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2012/03/08

IHI、世界初の定格40万rpm、最大400W携行型発電機内蔵超小型ガスタービン発電機を開発

世界初の携行型超小型ガスタービン発電機を開発-----IHI、2012年2月16日

Ihimini_gasturbin
-----image : 同リリースより

" IHIは,このたび,世界初となるデスクトップサイズの超小型ガスタービン発電機のプロトタイプパッケージの自律発電実証に成功しました。IHIでは,2007年から,ジェットエンジンやターボチャージャーなどの事業を通じて培った超高速回転機械技術を活かし,携行型超小型ガスタービン発電機の研究開発に取り組んできました。

 携行型超小型ガスタービン発電機は,軽量・高出力というガスタービン発電の特長を活かすことにより,レシプロエンジン・燃料電池等の発電機や二次電池を大きく凌ぐ重量当りのパワー密度(最大出力)・エネルギー密度(連続使用時間)が得られるポテンシャルを有しています。個人向け携行型発電機/充電器,ロボット用電源などに加えて,車両が入れない地域での活用など様々な用途が期待されます。

 IHIでは,今回のプロトタイプ携行型超小型発電機の実証試験成功をもとに,今後,さらなる小型・軽量化および大出力化を図るとともに,各種アプリケーションの要求仕様を踏まえて,製品化に向けた技術開発に取り組んでいきます。

<携行型超小型ガスタービン発電機の構成>
発電機内蔵ガスタービン : フォイル軸受で支えられた完全オイルフリーの超小型ガスタービンに超高速発電機を組み込んだ構造であり,設計上は定格40万rpm,最大400Wの発電能力を有している。
パッケージ : 発電機内蔵ガスタービンに冷却ファン,消音器を取り付け,燃料タンク,電装系・補機類,エンジン起動用電池を組合せてパッケージとしたもの。軸受,超高速モータや加工技術などの先端技術において,最先端の技術を持つ国内外の企業や大学が多数開発に参加し,IHIがシステムにまとめ上げた。

<携行型超小型ガスタービン発電機の特徴>
1. 軽量・小型 : 発電機内蔵ガスタービンは直径約8cm×長さ12cmと手のひらサイズ。
2. 静粛・低振動 : 44dBA@7m側方(33万rpm、60W発電時)
3. 多様な燃料への対応性 : プロトタイプパッケージ試作品はプロパンガスを燃料としているが,灯油,軽油で発電機内蔵ガスタービン試験実証済であり,多様な燃料への対応性がある。
4. 低い排気温度 : 排気温度70℃
5. 操作性,起動性 : ボタン一つで起動・停止が可能。起動から定格発電開始までに約30秒,停止までに約2分半と,良好な操作性,起動性を実現。
.......... "

コメント
 超小型ガスタービン! なんに使うか真剣に考えてしまってる。価格は200万円。だれかに買ってもらうしかないが、、、 音だけでもいいです。聞きたいもんだ。

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あなたの部屋にもガスタービン、IHIが手のひらサイズを開発-----@IT monoist,2012年02月17日

" ..2015年に発売を計画する400W出力の量産品は重量わずか5kg、価格も200万円だ.. "

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