北陸電力、富山市で路線バスで電気自動車の実証運行へ
北陸電力が、経済産業省の「低炭素社会実証モデル事業」として、富山市で路線バス初の電気自動車を運行するということです。公道走行試験を経て、本年2月から3月に、富山市内の実際のバス路線(まいどはや)で実証運行されるということです。
プレスリリース / 北陸電力、2010年1月18日
・プレスリリース / 電気コミュニティバスの展示公開について(pdf)
" ..........地域の企業と開発を進めております「電気コミュニティバス」について、..........
当該バスは、当社が経済産業省の「低炭素社会実証モデル事業」*として、中部経済産
業局からの委託を受け、昨年4月より再委託先5社と開発を進めてきたものです。
同バスは、リチウムイオン電池を搭載した低床型電気コミュニティバスであり、今
後、公道走行試験を経て、本年2月~3月には、富山市内の実際のバス路線(まいどは
や)での実証運行試験を実施する予定です。
当社としては、本事業を通じて、蓄電池技術に関する研究開発を進めるとともに、公
共交通の利用促進に協力し、低炭素社会の地域づくりに努めてまいります。
【再委託先企業】 ジェイ・バス(株) (株)東京アールアンドデー 富山地方鉄道(株)
富山ライトレール(株) (株)まちづくりとやま
<開発した電気バスの特徴> いずれも全国で初めての試みとなります。(当社調べ)
①高齢者も利用し易い「低床型」の電気コミュニティバス
(交通バリアフリー法に適合したベース車両を採用)
②リチウムイオン電池を搭載し、電気自動車用急速充電装置で充電可能
③コミュニティバス路線での電気バスの実証運行試験の実施..........
添付資料1 : 低炭素社会実証モデル事業の実施体制
添付資料2 : 電気コミュニティバス仕様
*:「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」
地域社会を支える大学、産業界、自治体等が連携することで「低炭素社会」構築に必要な技術の地域
ぐるみの実証を行い、他の地域へ普及、新たな社会システム構築を目的としたモデルとなる取組み支
援事業。
.......... "
・日野ポンチョ(ベース車体)
・東京アールアンドデー(バス改造) / 電気コミュニティバスの展示発表について
・ジェイバス(バス製造)
・路線バス初の電気自動車出展 新型充電器も EVジャパン展-----asahi.com,2010年1月20日
" 電気自動車の路線バスが2月中旬、富山市で運行を始める。地元に本店を置く北陸電力が国の補助を受けて開発、路線バスへの電気自動車導入は全国初という。........ "
コメント続き
なかなか完成度が高そうな29人のりの中型バスです。ただし、一充電走行距離が68kmしかないのがなんとも残念な仕様です。海外では、電動バスの実用化も都市計画全体の文脈の中で進められていると聞きます。コンパクトシティとしても有名な富山市です。ぜひ、実用化に結びつける動きになるといいですね。
参考エントリー
-----カテゴリー : エコバス----
・エコ船で遊覧、富岩水上ラインの電動ボート「もみじ」とソーラーボート「Sora」-----しなやかな技術研究会、
2009/07/23
・コンパクトシティ富山-----しなやかな技術研究会β、2009-07-02
・温暖化は防止できる? 「クルマのいらない街づくり」(前・後編)/クリッピング nikkei BPnet-----しなやかな技術研究会、2007/11/27
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