crisis311 震災、原発事故をのりこえるために、新しいサイトを作ってみました
crisis311 震災、原発事故をのりこえるために、新しいサイトを作ってみました。
グリーン・ポストでも3月11日のあの地震を境にすべてのことが変わってしまいました。周囲の人々もそうです。たぶん、日本中、そして世界中の人々が、変化を経験しているのです。それにしても、過酷で、厳しい状況はまだ続いています。被災しなかった東京で仕事をしていても、仕事そのものが変わってしまいました。
友人がボランティアで現地に入り、また太陽電池の小型セットを組んで支援に出発しようとしています。
そして、福島原子力発電所の事故。あれほど地震国日本での原発の運用は無謀だとの指摘があったにもかかわらず、運用され続けた原子力発電所のひとつのサイトで発生した、未曾有の震災。未曾有の国難です。
この未曾有の国難という言葉を菅総理は、3月12日の夜の会見で使いました。
この未曾有の国難という言葉を聞いて思い出すのは、石橋先生が衆議院 予算委員会公聴会で行った、知る人ぞ知る(みなが知らない、知らされなかったことが問題)演説です。この未曾有の国難である原発震災は、予想外、想定外の天災ではなく、国と東京電力における怠慢による人災です。今は、みなさんが懸命に命をかけて事態の収拾に当たられる中で、その行為に深い敬意と感謝をもっています。しかし、まだ危険な場所で、設計寿命を延長された、また中規模の地震に見舞われ最近まで停止状態にあった炉が稼動しています。最低限、これらの安全審査をやりなおす意味で、すみやかに原子炉を停止すべきだと考えます。
そして、地震国日本における気候変動およびエネルギー問題の解法を短期のうちに、見出す必要があります。
・原油価格...年末までに90ドル越え!? そして、地震。いまこそエネルギーを考えよう。-----しなやかな技術研究会、
" ・国会議事検索システム / 平成17年2月23日 発言者 石橋 / 回次 院名 会議名 号数 開会日付 001 162 衆議院 予算委員会公聴会 1号 平成17年02月23日 / [006]石橋克彦 5 より
「 石橋公述人 神戸大学都市安全研究センターの石橋と申します。よろしくお願いいたします。
私は地震の研究をしておりますが、その立場から、迫りくる大地震活動期は未曾有の国難であるというテーマで、それを賢明に乗り切るためには、地震対策、地震防災対策というような技術的あるいは戦術的な対応では到底しのぎ切れなくて、私たちの国土あるいは社会経済システムというものの根本的な変革が必要ではないでしょうかという意見を述べさせていただきたいと思います。 ..........三番目の原発震災ということでありますが、これは私が一九九七年につくった言葉ですけれども、東海地震の場合、東海地震の予想震源域という、地下で地震波を放出すると考えられている領域の真上に中部電力の浜岡原子力発電所がありまして、ことしになって五号機が動き始めました。既に四号、大分年を経た四号までも動いているわけです。..........」
........... "
その石橋先生は、今回の東日本大震災に関しても以下のようにのべられています。
・石橋克彦 私の考え / 2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について
石橋先生の予想を越えた時期と規模と位置だったことがわかります。そして、もっとも当時危険とされた中部電力浜岡原子力発電所は今も稼動中です。地震と原発の早急な国民をあげての議論と、専門家による再検討が必要です。震度7の余震が予想される中で、時間が非常に大切です。
参考
・「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」-----ストップ浜岡原発
・石橋克彦 私の考え / 原子力安全委員会・耐震指針検討分科会について
" 辞任直後に、取材に集まった記者の方々に手渡したメモ "
・防災の日を前に、原子力発電と地震についてしっかりと考えよう!-----しなやかな技術研究会、2006/08/29
" .....・原発耐震指針:問題点素通りに不信感-----MSN毎日インタラクティブ、毎日新聞 2006年8月29日新聞をみてびっくり、パブリックコメントが無視され、教授が抗議の辞任と報じられたからだ。
原子力発電に求められる耐震構造について、提出されたパブリックコメントともっとも地震と建築物に関する研究で、経験値の高い専門家の意見が無視されたからだ。経過は、JANJANがもっとも整理されている。関連記事
・JANJAN きのうの不祥事・あしたの不安..... "
コメント続き
原発震災の危険を認識し、早くから警告し、地震国日本での原発推進の危険性を訴えてきた人(私もその一人)の間では、当初結局止められなかったこと、もっと命をかけて取り組むべきだったという強い無念感がただよいました。チェルノブイリ原発事故、スリーマイル島の原発事故を経て、被爆地日本で第三となる巨大な被曝を避けたいという思いがあったのに、それをふせげなかったという思いです。
しかし、原子力発電所はまだ危険な地域で、危険な炉が稼動しています。まだ、まにあうのなら、、、。そのかつての標語を思い出した人々が私の周囲にたくさんいます。また新たに取り組む若者もいます。それらをネットワークし、日本の風土を生かした、生き方を見つけることで、生き残っていきたいと思います。(t_t)
参考エントリー
・地震・関連情報 ブックマーク集 / twitter & テキストベース情報-----ソフトエネルギー、2011/03/14から更新中(以降は、crisis311 #disaster_kit311に情報を集積します。
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