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2012/04/14

大飯原子力発電所、拙速な政治判断による #再稼動 方針に抗議し、撤回を求めます

-----Googleニュース : 原子力-----

-----Googleニュース : 再稼動 (全部)-----

-----Twilog GreenPost : 再稼動-----

追加情報

コメント-

日本ペンクラブ、企業、そして国民の多数は、拙速な再稼動を望んでいません。

ロイター企業調査:原発停止、事業に不利でも安全確認優先が大勢-----ロイター、2012年 04月 20日

日本ペンクラブ声明「大飯原発再稼動に強く反対する」と発表-----再生可能エネルギー GreenPost、2012-04-20

朝日新聞世論調査、再稼動反対55%賛成28%。安全基準は70%が信用できない!-----しなやかな技術研究会、2012/04/18

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野田首相と4閣僚は、4月13日の6回目の四大臣会合で、関西電力管内での”夏”の電力不足などを理由に、大飯原子力発電所の再稼動問題に見切りをつけ、14日に枝野経産相が福井県などに大飯原発再稼働への協力を要請を行うことを決定しました。

原発安全評価は机上の計算 政府自ら“不十分” 3章(2)-----福井新聞、2012年4月14日

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関西電力の社長のこの言葉「世界最高水準の安全性を達成するために努力する」と答えたこの言葉をどうとらえるかで、再稼動の是非へのあなたの態度が決まる。関電にまかせようというのなら、きっとこれまでも原発問題について、電力会社、政府をあるていど信頼してきた方なのだろう。しかし、関電の社長は、万が一の過酷事故が大飯原子力発電所で発生しても、責任は取らない。もちろん責任は認めるだろう政府も結局のところ、その過大すぎる事故の責任を取ることはない。

 福島発電所事故が教えることは、原発の過酷事故の責任を取るのは、まずは周辺の住民。そして、やがて国民全体、そして最悪の中の最悪となれば、世界全体の国民が責任を取るということなのだ。
 地震、そして津波、そして原発事故。それらが複合災害として、私たちの生活を襲うことを、私たちは今学び始めている。とんでもない被害なのだ、これは。

 私も昨日、平和に桜をみて、くつろいだ時間をすごした。
 ありがたいことだ。

 しかし、福島原子力発電所の過酷事故は、ずっとこの先数十年、、、場合によっては百年以上、私たちと子孫を悩ませることになるだろう。そのとき、子供たちの世代は、政府、保安院、電力会社のだれか個人が特に責任を問われることがなかった、この未曾有の災害についていなんと考えるだろうか? 今、花見の景色の裏にも不安が潜んでいた。
 
 再稼動についてはどうだろう。そのとき、私が生きていたとして、”すべての日本人が、責任をもって決断した結果”だと言えるかといえば、言えない。なんとなく、電力会社を信頼して、政府が責任をとってくれると言ったからと答えることは、もちろんできない。

 ひと夏の電力、数年の綱渡り的な電力の需給調整。産業、国民の生活が綱渡り的になってしまった。しかし、拙速に再稼動すれば、我々は3.11の衝撃から得た、転換点の力点を失う。国の存亡をかけた決断を迫られている大事な決断がここにある、と思う。

関電、大飯原発の安全強化策を経産相に提出-----ロイター、2012年4月9日

".....八木社長は「原子力安全の継続的向上を最重要の経営方針と位置付け、あらゆる経営資源を投入し世界最高水準の安全性を達成するために努力する」と答えた。..... "

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地震と原発に関心のある人、
 地学、地質、工学に関心のある人必読! この本には、原発を止める力と真実がある!

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 中日新聞の、少なくとも国会事故調の提言が出て独立の規制機関が動きだすまでは、という主張は正当。国会事故調には石橋克彦さんがいる。2005年の衆議院予算委員会公聴会での”迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である”、そして原発震災という言葉を始めて使い、地震と原子力発電所事故の危険性を指摘された方だ。大飯原発をはじめとする、福井県の原発群の危険性も指摘されている。
 
 そして、初めて地震付原発という言葉を使われたのも石橋さんだったと思う。原発震災は、福島原子力発電所の過酷事故とその後の核汚染の広がりをみればわかるとおり、個人生活、政治、行政、コミュニティなどすべてのレベル、広がりにおいて長期にわたる深刻な影響を残す。それが原子力発電所の事故だ。
 3.11で学んだこの未曾有の国家的なリスクは、残念ながら最低でも数年は続く厳しい電力事情とその影響を上回る。次があれば、国家存亡もありえる。国民で情報を共有し、判断すべきリスク評価の問題です。

国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会

Main01

-----image : 上記サイトより

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タイトルを、政府が拙速な再稼動方針ということなので、「大飯原子力発電所他、政治判断による拙速な #再稼動 には反対です2」から変更。
 責任を取るといっても、福島原子力発電所の過酷事故の責任を取った政治家を知らないので、責任という言葉の意味がわからない。はじめから誰も責任の取れないのが日本の体質であり、原発維持体制の欠陥であることが3.11で明らかになっている。無責任な再稼動反対!

原発再稼働、重要対策先送り容認]-----中日新聞、2012年4月6日

" .....再稼働を認める際の新しい安全基準を正式に決定した。ただ、格納容器のベント(排気)時に放射性物質を取り除くフィルターの設置など重要な対策でも、先送りを認め、期限は電力会社任せとなった。
..........
再稼働後、福島第1原発のような重大事故が仮に起きた場合の責任には「政治責任は(首相ら)4人が負う」と強調した。 "

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原発耐震偽装なんていつもは決して検索しないような単語をひいていたら、以下のサイトが! 驚愕、昔からやっていたのか、、、
 このまま再稼動されると、殺されるという表現が一番当たっている気がしてきました。

活断層問題 [2007年12月 7日までのさまざまな記録]-----原発耐震偽装(中越沖地震-柏崎刈羽・浜岡-東海地震),福島老朽原発を考える会(ふくろうの会)

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まったく、納得できない! 免震重要棟がない!。どこで緊急時の指揮とんの? 防潮堤は工事中で、しかもできても低い、そのストレステスト1の提案の高さそのものに科学的根拠なし、その後の知見が反映されていない。再稼動検討のすべての原発について新たな活断層、プレート境界の挙動などの検討を行い、国民に広く公表すべきだと思う。まずは、既知の活断層に関するより広範な検討と専門家自らが国民の前でその妥当性を語る場を設けてほしい。保安院がOK、閣僚がOK、首相がOKでは納得できない。 

さらに、耐震偽装なのかぁっ!!!

大飯再稼動へ13条件…8日にも福井県に要請-----読売新聞、2012年4月5日

".....政府は、定期検査とストレステスト(耐性検査)に加えて、30項目の安全基準を課して安全性を一段と高めることを確約し、地元自治体が抱く不信感を払拭する。今後、他の原発の再稼働にも適用する。....."

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8日だと!  「再稼動、政治決断しないでください!」からタイトル変更

大飯再稼働、8日にも要請 首相方針、経産相を福井へ派遣-----中国新聞、'12/4/5

"野田佳彦首相は4日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け8日にも枝野幸男経済産業相を同県に派遣し、西川一誠(にしかわ・いっせい)知事に協力を要請する方針を固めた。東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた暫定的な安全基準を週内に決定。西川氏には暫定基準を満たせば再稼働の安全性は確保されると説明する。政府関係者が明らかにした。.......... "

コメント-

 大変厳しい状況だと思いますが、再稼動問題は今も続く福島第一原子力事故の過酷事故を受けて、この地震国日本で、そして次々と新たな地震防災上、さらに家庭、政治、行政の対応までも問う複合防災の問題です。地震、津波対策は重要ですが、単に、地震、津波対策だけでも不足だと思います。国家的なきたるべく大地震に備えた、複合防災上の問題だと思います。
 さらに、国民の安心、安全の意識の大問題でもあります。単に、何キロ圏内という自治体への配慮だけでなく、原発の再稼動を懸念する全国民の問題として対処してください。

 その上で、電力不足問題については、今後展開する再生可能エネルギーも新設火力なども今年の夏への対応は不可能です。そのことは、政治も1年前からすでに把握されている問題だと思います。となれば、残る対処法は足りる電力でどうしのぐかについて、国民、国、地方の行政が一丸となってこの危機に対応するかを考えることです。足りないから稼動せざるを得ないという政治の決断は許されないと考えます。
 是非、いっこくも早く電力不足が懸念される状況への対処を政治判断、検討しはじめてください。

関電管内、電力不足の恐れ 大飯再稼働先送りなら-----日本経済新聞、2012/4/4

"関西電力大飯原発3、4号機の再稼働が決まらない場合、関電管内の電力需給は厳しくなる。政府の昨年11月の試算では最大電力需要が昨夏並みだとしても関電管内は供給力が9%足りない。仮に記録的な猛暑になれば、不足幅は19%に達する恐れがある。
..... "

コメント-

 協議継続は、プロセス把握を決めたことともに、いいニュースです。4大臣と関係者(誰?)のみなさま真摯なそして、3.11以降の確かな政治の判断を国民が納得できる内容とプロセス、そして情報開示で是非進めてください。  お願いします。

 真夜中のお祈りだな、、、これは。

閣僚協議、大飯再稼働判断先送り-----中日新聞、2012年4月4日

"野田佳彦首相は3日夜、藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相と官邸で関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働の是非を協議した。首相らは判断を先送りし、慎重に議論を続けていく方針を確認。来月5日には国内の商業用原発54基のうち、唯一稼働中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が定期検査のため停止する。それまでに大飯原発を再稼働させるのは困難となり、「全原発停止」の公算が大きくなってきた。
.......... "

【原発】再稼働で閣僚会合 総理「暫定基準」指示

(テレビ朝日,12/04/04)

 当初のエントリーは、以下



大飯原発再稼動めぐる4大臣会合。全員一致まで議論の意味がわからない-----再生可能エネルギー GreenPost、2012-04-03

関連
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関連エントリー
大飯原子力発電所他、政治判断による拙速な再稼動には反対です-----しなやかな技術研究会、2012/03/23

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コメント

大飯原発再稼働は全く理解できない。5月に日本の原発が完全に運転休止になることを最も恐れる原発推進派からの強力な圧力をかわせない愚劣極まる内閣だ。一刻も早く倒閣しなければ日本の未来は無い。

投稿: 永島 健一 | 2012/04/08 09:05

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» 大飯再稼働、来週にも判断=安全計画、関西電に要請―新基準決定・閣僚会合 [ヤフコメログ - Yahoo!ニュースコメント]
 野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚は6日夕、原発再稼働の関係閣僚会合を首相官邸で開き、運転再開を判断する新たな安全基準を決定した。政府は関西電力に対し、大飯原発(福井県おおい町)3、4号機に...... [続きを読む]

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