京セラと京セラコミュニケーションシステムは、ソーラーサイクルステーションの販売を開始する
京セラと京セラコミュニケーションシステムは、ソーラーサイクルステーションの販売を開始すると発表しました。11月17日から販売開始されるソーラーサイクルステーションR(solar cycle station)は、208.4W×3の同社の太陽電池と充電関連の機器(商用電源による充電と切り替える機能がある)とシステム一式で工事費別、税込189万円という価格で販売するという。電動アシスト自転車は6台まで対応できる。なお自転車は価格に含まれていない。
電動アシスト自転車の普及はめざましく、苦労してのぼる地元でも有名な高校生も推して上る坂でのこと、横をおじさん、おばさんがスーと腰を上げるでもなく上っていく姿はなんとも”圧巻”ですらあります。これに太陽光発電を組み合わせれば、なんと人力50%-電動アシスト50%で自前のエネルギーで体力の衰えを補うことができるのです! これは個人でも十分できる取り組みです。太陽電池プラス電動アシスト自転車に注目してます。
プレスリリース / 京セラ、2010年11月16日
・「ソーラーサイクルステーション」の販売を開始
-----image(”「ソーラーサイクルステーション」設置事例(滋賀県東近江市役所)”) : 同リリースより
" 普及拡大が進む “電動アシスト自転車”を充電
京セラとKCCSの連携により、高品質・ローコストの充電ステーションを実現京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)と、京セラコミュニケーションシステム株式会社(社長:小林 元夫、以下KCCS)は、京セラ製の高出力太陽電池を利用して電動アシスト自転車の充電を行う環境配慮型の充電ステーション「ソーラーサイクルステーション」を共同開発し、本年11月17日よりKCCSを通じて本格販売を開始しますのでお知らせいたします。
本システムは、太陽電池で発電した電気を利用して電動アシスト自転車のバッテリーを充電するもので、曇りや雨、または夜間で発電不足の時には、自動的に商用電力から賄う機能を備えているため、電力をより安定して供給することが可能となります。 "製品名 ソーラーサイクルステーションR(solar cycle station)
発売日 2010年11月17日
価格(税込) 189万円(工事費別途)
販売元 京セラコミュニケーションシステム株式会社
(直販、代理店経由で販売予定)
販売目標 3億円/年間標準スペック
●太陽電池モジュール(公称最大出力:208.4W×3枚)
●制御盤(PVコントローラ、DC-ACインバータ)
<システムは1年保証>
..........
本システムの特長
1) ローコスト省電力システムの実現
太陽電池は屋根の上に設置するものという概念に捉われず、フェンスタイプにすることで簡易な構造体となり、施工も簡単であることから安価なシステムでの提供が可能となりました。また、少ない設置スペースで導入が可能です。2) 天候に左右されず電力を安定供給(商用電力自動切り替え機能搭載)
夜間や悪天候で発電量が少ない時は、電力の不足分を自動的に商用電力から賄う機能を備えているため、天候などに左右されず電力の安定供給が可能です。また、本システムは電力会社への申請も必要ありません。3) 非常時電源としても使用可能
本システムは、非常用電源として利用することが可能で、一般的な電化製品もコンセントに挿すだけでそのまま使用できます。
関連
・京セラコミュニケーションシステム : ソーラーサイクルステーション
" 電動アシスト自転車
充電器出力
AC100V(擬似正弦波出力)
出力系統 6 "
コメント続き
この間の電動アシスト自転車の一斉のパワーアップで、電動アシスト力はかなりあがったみたいですね。250Wのモーターを各社が使っていることを考えると、自転車の場合の50%アシスト感は、250Wモーターをうまく利用すれば得られるということでしょうか。
電動バイクで600Wのモーターを搭載したものだと、低速では原付バイクよりもきびきび動けるということですから、近所で利用するだけなら250-600W程度の力をもった二輪車d十分だと考えています。
さて、今回紹介した太陽電池を使った充電ステーションですが、利用されている自転車についての記述がないが、写真で比較してさがすと、三洋電機のSPAシリーズに似ている。バッテリーの容量は、25.2V-5.7Ah。
仮にこの自転車として、このシステムは6台まで充電できる設定になっています。。
太陽電池は、208.4W×3枚。AC電源との切り替えを採用しているということなので、無日照保障はなしとして考えた時のシステムのバランスは。
100Wpの太陽電池で25.2V-5.7AHのバッテリーとなります。独立系の太陽光発電システムとして、きわめてバランスがいい数値に思えます。参考になりました。
というのもご家庭で電動アシスト自転車の充電システムを太陽電池でと考えている方も増えています。どの程度の太陽電池でバランスさせたらいいかというご質問を受けます。25.2V-5.7AHのバッテリーを毎日半分定格で利用するとした場合の負荷容量は、
25.2*5.7*0.5=71.82Wh
となります。以下のようなシステムであれば、インバーターありの独立系のシステムとして考えることができますので、経験とデーターからいくと一般的な日射条件下では、
71.82 / 2.3 = 31 Wp
無日照保障が0ならば31Wpのシステム。今回の太陽光発電の充電ステーションは、100Wpの太陽電池の太陽電池を組んでいるようなので、この31Wpの値から考えると無日照保障日を3倍(31*3=93)程度とった場合に相当していることがわかります。
家庭で太陽電池と充電アシスト自転車のバッテリパックを充電し、できるだけAC電源にたよらないシステムを組むのであれば、さらに無日照保障日を5日程度まで増やし。
31 * 5 = 155 Wp
というバランスの目安を得ます。整理すると、
25.2V-5.7AHのバッテリーパックを50%の深度で毎日使う ---> 25.2*5.7*0.5=71.82Wh/day
これを充電する太陽電池は、無日照保障日を5日とするシステムの信頼性で ---> 155 Wp
数値バランスとしては、負荷容量のおおよそ2倍程度の太陽電池を組み合わせれば、ほぼ電動アシスト自転車を自宅の太陽光発電システムで充電しながら使うことができることになります。システム図は以下のとおりです。
太陽電池---充電コントローラー---バッテリー---DC-ACインバーター---電動アシスト自転車の充電器---電動アシスト自転車
宣伝ですが、グリーン・ポストは3年ぶりに太陽電池の小売に復帰することになりました。このシステムのお見積もりも考えてみます。自宅の電動アシスト自転車の充電ステーション化。なかなか興味深いプランになりそうです。興味のある方は、したの[PR]以下のリンクを押してください。グリーン・ポストの自然エネルギー関連機器の販売もよろしくお願いいたします。(t_t)
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