IBM、イタリアの自動車関連制御システムのVisLabのイタリア-中国間走行中の無人ソーラーカーアドベンチャーでCO2レベルをカウント、配信中
イタリアの自動車関連制御システムのベンチャー、VisLabが上海万博の開催期間中7/10-10/10までの三ヶ月間で挑むのは、イタリアから中国・上海までの無人ソーラーカーによる13000kmの旅。なんともユニークな旅だ。同社が開発する車用の各種センサー、通信機器、そして総合ソフトのタフな環境での長期実証試験も兼ねている。
・Solar Powered, Driverless Cars To Drive 8,000 Miles from Rome to Shanghai-----TreeHugger.com,07.23.10
とまあこのVisLab Intercontinental Autonomous Challengeだけでも十分注目に値するのだが、IBMがこの旅の期間を通じて車に積まれたスマートフォンを通じて、twitterにCO2濃度や位置のデーターをつぶやいているというのだから面白い。アカウントは、greenhaviourで、下のような感じです。
-----image : Twitter - Greenhaviour The vehicle is 8km from Kiev, Ukraine, where there's 401ppm carbon dioxide.
・The Greenhaviour project, at the VIAC challenge
-----image : 上記サイト。この原稿を書いた8/6の時点ではキエフを走っていることが地図で確認できました。
IBM Greenhaviour Project in some details
(greenhaviour,2010年08月04日)
プレスリリース / IBM, 26 Jul 2010
・IBM Provides Smartphone Data Services for Solar-Powered Robot Car Journey From Italy to China
" The VisLab Intercontinental Autonomous Challenge (VIAC), an epic 13,000km journey from Parma, Italy to Shanghai, China using unmanned, solar energy powered vehicles, aims to showcase the benefits of green transport. Over the course of the trip, the automated vehicles will use IBM (NYSE: IBM) Human Centric solutions to collect data on CO2 pollutants in the regions covered along the way ? Italy, Slovenia, Croatia, Serbia, Hungary, Ukraine, Russia, Kazakhstan and China ? using the data to assess the health and environmental impact of CO2 in these areas.
During the course of the drive, IBM Human Centric Solutions will illustrate the data collecting potential of Smartphones. VIAC vehicles will be equipped with specially-designed Smartphones that monitor CO2 levels, providing a live stream of data to the web via twitter, @greenhaviour, throughout the journey.
.......... "
関連
・VisiLab Intercontinental Challenge Autonomous / Live Tracking
-----image : Media Kit for Pressより
・VisLab + Overland + IBM: the Intercontinental Challenge has started!-----Greenhaviour project,July 28th, 2010
・VisLab's adventure on the Silk road-----VisiLab
コメント続き
VisLab社のプロダクツには、車の走行時のデーターの蓄積と解析のためのツールやさまざまなセンサーがあるようです。それらをIBMのスマートフォーンと組みあせることで、リアルタイムの情報が発信されデモされています。実際には、センサー、蓄積と解析技術、そして通信技術、そして車の運転の制御といった総合的な技術は、将来さまざまなところで生かされる可能性があります。無人運転は、長距離トラック輸送において革命をもたらすかもしれません。高速道路では、トラックが無人になり、事故も可能な限り回避し、省エネ省力化運転で、かつ物流を計画的に行うような技術も可能であるかもしれません。さらに今回のIBMがデモで示したように、IT革命により”インテリジェンツ”を備えた車が、運転者各自がもっているスマートフォンにより、ナビはもちろん、運転の自動化や事故の回避のための技術、運転効率の向上(データーのモニター)などが可能になるのかもしれません。情報と電力が融合する革命とともに、実際に人間やモノが移動するトランスポートの世界でも情報との融合が起こり、楽観的な未来像が維持できる未来がそこにありうるのでしょうか?(t_t)
clip coming soon.flv
(greenhaviour,2010年07月19日)
参考
・VIAC Trailer: The VisLab Intercontinental Autonomous Challenge-----,2010年04月11日
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