フォルクスワーゲン、小型ハイブリッドコンセプト車「Up! Lite」を発表。4人乗りファミリーカーで、合金や炭素繊維などにより車重695kgを実現
軽い車。それが現代の車としての十分な他の性能を保証するものであれば、重量がその車の環境性能そのものとなります。Volkswagen社発表した小型ハイブリッドコンセプト車「Up! Lite」は、TDI(ターボディーゼル)エンジンと電気モーターのハイブリッドシステムで、4人乗りファミリーカー。その重さは695kgということです。日本おKカーなみで十分な大きさと走行、環境性能をそろえてきています。アルミ合金や炭素繊維を多用ということですから、それは日本の得意分野です。次代の車は、かなり手堅いでなければならないと思っています。日本からも軽量、さらに小型で”車として満足できる”コンセプトカーの出現にも期待しています。2009年の最後にこの注目の車を記事に選びました。
プレスリリース / フォルクスワーゲン、2009/12/24
・更新情報 / コンセプト「Up! Lite」のページを公開しました
コンセプト「Up! Lite」
-----image : VW Media Services : To the Point: To the Point: Volkswagen Premiere in Los Angeles Up! Lite ? This car is the world’s most fuel-efficient four-seater
" Volkswagen’s Up! Lite concept consumes just 2.44 l/100 km (70 mpg/highway)
Concept based on the future New Small Family from Volkswagen
.......... "
コメント続き
フォルクスワーゲンに注目するもうひとつの理由は、今年利用するにようになったiPhoneを利用するようになったことと無関係ではありません。携帯やPDAの利用の可能性がパソコンのサブとしてのとりあえずの存在から、携帯することで新しいメディアへのかかわりや表現が可能になるということに気づかされつつあるかあらです。以前フォルクスワーゲンは、アップルとiCarの開発に向けての協議を行ったと報道されたことがあります。
・VWとアップルがトップ会談、「iCar」の共同開発を協議か-----GreenPost -Heuristic Life -,2007年08月31日
現実に、iPhoneのGPSマップや音声検索機能は車で使え、ナビを搭載していなくても、まったく不自由なくドライブや宿探し、商店や必要なサービスのアクセスに利用しています。車から電源が取れるので、バッテリーの減りの早いiPhoneは車でこそフル活用できるのです。
次代の車に搭載されるIT機器。将来には、エコドライブや渋滞回避により車社会のストレスを削減してくれる可能性もあります。さらに、日本の都市では小さくて軽い車の果たす役割は高いと思います。4人乗れるのに1人で移動する手段としての車は、あまりにもオーバースペックと思われる時代がくるからです。
重さ、現在乗っている軽の貨物は約1tの重さがあります。表題のコンセプトカーの695kgという重さがいかに軽いかということを考えると、今後は車のスペックを考える時に、車重と走行性能や燃費をうまく比較できる考え方を工夫しようと考えています。小さくて軽く十分な”車”、2010年もさがしてみたいです。(t_t)
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