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2013/03/05

[再生可能エネルギーニュース] 週刊GreenPost 63号 2013/3/2-8日版 発行!

週刊GreenPost 63号 2013/3/2-8日版 しなやかな技術研究会(2013/No.9)

■今週の掲載記事

九州電力、鹿児島で250KW小規模地熱バイナリー発電設備実証試験を、さらに大分の大岳地熱発電所の更新手続きを開始

 九州電力の地熱発電への取り組みの話題が2題ありました。

 まずは、鹿児島で250KW小規模地熱バイナリー発電設備実証試験を開始しました。

さらに九州電力は、昭和42年8月に運転を開始した大分県玖珠郡九重町の大岳発電所(地熱)1万2,500kWが老朽化したたため、地熱発電施設の更新の手続きに入りました。

詳細をお伝えしています。


加、小型風力発電機メーカー エンデュランス・ウィンド・パワー Endurance Wind Power が日本市場に登場

 カナダの小型風力発電機メーカー、エンデュランス・ウィンド・パワー Endurance Wind Power の登場です。50kW機と225kW機を日本市場に投入の予定とのことです。


JR東日本、京葉車両センターに鉄道事業用1MWp太陽光発電所を建設へ

 JR東日本は、千葉県千葉市と習志野市にまたがる車両基地である京葉車両センターに、2013年中に鉄道事業用1MWp太陽光発電所を建設する。発電した電気は、京葉車両センターおよび当社配電線を介して鉄道運行に活用されます。


NEDOと東京電力、千葉銚子沖の着床式洋上風力発電を稼動。実証実験を開始

 NEDOと東京電力は、2010年より準備を進めてきた、千葉県銚子沖での着床式洋上風力発電施設を完成させました。これにより、本格的な実証実験が開始されます。
 設置された2.4MW風力発電機は、翼の直径が92mで、海面から翼の最大到達点までの高さは126mに達します。日本にも、ようやく大型の洋上風力発電機が建ちました!


”新たな”エネルギー政策の議論の場? 経産省、総合資源エネルギー調査会の総合部会のメンバーを発表

 民主党の決めたエネルギー政策を反故にする形での、「新たな」エネルギー政策の議論が開始されます。経済産業省は1日、議論の場となる、中長期のエネルギー戦略を検討する総合資源エネルギー調査会の部会委員を決定し発表しました。今回の安倍政権下での第一回目となる3月15日の会を皮切りに、年内のとりまとめを目指しての議論が開始されるということです。


三井海洋開発の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電

 三井海洋開発の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電に関する展示が、先週開かれた第1回国際風力発電展に出展され話題。浮体式で上部が垂直軸のダリウス型風力発電機、そして海中には風車と反対に回転するサボにウス方潮流発電機というとてもユニークな洋上風力発電装置です。


■今週のツィッター&のブログ特選情報

民主党、エネルギー政策の見直しの見直し、議論の場「総合部会」が具体的に-----自然エネルギー greenpost.way-nifty.com/k/2013/02/post… #エネルギー政策 #politicsjp #election2013jp #meti

■おすすめエントリー(GreenPostの過去の記事から)

ローコストな浮体式垂直軸風力発電の可能性。秋元博路教授らの論文が発表された

 元東京大学大学院工学系研究科環境海洋工学専攻助教授、現KAIST(Korea Advanced Institute of Science & Technology)の研究者である、秋元博路教授の垂直軸の浮体式風力発電機のアイディア。

JEFエンジニアリング、鹿児島県指宿で1.5MWクラスのバイナリー地熱発電所を受注

 JEFエンジニアリングは、鹿児島県指宿市で1.5MWクラスのバイナリー地熱発電所の発電プラントの設計および建設を受注しました。採用されたバイナリー発電システムは、米国のオーマット社のもので、同社は世界各地で300ユニット以上の実績があるということです

オーストラリアにおける再生可能エネルギーは新規の化石燃料発電よりも安い - ブルームバーグ NEF

 化石燃料による火力発電と風力発電を比較してどちらが新規の電源として安いと思いますか?
ブルームバーグ NEFの最新の研究によると、世界第2位の石炭輸出国であるオーストラリアでは、包括的なコストの比較では、新規の石炭発電よりも風力発電に軍配あがるとのことです。

 資源別の発電コストの包括的モデル

 新規の風力発電所建設----- 1MWあたり 80 A$(83 $)のコストで電力供給が可能
 新規の石炭発電所----- 1MWあたり 143 A$
 新規のベースロードガス火力発電所----- 1MWあたり 116A$


 以上が、今週の週刊GreenPost 63号 2013/3/2-8日版 しなやかな技術研究会の主な記事です。

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