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2016/02/29

世界でもっとも”グリーン”なビルとは? シアトルのブリットセンター Bullitt Center の紹介

 ネットエネルギーゼロのビル。まず頭に浮かぶのが、極省エネにして太陽光発電で電力を賄うというような電力自給のビルディングです。
 ということでネットで調べてみると、世界でもっともグリーンな商業ビルはシアトルのブリットセンターだという記事を発見しました。この下の記事は、つい先日刊行された「The Greenest Building: How the Bullitt Center Changes the Urban Landscape(@amazon)」の紹介だったのですが、

The Greenest Building: How the Bullitt Center Changes the Urban Landscape-----Living Future Ins., January 21, 2016

 シアトルに2013年に建設された、ブリットセンター Bullitt Centerは、敷地面積4645平方mの6階建ての商業ビルです。当初から環境に配慮し、エネルギー的にも自立した設計を盛り込んで立てられています。同ビルの機能紹介のページには、紹介すべき17のポイントが紹介されています。その中でこのビルを特長づけていると思われるのは、屋根の太陽電池により電力はすべて賄われている。トイレのし尿は、コンポスト化され肥料と水分ともに植物の生育に供されている。暖房効率、快適さを実現するように屋内空気環境とその循環が整えられている。さらにこれらのエネルギーと水の利用量や、空気のデータは、リアルタイムに表示されて、利用者にこのビルの機能を知らせることができる、など。
 このビルの総工費は、約3000万ドル。建設されてから、数々の賞に輝いている。シンプルなデザインで、強省エネと先進のデザインを組み合わせたビルとなっているようです。


関連
Bullitt Center
Bullitt_center_hp
----image : 上記サイトより
/ Building Features


参考
 このビルの様子がわかる記事と動画を紹介しておきましょう。

Bullitt Center(ブリットセンター):シアトルで成功した太陽エネルギープロジェクト-----Mother Earth News,2015/10/23

Daniel Blumberg assignment 4 Precedent Conditions Research Bullitt Center

(Daniel Blumberg、2016/02/07 )

コメ-同ビルの建築中、運用中の写真を紹介するコーナーもおすすめです。働いている人も自由な感じで、くつろげそうなビルですね。


2016/2/26 のしなやかな技術研究会のクリッピング

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2016/02/26

採蜜の革命! Flow Hive 蜜蜂巣箱の秘密は独自のハニカム構造にあり

 ミツバチの巣箱と蜜の採集の仕方をレクチャーしていただく機会が最近ありました。手仕事の場合、手間がかかり、技術と経験の世界でした。
 また、数年の施行さくごの後に、日本みつばちの養蜂に成功し、何年も行っている知人の経験も少し見たことがあります。いずれも、昆虫を使った遊牧という感じで、部族的な香りのする深い生活感にあふれたものでした。

 結果、養蜂には腰をすえて相当の勉強をしないとできないんだなと考えてきました。実際は、いくら便利な道具を使っても大変な世界なんでしょうが、昨日ネットでみかけたこの蜜蜂巣箱Flow Hiveの動画を見たときには、驚きました。すごい、あのハニカム構造の蜜ろうの巣を壊さずに蜜を採集し、また元に戻せるということに奇跡のような驚きを感じました。これが、実際に日本の現場で役に立つのかどうか? それは、研究してみないと判断がつきませんが、とにかく紹介しておきます。採蜜の革命! Flow(TM) Hive 。

Flow(TM) Hive Full Reveal

(FlowHive、2015/02/22 )

 中の蜂蜜が蓄えられるフレームと呼ばれる部材を取り出し、その仕組みを紹介したのが下のビデオ。通常は取り出すことなく、基本的になんども巣として、そして採蜜時には、構造がスライドして蜜を取り出し、そしてもとに戻せる。これにより、継続的な採蜜が可能だという。画期的な巣箱だと思うのだが、専門家に意見を聞いてみたいところです。

Bench Test Flow Frame

FlowHive、2015/03/03 )

関連
Flow(TM) Hive
Flow_hive_hp
-----image : galleryより

Flow_hive_hp_store
-----image : Shopより
コメ-上の写真のUS$699のセットが基本的なセット。商売用のシステムなども取り扱っています。4月からの出荷と書かれています。おもしろい。頭の中にミツバチの飛ぶ、お花畑が、、、。


2016/2/25 のしなやかな技術研究会のクリッピング

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2016/02/25

2016/2/24 のしなやかな技術研究会

 日本近辺の夜の衛星画像では、北朝鮮の闇が有名ですが、こうしてみるとアフリカもまたまだ”暗黒”の大陸です。

 リンク先の動画では、

"In this video:
00:11 Story of Fatma and Peter, rural to urban migrants in Tanzania
01:34 Facts on urbanization in Africa and related factors (manufacturing, population sprawl, urban density and investments in infrastructure)
04:51 Commercial and residential land use patterns: are jobs concentrated in cities?
06:08 How commuting options limit opportunities for jobs
06:53 Imagining African cities that work for a more sustainable future"

 これから急激に人口が進むとされるアフリカのインフラ整備と絶えない紛争の終演をもたらす可能性がある経済的な発展をどう両立していくのか? これからもむずかしい課題が山積しています。

 上のツィッターで参照されている記事には、アメリカ大陸の夜の衛星画像が引用されています。こちらは明るいが、今回の大統領選挙の行方しだいで今後の姿に変化が現れるかもしれません。予備選で3勝を挙げたトランプ氏。こんな候補が支持されるアメリカの現実、いろいろ我が国の状況とも合わせて考えさせられます。

 そのアメリカが今後10年で再生可能エネルギーですべての電力を賄うというシナリオが以下の記事で研究されていました。

100% Renewable Energy: What We Can Do in 10 Years-----Resilience,FEB 23, 2016


 ところで、上のサイトの名前 resilience の意味をご存知でしょうか? 辞書的には、名詞で病気や困難からの回復力。また製品などの変形が元の形に戻る弾力性や復元力という意味です。この単語は、持続可能性を考えるうえで重要な単語です。現代のエネルギー、社会的、文化的なさまざまな困難からの回復性を意味する単語として使われるからです。
 実は、この単語がしなやかな技術研究会の”しなやか”という言葉が意味するものとして英語では使っているものです。
 私の名刺には、形容詞のresilientを使い

 しなやかな技術研究会 
 Alternative Technology Research Group for the world of resilient communities

 と記させていただいています。この単語のイメージは、

・Google 検索 : resilient communities とは-resilient communities のimage


参考

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2016/02/24

2016/2/23 のしなやかな技術研究会

 日本の電動アシスト自転車は、アシスト力や効かせ方に一定の決まりがあり、あくまでもアシスト。しかし、海外の事情はまったくことなります。抑制的なヨーロッパでさえ、結構パワーのある電動自転車が快走しています。まあ、日本の道路や環境を考えれば、一定の歯止めをかける必要があるのは理解できるのですが、時にはそんなパワーあふれる電動自転車 E-bikeにまたがって見たいと思うこともあります。

 以前まとめたこれに、新しい”化け物”を加えました。

世界の電動アシストバイク e-bike とんでもなパワーで”爆走中”(Naverまとめ)

 p.2に加えたのは、W.A.V.E. Cycles Edge 10000W High Performance E-Bikeです。日本のの電動アシスト自転車のパワーは250W程度、欧州では500Wまで、たまに800W程度のもーたーを搭載していることもあります。
 しかし、これは10000Wです。キロに直せば、10kWのモーターを搭載しているのです。電気自動車の省エネを意識した設計の場合、搭乗者一人につき1kW-2kWを割り振ればだいたい、動く電気自動車ができると言われていることと比較しても、この10kW。軽い自転車の車体に乗せて、人一人が走るには、十分すぎるパワーを備えていることがわかります。
 では、まずはその走りを見てみましょう。

Edge 10000W High Performance 50mph E-Bike Fast Racing Electric Bicycle

W.A.V.E. Cycles、2016/02/02)

 地味に動いているように見えますが、圧倒的なパワーがなくてはできない動きです。電動自転車というより、100CCぐらいのトライアルバイクの動きに似ています。製品版 Edge Elite 10000Wのお値段は、$ 7,999.00です。まあ、自転車というより、カスタムモトバイクの値段です。
 広い国土の国で交通事情が許せば、一度は乗ってみたいです。

 
関連
W.A.V.E. Cycles Personal Bikes

LA ebike.com
/ Edge Elite 10000W $ 7,999.00
Beautiful_main_pic_1024x1024
-----image: 上記サイトより


参考

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W.A.V.E. Cycles Edge 10000W High Performance E-Bike

 海外には、驚くほどハイパワーの電動バイク Ebikeが存在します。昨日の記事の中で気になった、このW.A.V.E. Cycles Edge 10000W High Performance E-Bikeを紹介しています。

2016/2/23 のしなやかな技術研究会

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2016/02/23

2016/2/22 のしなやかな技術研究会

 2月9日、再エネ特措法改正案、閣議決定。固定価格買取制度大幅見直しへ。

 平成28年2月22日には、第20回総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会基本政策分科会が開催され、これまでの議論の経過をまとめた、「再生可能エネルギーの導入促進に係る制度改革について 平成28年2月 資源エネルギー庁  電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案【再エネ特措法】)」も資料として提示されました。固定価格買取制度の買い取り価格の内容もでてきています。

・資源エネルギー庁 : 基本政策分科会 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 [第20回会合) 平成28年2月22日(月)](総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会)

"..........
資料1「今後のエネルギー政策」(PDF形式:496KB)
資料2「使用済燃料の再処理等に係る制度の見直しについて」(PDF形式:876KB)
資料3「再生可能エネルギーの導入促進に係る制度改革について」(PDF形式:2,147KB)
資料4-1「エネルギー革新戦略」(中間とりまとめ)の概要」(PDF形式:674KB)
資料4-2「エネルギー革新戦略」(中間とりまとめ)」(PDF形式:406KB)
資料5「エネルギー情報業の創出」(PDF形式:851KB)
資料6「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(第20回会合)に対する意見」(PDF形式:239KB)
.........."

「再エネ特措法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました-----経済産業省、平成28年2月9日

"発表資料

「再エネ特措法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました(PDF形式:205KB)PDFファイル
法律案概要(PDF形式:291KB)PDFファイル
法律案概要(参考資料)(PDF形式:60KB)PDFファイル
法律案要綱(PDF形式:108KB)PDFファイル
法律案・理由(PDF形式:228KB)PDFファイル
新旧対照条文(PDF形式:343KB)PDFファイル
参照条文(PDF形式:727KB) "

関連


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2016/02/22

川崎汽船 "K"LINE、7,500台積み自動車運搬船“DRIVE GREEN HIGHWAY” をお披露目

 低燃費・低排出自動車運搬船"DRIVE GREEN HIGHWAY"が竣工、ジャパン マリンユナイテッドの有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)にて建造され、川崎汽船株に引き渡されました。引き渡し後にお披露目されたその内容は、省エネ性能だけでなく、太陽光発電や水耕栽培などが取り入れられ、自動車運搬船としての最高の性能だけでなく、随所にちりばめられた工夫が大きな注目を集めました。環境性能は、既存船と比較して輸送車両1台あたり、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量を25%以上削減、さらに環境汚染の因子が含まれる窒素酸化物(NOx)を90%以上、硫黄酸化物(SOx)を50%以上削減できる見込みです。

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-----image(”新開発の船舶用水耕栽培システム”) : 川崎汽船見学会(終了)の案内より

 水耕栽培の詳細も知りたいのですが、得られたのは上の写真のみ、今後の情報に期待しています。太陽電池は、ソーラーフロンティアのもので、150kWp。船舶向けとしては世界最大規模。発電された電力は、車両デッキすべてのLED照明を賄える見込みです。


プレスリリース / 川崎汽船、2016年02月16日
7,500台積み自動車運搬船“DRIVE GREEN HIGHWAY” をお披露目
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-----image(下-DRIVE GREEN PROJECTの概要) : 同リリースより-----
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" 去る2月9日、ジャパンマリンユナイテッド株式会社有明事業所にて、7,500台積み自動車運搬船10隻シリーズの第三船目となる”DRIVE GREEN HIGHWAY”が竣工し、2月12日、13日に横浜港大さん橋国際客船ターミナルでお披露目式・見学会を開催しました。

 本船の建造は、最先端の技術を結集して究極の省エネと環境保全を追求する「DRIVE GREEN PROJECT」(※)として進められてきたものです。幅広デザインなどにより積載可能台数を約20%増やすとともに、先進の環境技術を採用することで、輸送車両1台あたりの二酸化炭素(CO2)排出量を25%以上、窒素酸化物(NOx)を50%以上、硫黄酸化物(SOx)を90%以上削減することを可能としています(いずれも既存大型船比)。
..........
【本船概要】
主要寸法 :全長199.99m x 幅37.50m x深さ38.23m
載貨重量 :20,034トン
総トン数 :76,387トン
船籍    :パナマ

【本船に搭載された主な新技術】
1. NOx生成抑制装置付エンジン
 燃料油に水を添加する「水エマルジョン燃料装置」と、排気ガスを掃気に還流させる「排気ガス再循環装置」の組み合わせによりNOx排出量を大幅に低減します。またエンジン出力に応じて効率的な過給機の運転を自動制御する装置も搭載..........

2. SOxスクラバー(大型排気ガス浄化装置)
エンジンの排気ガスの出口部分に「スクラバー」と呼ばれる大型の浄化装置を設置し、SOxを海水もしくは清水で洗い流します。..........

3. 太陽光発電システム
太陽光によって発電された電力を有効に船内で利用するシステムとして、積荷スペース用LED照明供給を賄います。船舶向け太陽光発電システムとしては世界最大級の発電量を誇ります。本船にはソーラーフロンティア株式会社製の太陽光発電システムを搭載しております。

4. 水耕栽培装置
船内で色々な野菜を育てることで、乗組員に新鮮でおいしい野菜を食べてもらうことが出来ます。また船内生活における癒しの提供なども期待されている装置です。本船には兵神機械工業株式会社製の水耕栽培装置を搭載しております。

その他にも、高効率プロペラ、冷却海水ポンプならびに機関室通風装置のインバータ制御、発電機エンジン排ガスエコノマイザ、ボイラー水エマルジョン装置、LED照明、低摩擦塗料、遮熱塗料、最適運航支援システムなどの多様な省エネ・CO2削減技術を採用しています。
.......... "

関連
”DRIVE GREEN PROJECT”

(川崎汽船株式会社 "K"LINE、2015/05/28)
-----“DRIVE GREEN PROJECT”、進行中-----
DRIVE GREEN PROJECT:メインエンジンの起動試験。艤装が進みソーラーパネルも設置された。

(川崎汽船株式会社 "K"LINE、2016/02/01)

ソーラーフロンティア、CIS薄膜太陽電池パネルを
川崎汽船の世界最高水準の低エミッション船に搭載
-----2016年2月9日

参考

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2016/02/21

CAT Phones、赤外線サーモ機能搭載のアンドロイドスマホ「CAT S60」を開発

 CAT Phones、あのキャタピラー社のスマホ開発部門が赤外線サーモ機能搭載のアンドロイドスマホ「CAT S60」を開発したそうです。

 前から欲しかったものとして、手軽に買えて使える赤外線サーモメーターやカメラがありました。家の開口部からの隙間風と放射熱をはかり、エコハウス診断。屋根に登って、太陽電池の面を撮影し、熱の変化や場合によっては不具合の発見。人を測って、いろいろ実験したりとやりたいことはたくさん。森の中にいって、小動物を探すなんてこともできたら便利で楽しいだろうと、考えておりました。ただ、ほとんどの製品が高価で、いつも持ち歩くという使い方には向かない。

 と、キャタピラーが世界初の赤外線サーモカメラ搭載の頑丈系スマホ「CAT S60」を開発したということで、希望が芽生えました。FLIRの赤外サーモグラフィーカメラを搭載し、海外で2016年後半に599ドル(約6万7000円)/649ユーロ(約7万3000円)で発売予定とか、、、。日本での販売はかなり微妙かなぁ。でも、発売するならiPhoneに3月に戻るのをやめて、待ってもいいんだけどなぁ。ほしい。

プレスリリース / CAT Phones、February 18, 2016
CAT® S60 ANNOUNCED AS WORLD'S FIRST SMARTPHONE WITH INTEGRATED THERMAL CAMERA
S60pr
-----image : 同リリースより

関連



参考
 スマホに後付という選択肢としては、FLIR ONE for iOS and FLIR ONE for Androidという手もある。3万円半ばで手に入るようです。

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2016/2/20 のしなやかな技術研究会




 昨今の石油価格の下落が私たちの生活にもたらす影響はどのようなものなのでしょうか? バレルあたり30ドルで、もっとさがってもいいよ、的な専門家の不思議な言動には違和感を覚えます、、、。この傾向が今後何をもたらすのかに注目していますが、あくまでも私と家族と所属するコミュニティにとってという文脈での関心です。この限られた関心が、世界のある地域、ある人々の活動ともリンクするのが、このネット世界の不思議さ、よくいえばダイナミズムであるのかもしれません。

参考: ブルームバーグ マーケット情報 > 商品先物 > エネルギー

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2016/02/20

2016/2/19 のしなやかな技術研究会

 ウガンダの電動バス+太陽光発電充電システムについての情報をクリッピングしました。

 これまで各国の再生可能エネルギーなどの話題をクリッピングする際には、 #renew+国名というハッシュタグで整理するようにしてきました。今回の#renewugandaは、初出となりました。ウガンダの自動車会社Kiira Motorsは、大統領の国際自動車企業を育て国の産業にするという号令のもとに行われている事業です。イタリアなどの外国に学び、一から車を作る試みをここ15年続けてきたようです。そして、今回の電動バスは、同国内用としてはもちろん、他のアフリカ諸国にも売り込める製品として期待されているものです。以下が、そのプレスリリースです。

Kayoola SolarBus Launch-----Kiira Motors、16th Feb 2016

 アフリカ、ウガンダの国策で造られた自動車会社Kiira Motors が発表したKayoola Solar Bus(電動バス+太陽光発電システム)。ディーゼルエンジンのバスと比べて、100km走行した時に必要なコストを比較すると、Kayoola Solar Busの方が63%となり十分効果があるとのことです。プレスリリースによると、35席の電動バスに搭載されたモーターは、定格100kW(Max.150kW)。搭載されているリチウムイオンバッテリは、意外に小さい。70kWH(180AHとも書かれている)。太陽電池は、せいぜい1.32kWp程度なので、独立というより補充と考えたほうがいいようです。将来的には、充電設備自体に太陽光発電を配する計画もあるようです。一番驚いたのは、イタリアなどの外国に国民を送り学び、一からの設計で車を作っていることです。
 バスも製品化までは、まだ道半ばというところと見受けます。成功を期待しつつ、今後もウガンダの情報を見ていきたいと思います。

 まだまだ、フロンティアはあります。


参考

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2016/02/19

2016/2/18 のしなやかな技術研究会

 本日は、ブログ:ソフトエネルギーに久々にクリッピング記事をアップしました。コンビニ大手のローソンが、松川地熱発電所から暖房用の熱水供給を受け八幡平ピーマンを八幡平市と共同で企画、コンビニで販売するということです。

ローソンと八幡平市は、松川地熱発電所から暖房用の熱水供給を受け周年ピーマンを栽培-----ソフトエネルギー、2016/02/18

 電力取引にも参加したローソン。なかなか意欲的です。
 また、八幡平市はベンチャー、地域興しの分野でかなりがんばっているみたいです。いろいろな企画が立ち上がり、目の離せない自治体の一つです。

 今はもう19日の午前三時。夜9時台に寝たらこんな時間に起きてしまいました。まずは、横になりながらいつものようにTwitterのタイムラインのリストをチェック。この時間のお勧めはworldenergy。海外の情報を短時間にチェックできる時間帯です。これらは、昼間みるといい情報にはあまりであえません。

 さきほど見つけたハッシュタグ。

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2016/02/17

2016/2/17 のしなやかな技術研究会

 ブログ、その他の発信を再開するにあたって、はずみ車が回り始めるまで、いろいろ億劫で、難儀な感じもあります。そこで、一日の主にネットでの受発信の動きをもとに、日記的な記事をできるだけアップすることにしました。よかったら、たまにのぞいてください。

 しなやかな技術研究会 恒任


 さて本日は、ブログ”自然エネルギー”にカテゴリー「バックカントリー&アウトドアライフ」を設定し、以下の記事をアップしました。

Eydon kettle model DS(The STORM Kettle) (”ケリーケトル”)-----自然エネルギー、2016/02/17

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2016/02/09

ツイッターのプロフィールの内容を変更、追加しました

 @greenpost ツイッターのプロフィールの内容を変更、追加しました。耕職中とは?

「再生可能エネルギーニュース 自然エネルギーに関心があります。次代を担う、暮らし方を支える技術についての情報収集ならびに発信を行っています。 #renewjapan #renewworld 田舎暮らし、移住、クワイエットスポーツの情報収集も開始しました。耕職中です。」

 おいおい説明させていただきます。
 ここをメインのウェッブ展開のベースとする、しなやかな技術研究会の活動を再会できる強い動機と興味が出てきました。
 いったん、しなやかな技術研究会の活動を見失った時、再生の時、背中を後押ししてくれたみなさん、関係者のみなさま、ありがとうございますした。とりあえず2016年の船出です。

 2016年2月9日
 しやなかな技術研究会 恒任東士

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