広がる水道関連施設への小水力発電の導入。山形県で新たに運開!
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— greenpost (@greenpost) January 14, 2015
コメ-
昨年末、山形県で水道関連施設を利用した小水力発電施設、35kWの規模の天童量水所小水力発電所が運転を開始しました。小さな規模にも見えますが、基本24時間発電する水力発電ですから、同じ規模の太陽光発電の8倍程度の貢献度が期待できます。8倍とすれば、太陽光発電所にして280kWの出力規模に相当することになります。
こうした水道、そして下水関連の未利用な水の位置エネルギーを利用した小水力発電の実例もだんだん増えてきています。これが、さらに全国の自治体で利用されることにでもなれば、大きな数字になります。
こうした上下水道関連や工場の既存の導水・用水管を利用した水力発電の場合、工事やメンテナンスの簡単さもコストとともに重要な要素です。なによりも、本来の水の流れや役目を阻害してはなりませんから、その信頼性も問われることになります。
全国で実例が増える中で、こうした小水力発電専用の機器の開発も進みます。
未利用な水の”エネルギー資源”としての広がりにも注目しましょう。
関連
・山形県、35kW天童量水所小水力発電所を運開。田中水力のリンクレス・フランシス水車を利用-----ソフトエネルギー、2015/01/14
参考
・ダイキン工業、富山県南砺市で管水路用マイクロ水力発電(最大15.3kW)を実証実験-----ソフトエネルギー、2014/11/13
・群馬県、水道用水を用いた水力発電所、60kW新田水道発電所を運開-----ソフトエネルギー、2014/10/03
・東京都水道局、340kW小水力発電設備を葛西給水所内に完成。売電開始!-----ソフトエネルギー、2013/10/02
・富山県、二上浄化センターに放流水利用の10kW小水力発電設備が完成-----ソフトエネルギー、2013/02/21
・東京発電、さいたま市水道局大宮配水場に水の余剰圧力を利用した50kW水力発電所を設置-----ソフトエネルギー、2011/05/20
・奈良県生駒市、自治体初となるFIT適用の40kW山崎浄水場小水力発電施設をお披露目-----ソフトエネルギー、2013/03/14
・安城市が上水道で水力発電 / クリッピング 中日新聞-----ソフトエネルギー、2006/03/29
[ ソフトエネルギー カテゴリー : 水力発電 ]
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