三菱重工、ハイブリッドフォークリフト GRENDiA EX Hybrid を発売。豊田自動織機製もまもなく登場
三菱重工は、ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせた、世界初のハイブリッドフォークリフト GRENDiA EX Hybrid を発売した。今夏に発売した荷役性能3.5~5.5トンのエンジン式フォークリフト「GRENDiA EX」シリーズをハイブリッド化、燃費削減率は、39%に達するということです。
世界中で、事業用の働く車のエコ化が急速に進んでいます。エンジンとモーターのハイブリッドは、重要な技術になってきました。電動フォークリフトよりもヘビーな使い方ができるようですね。
プレスリリース / 三菱重工、2009年10月5日
・世界初のエンジン式ハイブリッドフォークリフトを発売 リチウムイオン電池を搭載して燃費を4割削減
-----image(”GRENDiA EX Hybrid”) : 同リリースより
" 三菱重工業は、エンジン式で世界初※1となる、荷役性能4.0~5.0トンのディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフト「GRENDiA EX Hybrid(グリンディア イーエックス ハイブリッド)」を開発、5日から国内向けに販売を開始した。当社独自のリチウムイオン電池と高効率モーター、新排ガス規制をクリアしたクリーンな小型ディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムにより、優れた環境・燃費性能を実現したのが特長。燃費削減率は従来比39%に達する。世界に先駆けて投入するリチウムイオン電池搭載のハイブリッドシステムは、走行系にシリーズ・パラレル方式※2、荷役系にパラレル方式※3をそれぞれ採用し、リチウムイオン電池のほか、ディーゼルエンジン、2台の誘導モーター、インバーターなどにより構成される。
シリーズ・パラレル方式と高出力のリチウムイオン電池を採用することで、同等の性能を確保しつつエンジンを小型化、大幅な燃費低減を実現しただけでなく、排気量も従来比3分の2に抑制してCO2削減にも大きく貢献する。
なお、当社はリチウムイオン電池の本格量産に向け現在準備を進めているが、今回のハイブリッド車は、この当社製電池を搭載した初の製品となる。
新モデルは、今夏に発売した荷役性能3.5~5.5トンのエンジン式フォークリフト「GRENDiA EX」シリーズをハイブリッド化したもの。
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新モデルの車両概要
商 品 FD40N Hybrid FD45N Hybrid FD50N Hybrid
ハイブリッド方式(走行) シリーズ・パラレル方式
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エンジン ディーゼルエンジン 3.3L
モーター 誘導電動機 10kW×2
バッテリー リチウムイオン二次電池
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コメント続き
異なる方式のハイブリッドフォークリフトは、トヨタ(豊田自動織機)からもまもなく登場します。しくみのプレゼンで機能を見ることができます。
プレスリリース / 豊田自動織機、2009年5月20日
・豊田自動織機が世界初のエンジン式ハイブリッドフォークリフトを今冬発売
-----image(”3.5t積ディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフト「GENEO-HYBRID」”) : 上記リリースより
事業用の機械や乗り物にもエコ化の波がどんどん押し寄せてほしいですね。日本の高い技術を世界にアピールする機会です。(t_t)
参考エントリー
・燃料電池搭載のフォークリフト、そして働く機械用のFuel Cell Unit-----しなやかな技術研究会、2008/09/11
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