三菱自動車、軽商用電気自動車 MINICAB-MiEV を新発売。スズキへのOEM供給の協議も開始
三菱自動車は、今年の春から実証試験なども重ね先行予約も開始していた、軽商用電気自動車 MINICAB-MiEV を12月8日よりいよいよ発売を開始すると発表しました。価格は、メーカー希望小売価格:2,400,000円(消費税込)からということですが、補助金を使えば実質的な車両本体価格を173万円から購入可能ということです。
・三菱自動車、電気軽商用車『MINICAB-MiEV』の選考予約を開始。バッテリーの容量で10.5kWhと16.0kWHの2パターンを用意-----しなやかな技術研究会、2011/04/04
また、スズキへのOEM供給の協議も開始したということで、合意にいたればさらなる製造コストの削減や生産性の向上などの増産効果も期待できるということです。
プレスリリース / 三菱自動車、2011年11月24日
・三菱自動車、軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV』を新発売
-----image[”MINICAB-MiEV「CD 10.5kWh」
(メーカーオプション装着車)”] : 同リリースより
" 補助金適用時の実質的な車両本体価格を173万円からに設定三菱自動車は、『i-MiEV*1(アイ・ミーブ)』に続く新世代電気自動車の第2弾、軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)』を、全国の系列販売会社を通じて12月8日(木)より発売する(メーカー希望小売価格:2,400,000円~2,971,000円、消費税込)。
『MINICAB-MiEV』は、軽商用車『ミニキャブ バン』をベースに、『i-MiEV』の開発で得られた技術やノウハウを最大限に生かして開発し、電気自動車ならではの高い環境性能と、商用車として要求される経済性、積載性、走行性能、信頼性を両立した。
『MINICAB-MiEV』は、お客様のニーズに合わせて選択できるよう、総電力量が異なる2種類の駆動用バッテリーを設定した(「CD 10.5kWh」:JC08モード一充電走行距離 100km、「CD 16.0kWh」:同 150km)。経済産業省の補助金制度が適用された場合、実質的な車両本体価格が「CD 10.5kWh」で173万円から、「CD 16.0kWh」で202万円からとなるよう、お求めやすい価格に設定した。なお販売方式は、現行の『i-MiEV』と同様、リース、クレジットおよび現金販売に対応している。
..........1.『MINICAB-MiEV』の特長
..........
(2)経済性
コストパフォーマンスの高い『ミニキャブ バン』をベース車とし、電気自動車に関する主要コンポーネントは『i-MiEV』と共通化を進めることで、車両価格を抑制。経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助事業」の補助金制度が適用された場合、実質的な車両本体価格が「CD 10.5kWh」で173万円からとなる、お求めやすい価格設定とした。
また、主なランニングコストは電気代となるため、一般的に保有期間が長く、累積の走行距離も長くなる商用車の場合、車両価格等を含むトータルでガソリン車よりも有利となる可能性が高いほか、事業所や自宅等で充電できるので、給油に行く手間が不要になるなどの利点もある。
(3)積載性
大容量の駆動用バッテリーを床下に、モーター、インバーター等を荷室下に搭載する、『i-MiEV』と同様の優れたパッケージングにより、ベース車と同等の荷室スペースと積載量(350kg:2名乗車時)を確保し、商用車に求められる高い実用性を確保した。
..........(2)主要コンポーネント
駆動用バッテリー、モーター、インバーター、車載充電器、エアコン、リヤサスペンション等を『i-MiEV』と共用化している。
駆動用バッテリーは、『i-MiEV』にも搭載している総電力量10.5kWh及び16.0kWhの大容量リチウムイオン電池を採用し、軽商用車の一般的な用途に充分な航続距離を確保した。
『i-MiEV』にも搭載している小型・軽量・高効率なY4F1型モーターを採用し、商用車の使用を想定して動力性能を調整。発進時から最大トルクを発生することで、多くの荷物を積載した場合でも力強い走りを実現した。また、回生ブレーキ機能により、減速時にはモーターを発電機として働かせることで、回収した電気を駆動用バッテリーに充電する。
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4.販売概要
(1) 販売目標台数(2011年12月~2012年3月)
4,000台(2) 取り扱い販売会社
全国の系列販売会社
関連
・三菱自動車、軽商用電気自動車のOEM供給について-----三菱自動車、2011年11月22日
" 三菱自動車工業株式会社(略)は、スズキ株式会社(略)と、軽商用電気自動車(三菱自動車名『MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)』)のスズキへのOEM供給に向け、協議を進めることを発表した。
OEM供給内容の詳細は、今後協議を経て決定されるが、三菱自動車はスズキに対して2012年2月より供給を開始し、2012年度より本格的に供給することを計画している。
三菱自動車はスズキへ車両を供給することにより、量産効果を更に高め、製造コストの削減や生産性の向上を図る。
.......... "
三菱 商用電気自動車 MINICAB MiEV発表 東京モーターショー2011
(CarniftyTV,2011/11/24)
MINICAB-MiEVの静かな走り、商用車用途に向いていますね。逆に静か過ぎて、付近の歩行者や自転車などの安全の確認には気を使いそうですね。(2t)
MINICAB-MiEVに初試乗!
(kumasan2300,2011/10/17)
参考エントリー
・ヤマト運輸、三菱自動車、i-MiEVのシステムを組み込んだミニキャブバンベースの電気自動車のテスト開始-----しなやかな技術研究会、2010/10/25
・三菱自動車、電気自動車i-MiEVの欧州仕様(プジョー・ブランド iOn、シトロエン・ブランド C-ZEROなど )車5000台の生産を開始-----しなやかな技術研究会、2010/10/12
[ カテゴリー : 電気自動車 ]
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