GreenPost 2012/5/28-31日版
(5/31)
30日夜、関西広域連合が、再稼動を事実上容認ともとれるリリースを発表した。知事の中には、容認したわけではないと、メディアで否定するものもいるが、このリリースを出したことで、再稼動に政治判断と言明している野田政権に、決断を丸投げしたに等しい。結局、3.11で明らかになった、地震国日本での原発の恐るべき危険性に対して、十分な対処も安全と考える根拠も示されないまま、野田の小さな、あまりにも小さな肩に全国民が乗ることになってしまいそうな状況となってしまった。
苛烈な地震の被害への対処が、国民、政治、地方自治体、事業者に与える影響は、非常に大きいことがわかった。そして、その被害を致命的、永続化させるのが原子力発電所であることもわかりつつある。経済人は、当面の利益のために、再稼動を支持する人も多いようだ。だが所詮かれらも、安全安心の担保とは、もともと無関係な立場である限り、その意見に意味はない。
原発震災は、休止中の原発であっても等しく危険。だが、安全安心が担保できていない再稼動が否定されるべきは、国民生活と風土の保全という究極の政治の任務がなおざりにされたままで、進み続けるというあってはならないという中での、国の姿勢の体現であるからだ。再稼動された時点で、野田の小さな肩の上で、我々は、ただただ大きな地震がこないことを祈ることになる。
再稼動反対!
・GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/5/28-31日版
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