三菱電機、走行時に発生する回生電力を蓄電・再利用し、約25%節電するエレベーターシステムを開発
三菱電機は、エレベーター走行時の回生電力を蓄電し、走行時に再利用することによりエレベーターの更なる省エネを実現する回生電力蓄電システム「エレチャージ」を発売すると発表しました。業界初、電気二重層キャパシタを採用し、エレベーターの消費電力量約25%削減することに成功したということです。
プレスリリース / 三菱電機、2011年10月13日
・エレベーター走行時に発生する回生電力を蓄電・再利用し、約25%節電 回生電力蓄電システム「エレチャージ」発売のお知らせ
" 三菱電機株式会社は、エレベーター走行時の回生電力を蓄電し、走行時に再利用することによりエレベーターの更なる省エネを実現する回生電力蓄電システム「エレチャージ」を10月17日に発売します。
「エレチャージ」は、標準形エレベーター「AXIEZ(アクシーズ)」シリーズのオプション製品です。
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新製品の特長
1. 業界初、電気二重層キャパシタを採用し、エレベーターの消費電力量約25%削減
・ 標準形エレベーターの蓄電デバイスに業界で初めて電気二重層キャパシタを採用し、消費電力量を約25%※1削減
・ 充放電効率を約20%※1改善し、省エネ性能を向上
・ 従来の二次電池に比べ長寿命で、環境負荷の少ない素材を使用して環境負荷を低減※1: 定格積載1000kg、速度105m/min当社基本仕様との比較結果です。省エネ効果はエレベーターの仕様や使用条件などにより変わります。
2. 建物電気設備への影響がなく、ビルの規模を選ばず設置可能
・ 蓄電した回生電力をすべてエレベーターで利用するため、建物内の電源系統への影響を考慮不要
・ 使用電力量が少ない小規模ビル等でもエレベーター単独での省エネに有効発売の概要
製品名 エレチャージ
販売価格(税込み) 180万円~※2
発売日 10月17日
販売目標台数 年間300台
適用シリーズ 標準形エレベーター AXIEZ※2: 販売価格は個別見積によります。
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コメント続き
7月には、エレベーターにおける回生電力の利用は、富士電機が回生エネルギーを蓄電することで、停電時にも最寄階に安全に停止させるシステムを開発しています。
・回生エネルギーを利用した「アシスト機能付エレベーター専用UPS」の発売について-----富士電機、2011年7月25日
今回の三菱は、、電気二重層キャパシタを利用し、高い節電効果をあげることができるということです。これからもいろいろなところで回生エネルギーが注目されそうです。(2t)
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