東芝ライテック、撮影用LED照明「E-CORE」LEDハンディライト600を発売

　さまざまな照明の分野に対応したLED照明器具が開発され、発売されています。今回は、東芝ライテックの撮影用のLED照明「E-CORE」LEDハンディライト600が発売されたということです。撮影用機材ということで見れば、一般には関係がない分野と見えますが、価格しだいで将来的には投光機にも利用できる仕様ですから、楽しみな商品です。

プレスリリース / 東芝ライテック、2009年7月28日
・少ない消費電力でバッテリ長持ちを実現した撮影用LED照明「E-CORE」LEDハンディライト600を発売

-----image(”「E-CORE」LEDハンディライト600（AL-LED-H-W01）”) : 同リリースより

" 東芝ライテック株式会社は、「E-CORE」シリーズにバッテリで使用できる「LEDハンディライト600クラス」（形式AL-LED-H-W01）を2009年8月1日から発売します。
　テレビ取材のロケなど屋内外で使用される撮影用の照明は、人物や情景等をきれいに見せることが求められているため、演色性の高いハロゲン電球が多く使用されています。しかし、ハロゲン電球は寿命が短く、長時間のロケではランプ切れ、バッテリ切れの心配がありました。また、ハロゲン電球は照射光に熱を含むため照射される人が暑さを感じることがあり、省エネ、長寿命で熱線を含まない照射光のLEDを採用したハンディライトが求められていました。
　このたび発売する「LEDハンディライト600」は、高出力LEDユニット600クラスを採用。省電力、長寿命といったLEDの特長をいかし、ランプ切れの心配やバッテリ切れの心配が大幅に軽減できます。また、ハロゲン電球のように照射された人が暑さを感じることがありません。
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特長
（1） 少ない消費電力でバッテリ長持ち（10時間連続点灯可能）
「LEDハンディライト600」は、ハロゲン電球と比べて効率が良く、消費電力が少ないためバッテリが長持ちします。照明用24V-8Aバッテリ（当社AL-LB24-8）を満充電で使用したとき、10時間点灯することができます（注1）。また、寿命はハロゲン電球が50時間であるのに対しLEDは40,000時間。屋外での撮影時でもバッテリ切れやランプ切れの不安が軽減されます。

注1： 当社ハロゲン電球AL-JC24V-150WRを使用したハンディライトAL-LB-5-2（消費電力150W、器具光束2640 lmで効率17.6 lm/W）と「LEDハンディライト600」AL-LED-H-W01（消費電力15W、器具光束590 lmで効率39.3 lm/W）の比較。
（2） 高演色
演出空間用の照明として求められている高演色（平均演色評価数Ra92）を達成し、色温度は自然な雰囲気の4200Kです。
（3） 熱線を含まない照射光
LEDの発する放射自体は熱線をほとんど含まないため、照射される人も照射する人も暑さをほとんど感じません。退色を嫌う美術品や熱に弱い生け花、生鮮食品などを照らすのに適しています。

　仕様
　LEDハンディライト（形式 AL-LED-H-W01）
定格電圧 DC24V
定格消費電力 15W
光源 高出力LEDユニット600クラス
相関色温度 4200K
周囲温度、湿度 5～35℃、30～70%RH（結露なし）
外形寸法 W135mm×D140mm×H223mm
質量 0.7kg
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付属品 電源ボックス
器具光束 590 lm
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発売日 2009年8月1日
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コメント続き

　DC24Vですから、屋外でバッテリー電源で撮影ができますね。太陽電池と組み合わせることで、静かに撮影が長時間できるなんて使い方はどうでしょうか？　光束効率は、消費電力15W、器具光束590 lmで39.3 lm/Wとのことです。ハロゲンの倍の効率ということです。撮影される人に、熱が伝わらないということです、それも”静かな”撮影を演出するメリットになりそうです。(t_t)

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