MITが10秒で電気自動車を充電できるシステムを開発。10分で320km走行!
日本でも電気自動車を目にする機会が増えそうな状況ですが、実際に使う段になると、はやり充電時間がネックということも言われています。そんなおり、MITのElectric Vehicle Teamが10分の急速充電で320kmも走行でき、スポーツカーとして申し分のないスペックのマシンを開発中というニュースが流れました。
・MIT fast charges the electric car scene-----Examiner,July 28
使われたバッテリーは、別の報道によると、A123Systemsのリチウムイオンバッテリー(lithium iron-phosphate cell batteries)だということです。下のビデオにバッテリー搭載の様子が紹介されています。
(MIT Electric Vehicle Team - blog,WEDNESDAY, JULY 22, 2009より)
関連
・MIT Electric Vehicle Team - Home
・MIT Electric Vehicle Team - blog
elEVen Day 1
(radude131,2009年07月12日)
・Video: MIT working on rapid recharging for electric vehicles-----Engadget.com,Jul 23rd 2009
コメント続き
急速充電のためには、家庭用のコンセントの100Vでは不足、200V、300Vが必要ということです。日本の電気自動車メーカーは、家庭用の100Vにもこだわりを見せています。しかし、将来的には10分で充電できるという仕様は、ガソリン車と同じようにエネルギーを補給できるわけですから魅力的です。
各社、電気自動車用のバッテリーには開発に最大の力を傾注しています。現段階で主導権を握ることは、充電の規格化といった動きでも地域、国内、国際的な規格作りにも影響力を与えるわけですから、大きなパートです。さらには、マイクログリッド、スマートグリッドといった全体の規格化とも関係があるでしょうから、なおさらです。(t_t)
参考
・A123Systems
・GEがプラグイン・ハイブリッド車にも使われているリチウムイオン蓄電池に追加投資-----しなやかな技術研究会、2008/11/14
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