リコー、世界初のバイオマストナーを採用デジタル複合コピー機「imagio MP 6001GP」を新発売
バイオマストナー! リコーがトナー成分全体の25%(質量比)をバイオマス由来とするデジタル複合コピー機「imagio MP 6001GP」を発売すると発表しました。
プレスリリース / リコー、2009年11月11日
・世界初*の新開発バイオマストナーを採用 デジタル複合機「imagio MP 6001GP」を新発売
-----image(”imagio MP 6001GP”) : 同リリースより
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この度、世界で初めて*、メーカー純正のバイオマス由来材料を使用したトナーを新開発し、新製品「imagio MP 6001GP」で採用いたします。一般的にトナー成分の約80%は樹脂で、その樹脂の材料は石油に依存しています。新開発トナー「for E(フォー・イー)トナー」は、樹脂を含めたトナー成分全体の25%(質量比)をバイオマス由来としており、これにより次の2つの点において環境負荷軽減に寄与します。
1) 使用済み用紙に印字されていたトナーの焼却によるCO2排出量抑制
※使用済み用紙の再生処理により、用紙から剥離したトナー成分を含みます。
2) 枯渇が予測される石油資源の使用量低減
バイオマストナーをいち速く製品化したことで、技術やノウハウを蓄積し、さらなる環境保全に貢献していきます。*2009年11月11日現在、メーカー純正としては世界初
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<for E トナーを採用するメリット>
1. カーボンニュートラルによるCO2排出量の抑制
使用済みのコピー用紙は、再生紙にされる過程で付着しているトナーを取り除き、その上で再生されます。取り除かれたトナーは焼却処分される際にCO2が排出されますが、for E トナーの場合、トナー内のバイオマス成分が焼却される時に発生するCO2は、原材料となる植物が育つ時に、大気より吸収した量と同等であるため、地球のCO2を増加させないと言われています。現在はまだトナー中の樹脂成分の一部がバイオマス由来という構成ですが、今後は石油由来成分を100%バイオマス由来成分へ置き換えることを目指して、技術開発を進めます。
(1)植物が育つ際にCO2を吸収。
(2)植物を原材料としてfor E トナーに加工し、使用。
(3)使用済みの用紙からトナーを取り除き、焼却処分する際は(1)で吸収した同じ量のCO2を排出。
-----image : 同リリースより
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関連
・リコー : バイオマストナー技術
コメント続き
デジタルコピー機には、さまざまな種類があり機能も多彩で、比較するだけの情報を持っていませんが、トナーといえば化石燃料由来で有害物質でできるだけ使わないようにすべきものという認識があります。今回のリコーさんの取り組みなどを勉強して日ごろお世話になることも多いデジタルコピー機の正しい理解につなげたいと思います。しかし、いろいろありますねぜ。比較サイトなんかないのでしょうか?(t_t)
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