黒川委員長コメント
議事次第
会議録①
会議録②
配布資料

配布資料 参考人略歴 リチャード A. メザーブ 博士

◆第4回委員会 平成24年2月15日開会
議事次第
会議録①
会議録②
会議録③
委員会報告
配布資料

参与一覧(五十音順)
運営規程案

◆第3回委員会及びタウンミーティング 平成24年1月30日開会
議事次第
会議録(第3回委員会)
会議録(タウンミーティング)
配布資料

委員長挨拶及び委員名簿
国会事故調 第3回委員会開催によせて 双葉町長 井戸川 克隆

◆第2回委員会 平成24年1月16日開会
議事次第
会議録①
会議録②
配布資料

委員長代理・主査・ワーキンググループ共同議長名簿(案)
ワーキンググループ構成(案)
福島原子力事故調査報告書(中間報告書)概要 東京電力 fix rev4-1
東日本大震災からの復旧・復旧に関する取組についての中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)文部科学省
東京電力福島原子力発電所事故調査委員会御説明資料 文部科学省

◆第1回委員会 平成23年12月19日開会
議事次第
会議録
配布資料

事故調査委員会運営規程 (案)
対外的情報提供・情報の取り扱いに関する申合せ事項(案)
事故調査委員会・ワーキンググループ構成(案)
事故調査委員会法第10条に基づく調査・検証項目の枠組み(案)

◆福島現地視察 平成23年12月18日~19日
視察レポート
.......... "

関連
・Facebook : jikocho

・Twitter : jikocho

報道
国会事故調に東電・勝俣会長〜「当事者意識なし」あらわに-----Our Planet TV、05/14/2012

東電会長「反省材料多々ある」 官邸との連携で-----北海道新聞、05/14

東電会長「安全対策ほとんど機能せず」-----TBS News、15日01:46

"東京電力の勝俣会長は国会の原発事故調査委員会に参考人として初めて出席し、「安全対策がほとんど機能せず、反省すべき課題が多々ある」と述べました。

 「安全対策がほとんど機能しなくなったことを大変申し訳なく、反省する課題が多々ある」(東京電力 勝俣恒久会長)

 東電の勝俣会長はこのように、安全対策がほとんど機能しなくなったことや総理官邸とのやりとりなどについて反省の弁を述べました。
.......... "

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2012/04/18

朝日新聞世論調査、再稼動反対55%賛成28%。安全基準は70%が信用できない!

再稼働判断に「反対」が55% 朝日新聞世論調査-----朝日新聞、2012年4月16日

"朝日新聞社が14、15日に実施した全国定例世論調査(電話)によると、定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を野田内閣が妥当と判断したことについて、賛成は28%にとどまり、反対は55%にのぼった。内閣支持率は25%で、下落傾向が続いている。....."

コメント
 今回の朝日の電話世論調査、有効回答1779人。

 先日のNHKのアンケートは、有効回答が1068人。これは、ジャブ。賛成15% 中立42% 反対39%。

 そして、ウォール・ストリートジャーナルのネットアンケートは、投票数1万2000票。賛成 7% vs 反対 92%。圧倒的な数字だけど、ネットということで、フック。

朝日新聞 : 世論調査―質問と回答〈4月14、15日実施〉

 朝日新聞の電話アンケート。回答数は、「世帯用と判明した番号は3071件、有効回答は1779人」。全国1万人くらいのアンケートをしてほしいが、まあ大新聞の予算もこんなものでしょう。ということで、賛成28%、反対55%。
 これは、ボディブロー。

 ボクシングの試合であれば、有効打であれば足がとまる。これが続けば、試合全体の勝敗を左右しかねない、ボディブロー。

 そして、朝日の数字で驚くべきは、

「政府は、原発の運転再開の前提になる当面の安全基準を決めました。この安全基準を信頼しますか。信頼しませんか。」の問いに70%が信頼しない。

「電力の需要や供給について、政府や電力会社が示している見通しを信用しますか。信用しませんか。」の問いに、信用しない66%となっていることだ。

 原発再稼動やむなしと答えた人の中には、この夏の電力不足、産業全体に与えるインパクトを心配している人も多いと考えられます。もし、原発の再稼動を慎重に進める時間的な余裕ありとなれば、さらなる慎重な検討、現在の野田政権のあまりに拙速な”政治決断”に否を出す人はさらに増えると思います。

 野田首相、藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相、そして仙谷由人政調会長代行の”再稼動五代官”とも言われるみなさま、国民はあなたがたの安心、安全への取り組みを評価できないのです。再稼動は慎重に、そして、当然今年の夏以降数年間は問題となる電力の”安定供給”への対策に、関西電力に、そしてそのほかの電力管内においても、電力会社、自治体、有識者による対策会議を組織して、有効な対策を取って、国として政治的な責任を果たしてください。

 この事態は、3.11以降ずっと指摘されてきた問題です。無策とすれば、まずは国民になぜ無策かを説明し、国民が知恵を供与し共有でき、このまさに未曾有の国難に国民と国が総力をかけて取り組む姿勢を一刻も早く確立する努力を行ってください。時間的な余裕はすでにないはずです。机上の対策、実際の対策、それで不足する懸念、それらに有効に対処するには、政治の力をみなさんが発揮し、国民が結束してこの大きな脅威に立ち向かうことしかありません。

関連
原発再稼働、58%が反対=廃止派、昨年5月以降最高に-時事通信3月世論調査

" .....再稼働すべきでないと考える人が58%に上る..原発を廃止すべきだとした割合も昨年5月の調査以降では最高となった。
 調査は3月2~12日、全国の成人男女4000人を対象に面接で実施し、1217人から回答を得た。0~10点の段階評価で、「どちらでもない」は5点とする方法で調べた。
 原発の再稼働については、「再稼働すべきでない」(0点)が25.4%と最多で、「どちらでもない」(5点)が21.2%。0~4点の再稼働に反対する意見は計58.5%だったのに対し、6~10点の賛成派は計16.2%にとどまった。
 今後の原発の在り方では、「(廃止、推進)どちらでもない」(5点)20.9%、「速やかに廃止」(0点)20.7%の順。4点以下の「廃止派」は計69.2%となった。
 原発の安全性についても、「まったく安全でない」(0点)と答えた人が27.3%で最も多く、安全でないとする4点以下の回答は計74.4%で、不信感が強いことがうかがえる。
..... "

参考エントリー
大飯原発の再稼働、賛成 7% vs 反対 92% ! WSJ.com 投票のインパクト-----しなやかな技術研究会、2012/04/15

NHK世論調査 原子力発電所の運転再開について 賛成15% 中立42% 反対39%-----再生可能エネルギー GreenPost,2012/4/10

原子力発電所に関する四大臣会合(経済産業省) #再稼動-----自然エネルギー、2012/4/10

大飯原子力発電所、拙速な政治判断による #再稼動 方針に抗議し、撤回を求めます-----しなやかな技術研究会

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2012/04/15

大飯原発の再稼働、賛成 7% vs 反対 92% ! WSJ.com 投票のインパクト

 昨日、4月に入ってから、6回の原子力発電所に関する四大臣会合を行い、内閣として再稼動への結論を得たとして、福井県を訪問した枝野経済産業相は福井県知事に会い、経過を説明。再稼動に向けての福井県としての手続きを要請した。

 野田政権として正式に再稼動に向けて動きだしたわけです。今回、ウォールストリート・ジャーナルの投票には、最初のころに投票して、けっこう反対が多い! のね。WSJの読者すごい! と感動などしておりました。

 そして、終了してみれば、

 大飯原発の再稼働、賛成 7% vs 反対 92%

 経済や政治について、より高い関心をもっている人たちが読者とされる、WSJジャパンが実施した投票としては、この比率。かなりインパクトがあります。

 野田首相、藤村官房長官、枝野経産相、細野原発相、そして、福井にも同行された”再稼動主犯”ともいわれる仙谷由人党政調会長代行の5名の方々、野田首相+4悪人とも巷で言われる(?)かたがたは、ウォールストリート・ジャーナル読んでおられませんか?

 あ、世論なんて関係ねー 大事なのは、短期的な経済政策と国民の安全安心より政局でしたっけ。

関連
大飯原発の再稼働―読者投票を行ってみて-----ウォールストリート・ジャーナル WSJ.com,2012/4/13

".....
13日午後1時半現在で、投票数1万2000票を超えている。これまでJRTが行った投票で最もたくさんの方が参加してくださったのではないか。賛成は7%、反対92%である。寄せられたコメント400通以上は、ほとんどが反対意見であった。
..... "

【投票】大飯原発の再稼働、賛成?反対?----ウォールストリート・ジャーナル WSJ.com,2012/4/13 *受付は終了しました

".....
らしからぬ素早さではなかったか。原発再稼働に向けた政府の動きだ。

野田佳彦首相、枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚は5日、福井県の大飯原発3、4号機の再稼働を視野に入れた新たな原発安全基準について原則了承した。
..... "

参考エントリー
NHK世論調査 原子力発電所の運転再開について 賛成15% 中立42% 反対39%-----再生可能エネルギー GreenPost,2012/4/10

原子力発電所に関する四大臣会合(経済産業省) #再稼動-----自然エネルギー、2012/4/10

大飯原子力発電所、拙速な政治判断による #再稼動 方針に抗議し、撤回を求めます-----しなやかな技術研究会

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2012 4月のクリッピング

クリッピング 2012

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2012/03/19

今日の図版:#CATDAT Damaging Earthquakes Database 2011 Annual Review / Twitterから

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2012/02/21

産総研、パソコンで簡単に日々の被ばく量を把握できる積算の線量計を開発

日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計-----産業技術総合研究所、2012年2月13日

Photo
-----image : ["開発した小型放射線積算線量計(左、中央)と比較のためのSDメモリーカード(右)"] : 同リリースより

" 小型で軽く名札ケースやポケットに入れて持ち運びできる

ポイント
日常生活で携帯し数カ月の連続使用ができる警告機能付きの小型放射線積算線量計
パソコンで簡単に日々の被ばく量を把握できる
無線チップを組み込むことで効率的な全量較正の実現に展開可能

概要
 独立行政法人 産業技術総合研究所【略】(以下「産総研」という)計測フロンティア研究部門【略...........、産総研所内プロジェクト「MEMS技術を用いた携帯型放射線検出器の開発とその応用」において、小型で軽く、名札ケースやポケットに入れて持ち運びでき、長期間の連続使用が可能な放射線積算線量計を開発した。

 この放射線線量計開発は産総研のカーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動X線源開発の小型化・省エネ化技術を応用したものである。今回開発した放射線積算線量計を用いることで、パソコンなどを通して、日々、個人の放射線被ばく量を知ることができる。放射線量の高い場所を避けることなどによる個人の被ばく量の低減が可能となり、ひいては、住民の安全性向上への貢献が期待できる。

 この開発の詳細は、平成24年2月15日~2月17日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるnano tech 2012 第11回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議の産総研ブース特別展示「震災に立ち向かうナノテクノロジー」の一環として発表される。
..........
開発の社会的背景
 平成23年3月の東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所での事故は、福島県を中心に放射性物質を広範な地域に拡散させた。拡散の状況は、風向きや天候の状態のほか、枯れた落ち葉が堆積する、あるいは雨水が溜まりやすいなどの地形的な影響により異なるため、局所的に放射線量の高い場所が存在することなどが特徴としてあげられる。このことから、各個人(特に児童・生徒)がどの程度の放射線被ばくを受けているか、生活の中でどのような場合に被ばく量が高いのかを知りたいという要望が高まっている。

 個人用の放射線線量計を一人一人が携帯し、日々の放射線被ばく量を自宅などで手軽に知り把握することができれば、不要な放射線被ばくを避けることが可能となる。特に被ばく量を最小限に止めたい児童・生徒が携帯できる、装着負担の少ない小型放射線線量計の開発が緊急に求められている。

研究の経緯
 個人用放射線線量計の早急な実用化のため、産総研全体の研究ポテンシャルを結集した産総研所内プロジェクト「MEMS技術を用いた携帯型放射線検出器の開発とその応用」を立ち上げ、研究開発を遂行している。

 今回、産総研所内プロジェクトにおいて、小型、低消費電力で、一定時間ごとの線量を記録でき、高線量下ではLEDやブザーによる警告機能を持つ、量産可能な小型放射線積算線量計を開発した。これは産総研がカーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動可搬型X線源の開発(2009年3月19日 産総研プレス発表)で培ってきた小型化・省エネ化技術を放射線線量計開発に応用したものである。

研究の内容
 開発した放射線積算線量計の本体部はSDメモリーカードよりも小さく、3 Vのボタン電池1個で駆動する(図1)。この本体部に電池やブザーを付けてケースに入れた放射線積算線量計(重量10~20 g)を試作した(図2)。これらの放射線積算線量計を、図3のように名札ケースに入れたり、あるいは衣服のポケットなどに入れて携帯し、放射線線量を計測・記録することができる。

Fig1
-----image ("図1 SDメモリーカードと小型放射線積算線量計本体部") : 同リリースより

Fig2
-----image ("図2 試作した小型放射線積算線量計①バッジ型、②、③ストラップ穴付き。①と②は直径20 mm、③は直径24.5 mmの3 Vボタン電池を使用。") : 同リリースより

Fig3
-----image(”図3 名札ケースに入れた小型放射線積算線量計”) : 同リリースより

積算線量計の記録は、パソコンなどで電気的に非接触の光通信アダプターを介して読み取り、図4のように放射線の積算の被ばく量や、一定時間(1時間や1日)ごとの被ばく量の推移を知ることができる。

Fig4
-----image(”図4 小型放射線積算線量計の測定記録のパソコン表示画面の例”) : 同リリースより

表1に今回開発した放射線積算線量計の主な仕様を示す。測定・表示可能な被ばく量は、0.1 µSv(γ線)からとなっている。この放射線積算線量計は、半導体方式で放射線を検出しているが、半導体方式は衝撃などによるノイズを誤検出する場合がある。そこで、衝撃センサーにより誤検出の可能性の高い信号を除外する機能も備えている。線量と時間データを内蔵する記憶素子に保存し、随時読み出すことにより、その時点での放射線被ばく量を知ることができる。放射線積算線量計の内部では、線量率のレベルも監視しており、ある一定以上の線量率を検出した場合にはLEDの光やブザーの音により装着者に警告することができる。電源は3 Vのボタン電池1個で、直径20 mmのボタン電池なら約2カ月、直径24.5 mmのボタン電池なら半年以上の連続的な使用が可能である。

Table
-----image(”表1 開発した小型放射線積算線量計の主な仕様”) : 同リリースより

開発した線量計は図5に示すような、個人(特に児童・生徒)の日常生活における放射線の被ばく量を把握する個人向け用途を目的としており、自宅から学校・職場、および公園での遊びやドライブなどの日常行動においての使用を想定している。この放射線積算線量計を携帯することで児童・生徒などが、日々の放射線の被ばく量をモニターし、どのような状況で被ばく量が高いかを把握して対策をとることで、放射線の被ばく量を最小限に止めることができると期待される。

Fig5
-----image(”図5 個人向け小型放射線積算線量計の利用イメージ”) : 同リリースより

線量計の展開
 この産総研所内プロジェクトでは、産総研全体の研究ポテンシャルを結集し、今回開発した線量計の技術を基に、さらに複数の放射線検出器を開発している。

 1つは、消費電力がきわめて小さい無線チップを組み込んだ無線機能付き小型放射線積算線量計である。データ通信の無線化により、アダプターを使わず直接スマートフォン上で日々の線量がわかるなど、非常に簡便に被ばく量の把握ができるようになる。例えば、児童・生徒などが携帯している線量計の情報を、保護者がスマートフォンで適宜、確認することが期待できる。さらに、無線化による効用としては、較正に掛かる作業コストの大幅低減による、大量の積算線量計の効率的な全量較正の実現がある。将来的には、全量較正された均一な感度特性をもつ無線機能付き小型積算線量計による、信頼性の高い個人被ばく量の把握を目指している。

 もう1つは、GPS機能付き携帯型線量率計である。既に文部科学省による放射線分布マップなどで、おおよその放射線量の空間分布は評価されているが、自宅周辺などの局所的な放射線の線量率分布はまだ十分に得られていない。そこで、GPS機能付き携帯型線量率計により、ホット・スポットを含む道路毎などの詳細な線量率マップが実現すれば、例えば個々人が無用な被ばくを避ける行動をとったり、自治体においては効果的な除染計画を策定することができ、地域単位での総合的な被ばく量の低減が期待できる。

今後の予定
 放射線検出器について、今後、使い勝手の向上、さらなる省電力化、計測線量値の信頼性の向上などに取り組むとともに、安価に入手できるようにするための量産化技術を確立し、できる限り早い時期の実用化を目指す。

.......... "

参考動画
日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計

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2011/12/14

イベント 1/14-15 脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA

-----イベント案内
/ News
/ 問い合わせフォーム-----(要事前申込。入場券購入)----以下のテキストはメール案内より

Banner_240_120
-----image : リンクバナーより

" 「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」(2012.1.14-15)
  参加・賛同のお願い
***************************

 寒気の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 この度、2012年1月中旬に「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」という大規模な国際会議を開催する運びとなりました。日程は2012年1月14~15日、会場はパシフィコ横浜となります。

 脱原発を実現させるため、国内外から約100名のゲストを招き、様々な展示・参加型ワークショップや広範なテーマのレクチャーを組み合わせて、国内外に大きな影響力をもつイベントを予定しています。会議に至る過程の中でも事前キャンペーンを展開し、「脱原発」に対する国内外の声を集めると共に、互いの経験に学びあう場をつくります。また、世界の叡智を結集し、原子力に頼らない社会をつくることが現実的に可能であることを明らかにしたいと考えています。世界の注目が集まるこの会議の中で、福島の現状を伝えていくことが、「放射能」や「原子力」といった巨大な課題に立ち向かう大きな世界のうねりとなることを信じ、準備を進めております。

 この構想に対し、マイレッド・マグワイアさん(北アイルランド)や、ジョディ・ウィリアムズさん(アメリカ合衆国)ら「ノーベル女性イニシアティブ」(ノーベル平和賞を受賞した女性の平和活動家らが集う国際組織)のメンバーを始め、その他の国際NGOの方々が強い関心を示し、応援してくれています。また、現在レベッカ・ハルムスさん(元欧州緑の党代表)、ミヒャエル・ザイラーさん(元ドイツ原子力安全委員会委員長)やマイケル・シュナイダーさん(エネルギーと原子力政策に関する独立コンサルタント機関代表)、他にもケニア、ヨルダン、モンゴル、韓国、中国、マーシャル諸島、オーストラリア、スイス、ベルギー、インド、インドネシアからも様々なゲストが参加を表明して頂いています。

 この大規模な構想を市民の賛同金をもって準備し、私たち市民の手で成功させていきたいと思います。世界会議の実行委員会は、ピースボート、環境エネルギー政策研究所、グリーンアクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、国際環境NGO FoE Japanの計6団体で構成しています。広範な人々による支援および参加を得るために、一人でも多くのみなさまに「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」に参加・賛同をたまわりたいと思っております。

 具体的には、以下のことにご協力いただけませんでしょうか。

【1】賛同金のお願い
 賛同金によって、この会議を支えてください。
個人1口  2,000円
団体1口 10,000円
※団体からの賛同金をいただきましたら、賛同団体としてウェブサイトに記載させていただきます。

http://npfree.jp/about-conference.html

振込先: 略 -> 賛同金のおねがい

【2】応援のメッセージをお寄せください。
 上記賛同金と合わせて、この世界会議への期待や応援のメッセージをお寄せください。ウェブサイトにてご紹介し、会議の広報に活用させていただきます。

ウェブサイト:http://npfree.jp/msgboard/list.html

【3】本会議を、お持ちのネットワークを通じて広めてください
 「脱原発世界会議」をより多くの皆さまに知っていただき、会議への参加、賛同、協力の呼びかけをお願いいたします。ホームページでの特集やリンク、また、twitterやfacebookなどのソーシャルネットワークでアカウントをお持ちであれば、ぜひ「脱原発世界会議」の開催情報などを広めていただければと思います。

ウェブサイト:http://npfree.jp/sanka-hoho.html
twitterアカウント:@DATSUGENPATSUtw
facebookアカウント:http://www.facebook.com/npfree.jp
リンクバナー:http://npfree.jp/banner

【4】当日、ふるってご参加ください。
 入場チケットは、12月14日より、公式ウェブサイト(http://npfree.jp)やローソンチケットにて販売を開始します。一人でも多くの参加をえられるよう、お仲間の皆さんに広めてください。

【5】その他、この会議を成功させるために具体的な協力を実行委員会からお願いする場合がございます。その際にはどうぞご協力くださいますようお願いします。


詳しくは、以下ウェブサイトもご覧ください。
 http://npfree.jp/about-conference.html


「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」実行委員会
実行委員長 吉岡達也

事務局・連絡先
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 B1
ピースボート内 「脱原発世界会議」事務局
Tel: 略
.......... "

関連
Twitter : 脱原発世界会議 / チケットの購入方法

Ustream : 111213_脱原発世界会議2012YOKOHAMA プログラム発表記者会見

 詳細、お問い合わせは、イベント案内をご覧ください。

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2011/12/13

東芝、簡単に放射線ホットスポットを可視化できるポータブルガンマカメラを開発

 東芝は、放射線量を色の変化で表示できる、持ち運び可能なポータブルガンマカメラ装置開発したと発表しました。地域において均一ではない放射線量を面的に測定把握し、局地的に放射線量が高い「ホットスポット」の発見を迅速に行える技術として期待されます。

 この装置は、福島第一原子力発電所の建屋内の調査のために使用した東芝製のガンマカメラの性能を向上させ小型化したもので、9.8kgと小型軽量で持ち運びが可能、バッテリーで3時間屋内外を問わずさまざまな場所で利用できるということです。(AC100V電源に対応)

プレスリリース / 東芝、2011年12月13日
放射線ホットスポットを可視化するポータブルガンマカメラ装置の開発について
-----image : 同リリースより

Toshibagammacamera

" .....放射線量を色の変化で表示できる、持ち運び可能なポータブルガンマカメラ装置を開発しました。12月中に福島市と共同で実証実験を行うとともに、2012年初頭から中央官庁や地方自治体などに提案活動を開始します。

 新装置は、放射線センサで測定したガンマ線とビデオカメラで撮影した映像を信号処理装置で重ね合わせることにより、放射線の量を色の違いで表示する装置です。放射線量が高い場所を赤く、低くなるにつれ黄色、緑、青と色を変えて表示し、目に見えない放射線を色で識別する事が出来ます。

 放射線量は地域において均一ではなく、局地的に放射線量が高い「ホットスポット」が存在します。従来、道路や公園、家屋などの放射線量は放射線測定器で計測していますが、「ホットスポット」を特定するには時間がかかりました。それに対して新装置では、放射線量の高低を画面上に色の変化で示すと同時に、短時間で広範囲を計測することができるので「ホットスポット」の特定が容易になり、除染作業の効率化が図れます。また、除染後にも撮影することで、放射線量が低下した事を確認出来ます。さらに、9.8kgと小型軽量で持ち運びが可能なため、屋内外を問わずさまざまな場所で利用できます。

 新装置は、福島第一原子力発電所の建屋内の調査のために使用した当社製のガンマカメラの性能を向上させ小型化しています。当社独自の半導体検出素子の実装技術や信号処理・データ処理技術により感度・測定性能を約30倍以上注1高めました。これにより、0.1μSv/h(1mSv/年)という、低い線量率における「ホットスポット」を特定する事が出来、発電所のみならず、発電所の外でも測定が可能となります。さらに、新装置は、周囲からの放射線を遮蔽しながら放射線映像を取得するための遮蔽体設計の最適化や電子回路のコンパクト化により、約50%注1の軽量化を実現しました。

 当社は、今後も最先端の技術開発を進め、被災地の復興や社会に貢献できるよう努めてまいります。

注1: 福島第一原子力発電所の建屋内で使用した当社従来機種との比較。

新装置の概要
装置名 ポータブルガンマカメラ
重量 9.8kg
外形寸法 380(L)×110(W)×241(H)mm
電源 AC100V/バッテリー
バッテリー駆動時間 3時間
放射線センサ 半導体検出素子(128個)
撮影範囲 視野角:60°
.......... "

コメント続き
 しな研で、放射線の測定器を扱うなど、3.11以前は考えてもみませんでした。私も10月の末に太陽電池の設置を南相馬で行うプロジェクトに参加し、屋外のテントで6日間生活するのにあたって、簡易の積算線量計を持参しました。現地で、他の二人の線量計などと比較したり、いくつかの装置であちこち測定してみました。本当に、核汚染の濃度は一様ではなくまだらに汚染されていました。これを面的に把握することが必要だということを、強く感じました。日本は、すでに汚染地帯、特に東日本に存在するホットスポットのことを考えれば、子供たち、これから子供を育てる世代のためにも的確で長期にわたる観測と正確で迅速な情報公開を自治体と国に求めていかなくてはなりません。大変な時代になってしまったことを肝に銘じましょう。(2t)

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2011/09/06

NTTドコモ、日本電気、マイファーム、東日本大震災により被害を受けた農地復興支援を開始。塩害土壌改良材と各種センサーネットワークを活用

 NTTドコモ、日本電気とマイファームは、東日本大震災により塩害を受けた農地の復興に向けた業務提携を発表しました。 マイファームが新たに開発した塩分を分解する微生物を活用した塩害土壌改良材と、ドコモおよびNECが農地に設置する、環境センサーネットワーク対応のセンサーにより、降雨量や土壌の塩分濃度等を計測し、本改良材の効果測定を行うということです。測定されたデータは、NECのクラウドサーバに送信・蓄積されます。そして、本改良材の販売時に塩害を受けた農場にデーターは無償で提供され、同改良材の普及に向け活用されるということです。

プレスリリース / NTTドコモ、2011年8月25日
東日本大震災により塩害を受けた農地の復興に向けた業務提携について

25_002
-----image(塩害を受けた農地への観測センサーの設置イメージ) : 同リリースより

" 塩害土壌改良材と各種センサーネットワークを活用して農地復興を支援
 株式会社マイファーム(本社:京都府京都市、以下マイファーム)とNTTドコモ(以下ドコモ)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、以下NEC)は、東日本大震災の津波により塩害を受けた農地の復興支援事業に関して、業務提携を行うことに、本日合意をいたしました。

業務提携の趣旨
 2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響の津波による塩害により、東北地方の太平洋沿岸の多くの農地では耕作が出来ない状態となっております。
 そこで、3社はマイファームの有する塩害除去の技術と、ドコモやNECが有する各種センサー活用のノウハウを活かすことにより、塩害を受けた農地の復興に貢献してまいります。

業務提携の内容
 塩害土壌改良材による農地の再生
 マイファームが新たに開発した塩分を分解する微生物を活用した塩害土壌改良材 1 は塩害を受けた土壌に混ぜこむことで、農地を再生することができる土壌改良材です。今回の業務提携により、3社は本改良材の普及に向けた取組みを行ってまいります。なお、本改良材はマイファームにて生産を行い、マイファームは自らが支援する東北の農家の農地再生を行います。また、塩害を受けた農家などに対して土壌改良材の販売を2011年9月から開始する予定です。

環境・農地用センサーによる効果測定
ドコモおよびNECはマイファームが支援する塩害を受けた農地にドコモの環境センサーネットワーク 2 のセンサーおよびNECの農地用センサー 3 を設置いたします。各センサーにより降雨量や土壌の塩分濃度等を計測し、NECのM2M(Machine to Machine)サービス基盤を活用して、本改良材の効果測定を行います。測定されたデータは、本改良材の販売時に塩害を受けた農場にデータを無償で提供することで、本改良材の普及に向け活用してまいります。
3社は、一日も早い被災地の農業の復興に向けて、活動してまいります。

1 マイファームが震災後に新たに開発した、塩分を除去する微生物および数種類の土壌改良材を配合して開発した天然の土壌改良材です。
2 全国のロケーション約2,500カ所に、降雨量など大気のデータを計測するセンサーを設置し、携帯電話ネットワークを活用し収集するネットワークです。計測データは企業や自治体へ提供しています。
3 土中の温度、水分や塩分濃度、さらに周辺の日照量、温度、湿度を計測し、その計測データをNECのクラウドサーバに送信・蓄積する機能を有します。
.......... "

関連
東日本大震災により塩害を受けた農地の復興に向けた業務提携について-----日本電気、2011年8月25日

東日本大震災により塩害を受けた農地の復興に向けた業務提携について-----マイファーム、2011年8月25日

De-Salting Northern Japan-----cleantechnica.com,September 4, 2011

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