豊田自動織機、プラグインハイブリッド車・電気自動車用ソーラー充電ステーションを開発。豊田市で運用へ
豊田自動織機が、太陽電池を搭載したソーラー充電ステーションを開発し、4月から豊田市で運用開始される「プリウス プラグインハイブリッド」20台用に21基の充電施設として導入されるということです。この施設は、商用電源と連系し電力網と電力を相互に融通することができるタイプとなる他、蓄電池により停電時には非常用の電源ステーションとしての活用も可能ということです。
プレスリリース / 豊田自動織機、2009年12月24日
・豊田自動織機、プラグインハイブリッド車・電気自動車用ソーラー充電ステーションを開発
" 豊田市が採用し、2010年4月から本格運用開始へ
株式会社豊田自動織機(社長:豊田鐵郎、以下 豊田自動織機)は、このほど太陽光で発電した電力をプラグインハイブリッド車(以下PHV)や電気自動車(以下EV)に供給するソーラー充電ステーションを開発し、愛知県豊田市に採用されました。
豊田市の市役所、支所、駅前など市内11ヵ所に21基の充電施設が設置される予定で、豊田市が導入する「プリウス プラグインハイブリッド」20台とともに、2010年4月から本格的な運用が開始されます。今回開発したソーラー充電ステーションは、太陽光発電システムと蓄電設備を備え、商用電力と連系します。
太陽光で発電した電力を蓄電設備に蓄電し、太陽光発電と蓄電設備の電力を車両へ充電します。蓄電設備の電力がなくなると商用電力から車両へ充電するため、天候や時間帯に関係なく安定的に充電が行えます。一方、発電した電力に余剰が生じる場合には、設置建物内で利用、または電力会社へ売電を行い、無駄なく太陽光エネルギーを活用します。
また災害発生時には、非常用電源として太陽光発電と蓄電設備に蓄えられた電力をAC100Vの電気機器に供給することも可能です。
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<仕様>
ソーラーパネル出力: 1.9kW
蓄電池容量: 8.4kWh
パワーコンディショナー(電力変換機)
系統連系時 最大出力: AC202V/3.2kW
自立運転時 最大出力: AC101V/1.5kVA
充電スタンド: AC200V/16A/3.2kW
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コメント
太陽電池の出力規模は意外に小さく1.9kWということです。一般的な家庭用の太陽光発電システムの平均容量が4kWp強ということですから、約半分の規模。それに蓄電池容量が8.4kWhということです。公開されている写真では、3台の駐車充電スペースが確保されているようです。海外では、ぼちぼち導入実験された電気自動車やプラグインハイブリッドカーの運用実験の結果がまとまりつつあり、15から20%のエネルギーの節約になっているという情報もあります。日本での運用具合も是非、まとめていただけると今後の参考になります。(t_t)
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