ヤマハ発動機が電動ハイブリッド自転車「PAS Brace-L」を新発売。フロントディスクブレーキ、大容量8.1AHリチウムイオンバッテリー搭載
ヤマハ発動機の電動アシスト自転車に8.1AHの大型リチウムイオンバッテリーを搭載、標準モード75km(オートエコモードプラス使用時118km)の長距離走行に対応したPAS Brace-Lを発売しました。スポーツタイプのアシスト自転車の中では、安価な価格設定も魅力です。通勤、通学だけでなく休みの日のサイクリングに利用するといった使い方ができそうです。
プレスリリース / ヤマハ発動機、2009年6月10日
・電動ハイブリッド自転車「PAS Brace-L」新発売
-----image(”「PAS Brace-L」”) : 同リリースより
" ディスクブレーキ初採用、制御技術を活かした機構「S.P.E.C.8」を搭載
長距離&スポーティな走行性能を実現した
ヤマハ発動機株式会社は、昨年発売したスポーティモデルの「PAS Brace(パス ブレイス)」の上級タイプとして、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新基準に対応した新製品「PAS Brace-L(パス ブレイス エル)」を2009年7月1日より発売する。これにより新基準に対応したPASシリーズは、合計12モデルとなる。
「PAS Brace-L」は、スポーティな外観と長距離走行を両立し、通勤やレジャーなどに利用する男性向けに開発したモデルである。
長距離ユースに応える8.1Ahリチウムイオンバッテリーの採用や、内装8段変速機に合わせきめ細かく無駄のないアシスト制御を可能にする機構「S.P.E.C.8(スペックエイト/Shift Position Electric Control × 内装8段変速)」の装備により、1充電当たりの走行距離は118km※を達成している。またPASとして初めて、スポーティな走行に相応しい制動力を発揮するディスクブレーキをフロントに採用するほか、高剛性ダイヤモンド型フレームやフロントサスペンション、セミスリックタイヤ、角度調節機能付きアヘッドステムなど、高い走行性能に適した機能装備を採用し、走りのパフォーマンスと上質感を高めた。※標準モード(オートエコモードプラス使用時)。バッテリー新品、常温25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、3kmの平坦地の途中に勾配2度の上り坂(1km)と下り坂(1km)を含む全長5kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・8」15km/h、上り坂「4」10km/h、下り坂「8」20km/hで走行したときのテストデータ(JISの定める標準走行モード)
......
「PAS Brace-L」主な特長
ディスクブレーキ
■高出力で耐久性に優れた三元系8.1Ahリチウムイオンバッテリー搭載
長距離走行を望む声を受け、「PAS Brace」比約2倍の8.1Ah小型軽量高性能三元系リチウムイオンバッテリーを採用。なお、バッテリーには互換性があるため、異なる容量のバッテリーを別途購入して使用することも可能。
-----image(”ディスクブレーキ”) : 同リリースより■PAS初のフロントディスクブレーキ採用
スポーティな走りにふさわしい制動力を備え、操作感に優れたディスクブレーキをフロントに採用した。リアは従来同様Vブレーキ。
......
タイヤサイズ 26×1.5(前後)
......
車両重量
23.4 kg(ワイヤロック 0.3kgを含む)
......
一充電走行距離(一般路走行※1)
標準モード
(オートエコモードプラス使用時)75km(118km)
パワーモード(オートエコモードプラス使用時)44km(80km)
......
電動機 形式(定格出力) ブラシレスDCモーター(240W)
電池 種類(電圧/容量)リチウムイオン電池(25.2V/8.1Ah※2)
......
-----image(”「PAS Brace-L」フィーチャーマップ”) : 同リリースより
メーカー希望小売価格「PAS Brace-L」
149,800円
本体価格142,667円(バッテリーを含む車両価格135,667円・専用充電器価格7,000円)・消費税7,133円
※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格)及び消費税が含まれています "
関連
・YAMAHA : 電動自転車 > ラインナップ / PAS Brace-L
/ PAS Brace
" 4AH 22.1kg メーカー希望小売価格 125,800円.... "
コメント続き
25.2V-8.1AHのバッテリーを搭載しているというのがなによりも魅力ですね。1回の充電に必要な電力が、約250Wh、電気料金換算で5.5円程度。安全に自転車で移動できる地域に住んでいる人には、魅力的な移動手段になりそうです。
仮にこのバッテリーを太陽電池で充電する場合、24V系50Wpから100Wpの太陽電池が適合します。太陽電池と電動アシスト自転車は、日ごろあまりスポーツをしない人で、これまでオートバイ通勤をしていた人なんかが利用するのに最適な組み合わせに思えます。初期投資は結構な金額ですが、太陽電池を利用すれば、”往復40-60kmの移動手段”のエネルギーを自前で移動できますよ。(t_t)
参考エントリー
・クロスバイクスタイルのスポーツ電動自転車「RealStream(リアルストリーム)」新発売 / プレスリリース ブリジストンサイクル-----しなやかな技術研究会、2008/07/25
・カスタマイズ電動自転車「チタンフラットロードEB」を発売 / プレスリリース パナソニック サイクルテック-----しなやかな技術研究会、2008/02/22
・パリのVelib'、新貸自転車システム登場-----しなやかな技術研究会、2007/07/31
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン3 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2]--
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« 6/20(明日)午後9:00- NHKスペシャル 日本の、これから「環境と景気」 | トップページ | 人道支援団体CAREインターナショナル、国連大学らが2050年までに2億人もの気候難民が世界で生まれる可能性を指摘するリポート、”In Search of Shelter”を公開 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント