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2011/09/07

富士電機と全国農業協同組合連合会、太陽光発電を利用した農業の実証実験を開始

 富士電機と全国農業協同組合連合会は、太陽光発電を利用した農業の実証実験を開始すると発表しました。ビニールハウスに太陽光発電システムを導入し、作物の生育への影響度やシステムの発電量、耐候性などの調査を行うということです。

 災害による土壌への被害、原子力発電所事故による核汚染を考えると、本来露地栽培でいけた土地が、新しい栽培方法を模索する必要がでてくるケースも考えられます。こうしたプロジェクトにも注目していきたいと思います。

プレスリリース / 富士電機、2011年8月23日
太陽光発電を利用した農業の実証実験の開始について

Img_1_fujielectric_farming
-----image(”JA全農 営農・技術センター”) : 同リリースより

" 富士電機株式会社(略)は、全国農業協同組合連合会(略)と共同で、ビニールハウスに太陽光発電システムを導入し、作物の生育への影響度やシステムの発電量、耐候性などの調査を行う実証実験を開始しました。

また、本システムは、熊本県(県知事、蒲島郁夫)の「平成23年度太陽光発電を利用した農業の実証事業」にも採択され、県内の農家において、実証実験が開始される予定です。

なお、ビニールハウス向け太陽光発電システムは、今回の実証実験の検証を行ったのち、2012年より販売する予定です。

1.実証実験場所・内容

JA全農 営農・技術センター
(1) JA全農
<場所> 営農・技術センター(神奈川県平塚市)
<実証実験内容 ※>
ア.栽培作物の生育調査
イ.設置方法の違いによる発電状況の調査
ウ.設置作業の作業内容の評価
※ JA全農が行う実証試験に協力
(2) 熊本県
<場所> (1)熊本市 (2)宇城市
<実証実験内容 ※>
ア.栽培作物の生育調査
イ.太陽光発電システムの発電状況の調査
ウ.環境制御機器の動作試験
エ.売電収入のシミュレーション
オ.太陽電池モジュールの設置方法の確立
カ.農業資材としての適性評価
※ JA全農および熊本県下のJAグループなどと連係して取組む
.......... "

関連
JA全農 営農・技術センター / 燃料研究室



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