トヨタ自動車、小型電気自動車eQを発表。まずは限定販売を開始
トヨタ自動車が、ついに電気自動車eQを発表、当初は限定販売で価格は360万円と報道されました。トヨタ自動車のサイトでの情報は今のところ限られていますが、トヨタ自動車の今後の世界戦略の中に組み込まれた初の電気自動車として注目されます。
”燃費”もよく、小型でありながら、ベース車iQの特徴を生かしそれなりの運転室内のスペースを快適に確保しているようです。バッテリー容量は、12kWhと小さいく、一充電走行距離」は100kmです。用途は、近所の下駄代わりと限られます。価格は360万円で、グローバルでの販売台数は100台と限定的です。日本と米国で自治体などに限定して販売を始めるとのことです。
NHK - Toyota enters electric car market with eQ model
(NHKReloaded, 2012/09/24)
・電費性能の世界記録を更新、トヨタが小型EVを発表-----スマートジャパン、2012年09月25日
"トヨタ自動車は電気自動車(EV)の新製品「eQ(イーキュー)」を発表した(図1)。2012年12月以降に、日本と米国で自治体などに限定して販売を始める。価格は税込みで360万円。
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1km走行するために必要な電力を示す「交流電力量消費率」は106Wh/kmだが、eQの交流電力量消費率は104Wh/kmと、フィットEV以上の値を記録
..........「一充電走行距離」は100kmとかなり短い。これは、搭載するリチウムイオン蓄電池の蓄電容量が12kWhと小さい.........."
・トヨタ、電気自動車「eQ」を360万円で100台だけ発売-----日本経済新聞、2012/9/25
"トヨタ自動車は2012年9月24日、小型車「iQ」をベースとした電気自動車(EV)である「eQ」を2012年12月に限定発売すると発表した。国内での価格は360万円で、グローバルでの販売台数は100台と少ない。
.........."
・トヨタ、環境技術開発の取り組みと展開計画を公表…新型EV「eQ」開発 など-----トヨタ自動車 - GAZOO News,2012年9月25日
-----image(”トヨタ・eQ”) : 上記サイトより
"トヨタ自動車は、燃費向上・エミッション低減に向けた「省エネルギー」、電気や水素をなど代替エネルギーの利用促進による「燃料の多様化」を基本方針として環境技術開発を進めており、9月24日、最新の開発状況と2015年までの展開計画を公表した。
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エコカーについては、今後、2015年末までの約3年間で、新型ハイブリッド車(HV)を21モデル投入することを公表。同社では、2013年以降2015年までの年間HV世界販売台数を毎年100万台以上と見込んでいる。「燃料多様化」への取り組みでは、高性能コンパクトEV『eQ』を開発。消費電力の高効率化を追求し、コンパクトなパッケージに容量を最小限に抑えた高出力の新型リチウムイオン電池を搭載し、世界最高の電費104Wh/kmを実現。これにより、12kWhの小容量電池ながら、一充電走行距離100km、最高速度125km/hを達成。また、満充電は、AC200Vで約3時間という短時間で可能。2012年12月以降、日本と米国において、自治体や特定利用者向けの限定導入を開始する。
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関連
・トヨタ自動車 ニュース 2012 / 2012/09/24環境技術開発の最新の取り組みと今後の展開計画を公表
"トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、燃費向上・エミッション低減に向けた「省エネルギー」、電気や水素をはじめとした代替エネルギーの利用促進による「燃料の多様化」を基本方針として環境技術開発を進めており、このほど、最新の開発状況と2015年までの展開計画を公表した。
詳細はこちら(PDF)
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新型 EV「eQ」の概要
【主な特長】
・主な用途を通勤や買い物など日常での近距離走行と想定し、電池容量を極力小さくしながら、
効率的なエネルギー利用、コンパクトなボディによる扱いやすさ、軽快でキビキビとした走り
を実現した高性能 EV。
・電費は世界最高の 104Wh/km を実現。一充電走行距離は 100km、最高速度は 125km/h を達成。
・満充電に要する時間は、AC200V で約 3 時間という短かさ。
・高効率パッケージによるコンパクトなボディと先進的で洗練されたデザイン。 ..........”
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・トヨタ自動車 : 電気自動車 "トヨタFT-EV III"
- iQ
・トヨタ自動車に環境対応車用リチウムイオン電池を供給-----パナソニック、2012年9月24日
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