原子力に反対する100個の十分な理由 100 gute Grunde gegen Atomkraft / おすすめサイト
原子力に反対する理由を考えてみる。ウランは採掘から、利用、廃棄で環境を汚染しつづけ、それを防止し管理する技術や永代にわたるコスト負担など根本的な技術が確立していない。また、技術は大企業や国家が占有し、専門的で、市民からの技術に対する疑問に対して十分な説明を行っていないなどなど、、、、
だが、そもそも原発に反対し始めたのは、地震というこの国の風土につきものといってもいい災害がそこに存在したからだ。そして、2011年3月11日。福島原子力発電所の事故が起こってしまった。しかし、脱原発には時間もそして国民的な努力が必要となる。国民的な選択と言い換えてもいいかもしれない。だが、この国には選挙以外、国民の総意を計る制度がないのだ、、、、、
原発に反対する理由がありすぎる気がする昨今の状況。
それでも、ご確認あれ!
ここに市民が設立したシェーナウ市民電力会社が作成した「原子力に反対する100個の十分な理由 100 gute Grunde gegen Atomkraft」という冊子があります。英語版、日本語版などがPDFで公開されています。
・100 gute Grunde gegen Atomkraft - 原子力反対する100個の十分な理由(日本語版 PDF)
-----image : 同サイト
上記サイトの、右上に掲示されている日の丸をクリックすると、日本語化された「原子力に反対する100個の十分な理由」という文章をPDF形式でダウンロードできます。
この文章は、チェルノブイリ原子力発電所事故を契機にドイツで設立されたシェーナウ(市民)電力会社がまとめたもので、有志により日本語化されている。
シェーナウ(市民)電力会社は、主にノルウェーの水力による発電電力をドイツ国内で販売するグリーンな電力会社。その活動は、電力の自由化、市民による電力販売会社の設立と運営ということで、国内外から大きな注目を集めています。
今回まとめられた、原子力に反対する100個の十分な理由では、
「#1~#11 燃料とウラン採掘
#12~#19+#102 安全基準と健康被害
#20~#41+#103~#107 事故と大災害のリスク
#42~#65+#108~#113 核廃棄物と処分
#66~#71+#114 気候保護と電力供給
#72~#79 権力と利権
#80~#87+#115 自由と民主主義
#88~#93+#116 戦争と平和
#94~#100 エネルギー革命と未来 そして#101あなたの意見は正しい!」
というように、実際には100を越える内容がまとめられています。
野田首相になって、現実的な選択と称して、原発の再稼動問題や原子力政策そのものについて、前政権より制御可能でそれなりの運転が可能であるとの政府の姿勢が表明されています。
原発震災というそもそもの脅威が去ったわけでなく、地震そのものの評価にはまだ時間がかかります。拙速な事態収拾は行うべきではありません。
確かに、脱原発、新たな電源の開発には時間がかかります。しかし、原子力発電はあまりにも問題が大きすぎます。この文章の発表を機会に、今一度みんなで、原子力の利用のかかえる問題点を見直すためにも、ご一読を!
関連
・EWS - Elektrizitaetswerke Schoenau
・シェーナウ電力会社-----Philosophy of Green Dimension,2011年8月13日
・一人の女性が始めた再生エネルギーだけの電力会社、シェーナウの「原子力に反対する 100 個の十分な理由」-----sakichocomemo,2011年8月2日
・自分のエネルギーは自分で決める! 独シェーナウがめざすもの-----地球ニュース、thinktheearth.net,2011.04.26
おまけ
・Top 9 Advantages of Solar Energy-----Solar Feeds,09/25/2011
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
・東北関東大震災、福島原子力発電所事故対応サイト : crisis311 #disaster_kit311
greenpost(@greenpost) - Twilog-----twitter : greenpost
---しなやかな技術研究会のGoogleマップ2
[PR]
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント