パナソニック電工、新規格L形口金付直管形LEDランプシステム対応のEVERLEDS エバーレッズ 直管形LEDランプ搭載ベースライト発売
パナソニック電工は、新規格L形口金付直管形LEDランプシステム対応のEVERLEDS エバーレッズ 直管形LEDランプ搭載ベースライトを発売すると発表しました。新規格L形口金は、社団法人 日本電球工業会による直管形LEDランプの新たな規格で、これにより直管型蛍光灯とは別の口金としてLEDベースライトが販売、設置が進むことになりそうです。パナソニック電工は、この規格にそって約80品種の直管形LEDランプ搭載ベースライトを販売するということです。
これまでの直管蛍光灯ベースライトからの置き換えには電気工事が必要になるものの、サイズや手順は置き換えがスムーズに行われるような工夫が施されていますので、スムーズにオフィスや施設などのLED工事が進みそうです。
明るさに関しても、ラインナップの一つでは、33.3Wで2400lm、つまり72 [lm/W]により、蛍光灯(FLR)40形器具とほぼ同等の性能を有し、演色、照明としての全体的な性能も遜色のない能力を有しているということです。省エネに関しては、導入初期に設計照度以上の明るさが出る点を独自に補正する回路を内蔵することで、蛍光灯に比べて40%の電力の節約になる工夫がされているということです。
光源寿命が約4万時間と、蛍光灯の4倍弱程度あることもメンテナンスコストを考えれば導入の契機となりそうです。
プレスリリース / パナソニック電工、2010年11月8日
・EVERLEDS(エバーレッズ) 「直管形LEDランプ搭載ベースライト」 新発売
" 安全性に配慮し、蛍光灯並みの視環境と省エネを実現
パナソニック電工株式会社は、社団法人 日本電球工業会による直管形LEDランプの規格化に対応し、新口金システム(L形口金)を採用した EVERLEDS(エバーレッズ) 「直管形LEDランプ搭載ベースライト」約80品種を2010年12月24日より順次発売します。また既設器具の本体のみを再利用するリニューアル用途として、ソケット、電源がセットとなった部品交換ユニットなども2011年1月中旬より発売します。設置には、別途電気工事が必要です。
2010年10月8日に社団法人 日本電球工業会による規格(JEL801:2010)「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」が制定されたことに伴い、パナソニックグループは、この規格に準拠し、安全性を確保しながら「視環境」と「省エネ」を両立する、直管形LEDランプ専用照明器具を新たに開発しました。
オフィスの全般照明として多く設置されている蛍光灯器具(FLR40形)とほぼ同等の視環境を確保するランプ全光束2,400 lm・演色性(Ra)84を実現。セルフコントロールで初期の無駄な明るさをカットすることなどにより当社従来品蛍光灯器具(FLR40形)と比べ、約40%(※1)の省エネを図れます。また長寿命技術と劣化が少なく反射効率のよい基板素材(セラミック)により、長期間明るさが持続する上に、従来のLEDのような粒々感が少なく美しい光を実現しました。
2010年度はまず37品種(年内発売は5品種)から展開。来春以降には器具の品揃えをさらに拡大し、合計約80品種の品揃えで、オフィス、店舗、工場、学校、病院など、幅広い分野・用途での採用を目指します。
※1: 直管形LEDランプ搭載ベースライト 富士型器具2灯用(器具:NNF42001LS9 ランプ:FLL2700500×2本)と、当社2008年度機種 FLR40W×2灯(FA42038FSUH)との比較製品名 EVERLEDS「直管形LEDランプ搭載ベースライト」
光源 L形口金 直管形LEDランプ
光源寿命 約4万時間
希望小売価格(税込)(※2) 1灯用器具:29,925円~63,000円 2灯用器具:49,875円~111,325円
発売日 2010年12月24日より順次
販売目標 合計30万台/年 (2011年度)※2: 2010年度に発売するランプを含む器具の価格
■主な特長
(1)安全性への配慮:誤挿入や落下を防ぐ新口金システム採用
(2)蛍光灯並みの視環境を実現:均一な発光・明るさ感・演色性Ra84
(3)省エネ・長寿命:蛍光灯器具(FLR40形)からのリニューアルで省エネ約40%(※1)
■特長
(1)安全性への配慮:誤挿入や落下を防ぐ新口金システム採用・ 社団法人日本電球工業会の規格に準拠した新口金システム(L形口金)を採用。
誤挿入や落下を防ぐため、蛍光灯口金の「G13」と互換性が無い新口金システム 「L形口金」となっています。口金は、給電側は2本、接地側は1本の専用形状のため、現行の蛍光灯器具には挿入できません。
-----image : 同リリースより・ ランプは挿入した後、回転して固定。
回転後の嵌合により、振動などによる落下を防ぎます。
-----image : 同リリースより・ 一般的に採用されている「両側給電方式」と異なる「片側給電方式」により、ランプを片側に挿入した時に、誤って他方のランプピンに接触した場合の感電を防止します。
-----image : 同リリースより(2)蛍光灯並みの視環境を実現:均一な発光・明るさ感・演色性Ra84
・ランプ全光束、配光特性、色温度、演色性は、日本電球工業会の規格を上回る仕様を実現。明るさ不足、色の再現性の問題、色ばらつきなどのこれまでの課題に対応しているため、快適な照明環境が実現できます。
-----image : 同リリースより
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(3)省エネ・長寿命:蛍光灯器具(FLR40形)からのリニューアルで省エネ約40%(※1)
・ 蛍光灯器具(FLR40形)と比較して、ほぼ同じ明るさで約40% (※1)の省エネを実現。
・ 光源寿命は、約4万時間。
・ ランプ部分は、劣化が少なく透過性の高いガラス管を採用。少ない電力で明るさを確保します。
・ 全機種に、当社LED照明器具では初めて初期照度を補正するタイマーセルコン機能を搭載。購入時から必要な明るさを保ちながら省エネに貢献します。
※1: 直管形LEDランプ搭載ベースライト 富士型器具2灯用(器具:NNF42001LS9 ランプ:FLL2700500×2本)と、当社2008年度機種 FLR40W×2灯(FA42038FSUH)との比較
-----image(”【蛍光灯器具(FLR40形)と、直管形LEDランプ搭載ベースライトの比較】”) : 同リリースより
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参考エントリー
・パナソニック電工、FL20形(20W直管)相当、FHP32形の街灯置き換え用LEDライトを発売! さらに7月には100 lm/WのLEDベースライトも-----しなやかな技術研究会、2010/05/27
コメント続き
同じ全光束ならば、蛍光灯よりもLEDのほうがはるかに明るく感じます。しかし、その灯具の下で実際に事務作業や細かい製図などを行う環境であれば、LEDの照明としての実力はとても蛍光灯に叶わないという状況から、LEDが蛍光灯にならび、一部の性能でそれを凌駕しつつあります。
今回は、寿命について考えてみました。
直管蛍光灯 FLR40Wが標準タイプで12000時間ぐらい、安売りのどこの管かわからないのもで、6000-8000時間。長寿命のもので24000時間ぐらいのようです。
LEDは、40000時間。一般的なオフィスの利用であれあ、15年以上もちます。おそらく、交換をほとんど気にしなくていい時間になるといったら、保守の方に怒られそうですが、、、、
この時間、屋外の保安、街灯、常夜灯ならば大きなメリットです。管で商売をするというビジネスモデルはなくなるのではという懸念さえ生まれる時間のように思います。それだけに、実際に見てその照明としての性能や使い勝手を見て導入を決めたいですね。モデルルーム、モデルオフィスの公開や見学会を期待していですね。(t_t)
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