21世紀の最大の公衆衛生上の脅威は、気候変動。英研究機関が発表
気候変動により、さまざまな影響が各地に起こります。保健衛生や、水、食料、エネルギーなどのインフラの未整備な地域においては、気候変動により自然環境が人間の暮らしに適さない状態に少しでもなると、大きな影響を受けてしまいます。気候変動が、そうした地域にもたらす影響は、政治や社会システムの維持にも膨大なストレスを与えることが予想され、まさに複合的な公衆衛生上の世界的な脅威となりうるということです。
・地球温暖化:伝染病や貧困しのぐ公衆衛生最大の脅威-英研究者ら-----bloomberg.co.jp,5日14日-----E
" 21世紀の公衆衛生における最大の 脅威は地球温暖化であって、伝染病や水不足、貧困をしのぐ――。こ うした調査結果を、英ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UC L)の医師や気候変動の研究者らでつくるチームがまとめた。 "
・Climate change: The biggest global-health threat of the 21st century-----Lancet and University College London Institute for Global Health Commission,14 May 2009-----Film: ‘Managing the Health Effects of Climate Change’(リポートもここからダウンロードできます。)
-----image : Managing the health effects of climate changeリポート表紙
-----image : Google Earthキャプチャー画像。[Daily MODIS Satellite Images]より
関連記事
・21世紀最大の健康への脅威は気候変動、英医師グループが警告-----AFP BB News,2009年05月14日
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日本でも途上国などの情報も掲載されている「気候変動への賢い適応」が発表されています。対策が早ければ早いほど、被害とコストを最小にできると言われながら、なかなか具体的な対策としては、まとまらないこの世界の状況を、今年、そしてここ数年のうちに有効な影響を計り、適応策を具体化するという作業を進めることが被害とコストを最小にすることにつながります。(t_t)
・地球温暖化影響・適応研究委員会報告書「気候変動への賢い適応」の発表について / プレスリリース 環境省-----しなやかな技術研究会、2008/06/24
・地球温暖化影響・適応研究委員会 : 委員会報告書「気候変動への賢い適応」(確定稿)
" 第1部(総論・各論の概要) [PDF 1,906KB]
第2部第1章(将来の気候シナリオ・社会シナリオの概要) [PDF 1,125KB]
第2部第2章(食料分野) [PDF 1,666KB]
第2部第3章(水環境・水資源分野) [PDF 1,172KB]
第2部第4章(自然生態系分野) [PDF 1,355KB]
第2部第5章(防災・沿岸大都市分野) [PDF 1,138KB]
第2部第6章(健康分野) [PDF 1,966KB]
第2部第7章(国民生活・都市生活分野) [PDF 1,462KB]
第2部第8章(途上国分野) [PDF 1,374KB] "
参考
・bloomberg.com : climate change
・イギリス 気候変動への適応に関する情報ウェブサイトを開設 / クリッピング EICネット-----しなやかな技術研究会、2008/08/07
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