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2016/02/20

2016/2/19 のしなやかな技術研究会

 ウガンダの電動バス+太陽光発電充電システムについての情報をクリッピングしました。

 これまで各国の再生可能エネルギーなどの話題をクリッピングする際には、 #renew+国名というハッシュタグで整理するようにしてきました。今回の#renewugandaは、初出となりました。ウガンダの自動車会社Kiira Motorsは、大統領の国際自動車企業を育て国の産業にするという号令のもとに行われている事業です。イタリアなどの外国に学び、一から車を作る試みをここ15年続けてきたようです。そして、今回の電動バスは、同国内用としてはもちろん、他のアフリカ諸国にも売り込める製品として期待されているものです。以下が、そのプレスリリースです。

Kayoola SolarBus Launch-----Kiira Motors、16th Feb 2016

 アフリカ、ウガンダの国策で造られた自動車会社Kiira Motors が発表したKayoola Solar Bus(電動バス+太陽光発電システム)。ディーゼルエンジンのバスと比べて、100km走行した時に必要なコストを比較すると、Kayoola Solar Busの方が63%となり十分効果があるとのことです。プレスリリースによると、35席の電動バスに搭載されたモーターは、定格100kW(Max.150kW)。搭載されているリチウムイオンバッテリは、意外に小さい。70kWH(180AHとも書かれている)。太陽電池は、せいぜい1.32kWp程度なので、独立というより補充と考えたほうがいいようです。将来的には、充電設備自体に太陽光発電を配する計画もあるようです。一番驚いたのは、イタリアなどの外国に国民を送り学び、一からの設計で車を作っていることです。
 バスも製品化までは、まだ道半ばというところと見受けます。成功を期待しつつ、今後もウガンダの情報を見ていきたいと思います。

 まだまだ、フロンティアはあります。


参考

・Twilog : 2016年02月19日(金)

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