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2009/05/20

CO2濃度、気象庁によると昨年も過去最高。増加レベル変わらず

 気象庁が2009年3月~4月の大気中二酸化炭素濃度は、観測開始以来の最高値を記録し、これまで10年間の増加傾向が続いていると発表しました。

 二酸化炭素の増加と温暖化、二酸化炭素の増加と人間の営為、そのあたりの関係になると学者や識者の中も議論が続いています。
 ただ、気候変動という地球環境にとっての変化が続いているのは確かです。

プレスリリース / 気象庁、平成21年5月19日
2009年4月までの日本の大気中二酸化炭素濃度について
Kisyoutyouco2200904
-----image : 同リリース添付資料PDF版より

" 概要
気象庁が温室効果ガス観測を実施する国内観測地点において、2008年の年平均大気中二酸化炭素濃度は過去最高となりました。
また、2009年3月~4月の大気中二酸化炭素濃度は、観測開始以来の最高値を記録しました。
本文

気象庁は、岩手県大船渡市綾里、東京都小笠原村南鳥島、沖縄県八重山郡与那国島の国内3地点で、大気中の二酸化炭素濃度の観測を実施しています。

これらの観測の結果、2008年の年平均値は3地点でそれぞれ388.5ppm、386.6ppm、388.0ppmとこれまでで過去最高となりました。
この10年間では1.9ppm/年の割合で増加を続けており、国内で最初に長期連続観測を開始した綾里においては、観測開始時(1987年)より、37.3ppm濃度が増加しています。
また、年間で最も二酸化炭素濃度の高くなる春季において、今年3月~4月の観測値は、それぞれ395.3ppm(綾里、4月)、390.8ppm(南鳥島、3月)、393.2ppm(与那国島、4月)と、すべての観測点で観測開始以来の最高値を記録しました。
 報告の概要及び図等を含めた全文は、下記の「資料全文」をご参照ください。 "

関連
気象庁 : 温室効果ガス監視情報

気象庁 : 気候変動監視レポート

関連エントリー
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コメント続き

 そして、人間が地球環境の変化にとって影響を与えるような大きな存在なのか? と問われれば、そのとおりだと思います。そして、この傾向を抑えることが人間にできるかと問われれば、その答えも”はい”だと思います。
 そして、そのあとどうするのか? それを問い問われている大切な時というのが、今のこのタイミングなのかもしれないと日々考えます。(t_t)

参考
IPCC第4次評価報告書について(環境省)

国立環境研究所 : 気候変動2007 影響、適応と脆弱性 日本語版

-----Google GreenPostサイト横断検索 : 温暖化効果ガス 濃度-----



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