スパムメールにより排出される二酸化炭素排出量は、地球を車で160万周するのと同じ!?
スパム メールによる二酸化炭素排出量、つまり作成、格納、表示、フィルタリングで世界で消費されるエネルギーは膨大なものになります。その量に具体的に迫るリポートがマカフィーの調査で明らかにされました。
スパムメールに伴う化石燃料の燃焼に発生する温室効果ガス排出量は、実に330 億キロワット時(kWh)、すなわち33 テラワット時(TWh)になると算出されたそうです。これは、240 万世帯が使用する電力に相当し、310 万台の乗用車が75 億リットルのガソリンを使用したときの温室効果ガス排出量と同じということで、地球を車で160万周できる量に相当するということです。
プレスリリース / McAfee Japan,2009/4/20
・スパムの環境への影響がマカフィーの調査で明らかに
-----image : 日本語版「スパム メールと二酸化炭素排出量」カバー
" スパムメールの送信、処理、フィルタリングに使われる世界の年間エネルギー消費量は240 万世帯に相当
2009 年4 月15 日、カリフォルニア州サンタクララ発 - McAfee Inc.(NYSE: MFE)は本日、スパムメールは迷惑なだけでなく、環境を破壊し、温室効果ガス排出(GHG)の大きな要因になっていることを明らかにする新たな調査結果を発表しました。
本日リリースされたマカフィーの「スパムメールと二酸化炭素排出量」に関する研究レポートでは、気候変動を研究しているICF とスパム専門家が、スパムの送信、処理、フィルタリングに使われる世界の年間エネルギー消費量は330 億キロワット時(kWh)、すなわち33 テラワット時(TWh)になると算出しました。これは、240 万世帯が使用する電力に相当し、310 万台の乗用車が75 億リットルのガソリンを使用したときの温室効果ガス排出量と同じです。
..........スパムが消えた日
..........調査結果
..........
スパムメール1 通の平均的な温室効果ガス(二酸化炭素)排出量は0.3g です。これは、車で約3 フィート(1m)走行するのに相当します。この数字を1 年間のスパム送信量に換算すると、地球を車で160 万周するのに相当します。
..........「スパムメールと二酸化炭素排出量」のレポートは、下記のリンクでご覧いただけます。
http://www.mcafee.com/japan/security/carbonfootprint.asp "
関連
・(上のリンクではダウンロードできない場合、ここから日本語も含め、English,German,French,Spanish,Italian,Dutch,Brazilian Portuguese,Simplified Chineseなどの各国語版がダウンロードできます。
・Spam 'produces 17m tons of CO2'-----BBC News,16 April 2009
コメント続き
今回のリポートによると、スパム1件当たり0.3g のCO2 を排出しているということです。塵も積もればということで、大変な量になります。そしてなによりもさまざまな対策をかいくぐってく新しく生まれるスパムメールは、削除にも時間を取り不快です。今は、アプリや有料サービスを利用するなどの地道な対策しかないようですが、できるものなら解決してほしいですねぇ。(t_t)
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