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2011/12/09

ヤマト運輸、100台導入計画の第一号となる軽電気自動車 MINICAB-MiEV を受領

 ヤマト運輸は、三菱自動車の軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV」を100台導入する予定、まずはうち30台を導入するとのことです。その計画の第一号となるMINICAB-MiEVを受領した旨のアナウンス発表されました。1号車は、三菱自動車の益子社長から、ヤマト運輸社長山内へと実車を前に、キーを受け渡すという形で行われました。

 そして、三菱自動車は、ノルウェーで1000台目となる『i-MiEV』を納車したということです。小さくて軽い車としての電気自動車を早くから形にしてきた三菱自動車の取り組みは、見事ですね。先行30台の導入先は、羽田、品川、そして京都。うーん、てょっと何気なく目撃してしまうという場所ではなさそうですが、働く姿を一度目にしたいですね。
 軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV」は、一般への予約の受付も始まっています。ということで、走る姿を見る可能性は、まもなくありそうですね。


プレスリリース / ヤマト運輸、2011年12月8日
軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV」第1号車納車のお知らせ

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-----image(”三菱自動車本社ショールームにて、三菱自動車の益子社長(右)からキーを受け取るヤマト運輸社長山内”) : 同リリースより

" ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、先般100台の発注・導入を決定した三菱自動車工業株式会社(以下三菱自動車)の軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の第1号車が納車されたことをお知らせいたします。

1.背景
 ヤマト運輸は、「使わない」(車両台数の抑制)「使うならエコ」(低公害な集配車両の導入)「使い方」(エコドライブの推進、走行距離の短縮)という3つの戦略を立てCO2排出量削減に取り組んでいます。そうした中で、より環境にやさしい次世代車の普及促進に貢献すべく、2010年10月から三菱自動車と共同で軽商用電気自動車(以下軽商用EV)の試作車2台を使った集配実証走行試験を東京・羽田地区、宮城県仙台市、京都市嵐山で実施してまいりました。
  こうした実証実験を踏まえた上で、軽商用EVはヤマト運輸の宅配事業に対応可能と判断し、試作車と同タイプの「MINICAB-MiEV」を本格導入することとなりました。

2.導入エリアについて
 平成23年5月にお知らせしたとおり、すでに「MINICAB-MiEV」100台の導入を決定しています。本年度中には、そのうち30台を下記現場に配備する予定です。

・ヤマトグループの中核を担う物流ターミナル「羽田クロノゲート」建設にあわせ、集配中のCO2排出ゼロを目指している東京・羽田地区
・ヤマトグループ発祥の地である東京・銀座地区
・「環境共生型都市・京都」の実現を目指す、京都市
※ 京都市に配備する「MINICAB-MiEV」の車体は、先般実施した【「歩くまち・京都」グッドデザイン】で大賞を受賞した作品でラッピングします。このラッピングカーは12月15日、東京ビックサイトで開催される「第13回エコプロダクツ2011」のヤマト運輸ブースにてお披露目させていただく予定です。

3.今後の展望
 車を使用する運送業界においてCO2排出量の削減は、永遠の課題でありテーマです。ヤマト運輸は電気自動車の導入を通じて、環境配慮型の次世代自動車の普及促進に貢献するとともに、「使わない」「使うならエコ」「使い方」の3つの戦略に基づいた地球温暖化防止の取り組みをより一層強化してまいります。

.......... "

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