JR貨物、ハイブリッド式新機関車の試作車両を3月に完成
JR貨物は、老朽化が激しくなってきた旧型のディーゼル機関車を置き換えるために開発中の、次代を担う新型車両を3月に完成と発表しました。旧型の「DE10型ディーゼル機関車」はWikipediaによれば、”1966年から1978年までに合計708両が製作”され、全国で鉄道貨物輸送を支えてきたという車両だそうです。日本の経済をその背骨を支えてきた貨物機関車ということで、なんども目にしてきたあの機関車です。
今回開発されたハイブリッド式新機関車は、ディーゼル発電機により電気を作り、その電気で走る電動車両ということです。蓄電池を搭載し、発電電力と協調運転するという意味のハイブリッド車両ということで、エンジン駆動車ではないということです。
目立つ、赤い車体。来月には目にすることができるでしょうか?
プレスリリース / JR貨物、2010.2.10
・最新情報 / 新型入換専用機関車(試作)の形式名とデザインについて(PDF)より
-----image(”「HD300-901」のデザイン図”) : 同リリースより
" 貨物駅構内で貨車の入換作業に使用してきました「DE10型ディーゼル機関車」は老朽化が著しくなっています。これに代わり、一昨年より開発中の高性能電池技術を応用したハイブリッド方式入換機関車は、3月末に車両製作工事が落成します。
なお、開発の中核は、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池の双方の動力源を協調運転(ハイブリッドシステムと呼ぶ)するシステムで、国土交通省の鉄道技術開発費の補助を受けています。1.車両形式名称・番号 HD300-901
H:機関車の種別(ハイブリッド機関車)
D:動力車軸の軸数(4動軸)
300:主電動機の種類(同期電動機)
901:試作車を意味する番号(量産車は1 から連続番号)
2.効 果
環境にやさしいクリーンな機関車の開発をコンセプトとして、現行の入換機関車と比較しますと、排出ガス は30~40%以上、騒音レベルは10デシベル以上の低減を目標としています。また、CO2排出量もエンジンの効率的運転と回生ブレーキの活用により大幅な低減が期待できます。3.性能・諸元
.......... "
参考
・Wikipedia : 国鉄DE10形ディーゼル機関車
ディーゼル機関車 DE10
(mogusaen,2009年06月26日)
-----カテゴリー : エコトレイン-----
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