気象庁が「竜巻などの激しい突風に関する気象情報の利活用について」を公表
日本での竜巻などによる被害が発生する頻度が増えているような気がする。実際に、観測される竜巻や被害も増えているようで、気象庁では22年から従来の竜巻などの激しい突風に関する気象常用に加え、新たな竜巻など激しい突風が発生する確度(確からしさ)をきめ細かな地域分布として表した予測情報である「竜巻ナウキャスト(仮称)」の提供を開始する計画だということです。
プレスリリース / 気象庁、平成21年3月27日
・「竜巻などの激しい突風に関する気象情報の利活用について」の公表について
-----image(”竜巻などの激しい突風に関する気象情報の利活用について”) : 資料P.15より
" 概要
気象庁は、竜巻などの激しい突風に関する気象情報について、効果的な利用法や利用上の留意点等を示した解説書である「竜巻などの激しい突風に関する気象情報の利活用について」を公表します。本文
気象庁は、平成18年に相次いで発生した竜巻による災害を踏まえ、竜巻など激しい突風に警戒を呼びかける気象情報の提供にむけ、監視・予測技術の開発を進めるとともに、突風等短時間予測情報利活用検討会を開催し、有識者から意見を頂きながら、情報の内容や発表形式等について検討をしてきました。これらの取り組みの成果として、平成20年3月から「竜巻注意情報」の発表を開始したことに加え、平成22年度からは、竜巻など激しい突風が発生する確度(確からしさ)をきめ細かな地域分布として表した予測情報である「竜巻ナウキャスト(仮称)」の提供を開始する計画です。
この新たな気象情報を利用する事業者等、および情報提供に協力をいただく報道機関・民間気象事業者等が、情報提供開始当初から速やかに利用できるよう、効果的な利用法や利用上の留意点等を示した解説書である「竜巻などの激しい突風に関する気象情報の利活用について」を作成しました。
気象庁は今後、解説書の内容について周知を図るとともに、この気象情報が効果的に利活用されるよう利用者等への支援を進めます。さらに、新たに提供されるこの気象情報の利活用について、一般の方々へむけた周知広報を進めていきます。
本手引きは、以下のアドレスから参照いただけます。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/rikatsuyou.html "
関連
・気象庁 : 竜巻注意情報
・気象庁 : パンフレット「竜巻等突風災害とその対応」
-----image : 上記パンフレットp.6より
コメント続き
来年度から気象庁が開始する予定の竜巻などの激しい突風に関する気象情報では、具体的な地域における竜巻の発生の危険度を予報するということなので、さまざまな施設や工事などの作業中の安全確保に役立ちそうですね。問題は、現場や出先でどのようにリアルタイムの情報を得、関係者に周知するるかということも重要になりそうです。(t_t)
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