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2009/01/15

ホンダ新型インサイト、トヨタは新型プリウス、北米国際自動車ショーでお披露目

 年のはじめのモーターショー、2009北米国際自動車ショーでホンダ新型インサイト、トヨタは新型プリウスがお披露目されました。自動車産業は2009年も厳しい年にはなりそうですが、その先には待望のエコカーの時代が待っているかもしれません。

プレスリリース / ホンダ、2009年1月12日
2009年北米国際自動車ショーで新型「インサイト」を世界初披露
4090112
-----image[”インサイト(北米仕様)”] : リリースより

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新型インサイトは、1.3LのエンジンをモーターでアシストするHonda独創の軽量・コンパクトなハイブリッドシステムを採用し、コスト効率を高め、お求めやすい価格と低燃費※1を実現。燃料電池車のFCXクラリティを踏襲した先進の空力デザインを採用し、低重心で実用的な5人乗りの室内を備えるとともに、ハイブリッド車ならではの走る楽しさも提供する。
 また、新型インサイトには、より低燃費な運転を支援する新開発の「エコ・アシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)」※2を採用する。ハイブリッドシステムの核となるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)は、小型・軽量化を追求した新設計のモーターと、小型・軽量バッテリーを含むIPU(インテリジェントパワーユニット)からなり、車両の制動・減速時には運動エネルギーを回生し、加速時には必要に応じてアシストする。さらに、IPUを荷室下に収めたことで、低重心化と、使い勝手の良い荷室を実現した。

 この新型インサイトは、日本では2月5日(木)発表、2月6日(金)発売を予定している。

※1 米国EPA方式で、1ガロン当たり40マイル(一般道)/43マイル(高速道)
※2 新型インサイトに搭載される新開発の「エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム」とは、エンジンやCVTの制御などに加え、燃費運転に役立つ情報をドライバーに提供することでより低燃費な運転を支援するシステム。エンジンとCVTを協調制御する「ECONモード」、メーターの色変化で燃費走行状況を表示する「コーチング機能」、燃費運転の採点をする「ティーチング機能-採点機能-」の3機能で構成されている "

プレスリリース / トヨタ、2009/01/13
TOYOTA、2009年北米国際自動車ショーに新型プリウスを出展
Nt09_003
-----image[”プリウス(北米仕様)”] : リリースより

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3代目となる新型プリウスは、「圧倒的な環境性能」と「走る楽しさ」のより高いレベルでの両立を目指し、システム全体の90%以上を新開発した1.8Lガソリンエンジンにモーターとリダクションギヤを組み合わせたハイブリッドシステム「THS II*」を搭載。また、高い空力性能など車両全体でのエネルギー効率を向上させることで、世界最高レベルの燃費性能と2.4L車並の動力性能を実現している。
 さらに、「ソーラーベンチレーションシステム」や「リモートエアコンシステム」、「タッチトレーサーディスプレイ」など高い機能性を持つ先進装備を採用し、時代をリードするプリウス(ラテン語で“先駆け”)の名に相応しい革新的な進化を遂げている。

 新型プリウスは、本年5月中旬より日本を皮切りに、順次、世界各国・各地域での発売を予定している。

 なお、本モーターショーTOYOTAブースでは、新型プリウス以外に、小型EVコンセプト「FT-EV(Future Toyota - Electric Vehicle)」をはじめ、ヴェンヅァ、カムリハイブリッドやハイランダーハイブリッドなどを出展した。

* THS II : TOYOTA Hybrid System II
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燃費(mpg) comb.
50(ターゲット)
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関連記事
ホンダ『新インサイト』搭乗レポート:低価格かつ世界初の「楽しめるハイブリッド」-----Wired Visio,2009年1月13日

【デトロイトモーターショー09】トヨタ プリウス 新型…ハイブリッドシステムが大幅進化-----Response,2009年1月14日

コメント

 新型のインサイトもプリウスもより磨き上げられた車として登場してきたようです。インサイトは価格で、かなり安値感がるスポーティな車となっているようです。プリウスは乗用車としての使い勝手を向上させ、3つの走行モードにより、EVドライブモードではモーターだけで走行し、電気自動車として、たとえば自宅のコンセントから充電し、すべての移動のエネルギーを、太陽電池を使うなどすれば自給できる可能性があります。パワーモードでは走りを満足させ、エコモードでは燃費を追求できると、切り替えて使うことができるということです。
 これで、日本のグリーンカーの看板となるだろう二つの車のが登場したことになります。となれば気になるのは海外勢の動き、比較的地味なアナウンスに見受けられますが、1年から数年の間にグリーンカーで勝負をかけてくるのは間違いなさそうです。オバマ大統領の時代になり、アメリカ人がどんな車を選択するのか? 注目されます。
 小さくて、軽いエコカーの展開がしな研としてはもっとも気になります。(t_t)

関連エントリー
「インサイト・コンセプト」を発表 / プレスリリース Honda-----しなやかな技術研究会、2008/10/06

-----Google GreenPostサイト横断検索 : プリウス-----

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コメント

増田二三生さん

 もし違っていたら、申し訳ないのですが、、、
 たびたびいただいているコメントが、コメントスパム、つまりなんらかの意図をもって、「自動または事前に制作したコメントを複数のサイトに書き込む、内容的には意味のないコメント」
 ではないかという疑念がわいてきました。
 ただ、リンクも張られていないですしねぇ、意図が見えないので、コメントスパムとは見えない点も、、、、

 どうなんでしょうか? 

 しな研 つねとうとうじ
 

投稿: t_t | 2009/01/30 22:24

宇宙時代に優れた自動車が必要になるかもしれない 空を飛ぶ自動車は地球生活を実感させる プラズマ燃料電池自動車は未来を実感させるかもしれない 未来はみんなが宇宙で宇宙船を建造し宇宙発展し人類の文明をみんなで発展させる立派な世界がいいかもしれない

投稿: 増田二三生 | 2009/01/30 17:34

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