カリフォルニア州が高速鉄道建設計画を推進
環境を意識した開発を推し進めようとしているカリフォルニア州では、車や太陽光発電の家、施設の建設を推し進めています。ブッシュ政権下でも気候変動問題を強く意識した動きをアピールしてきた同州で、高速鉄道網建設の端緒になる鉄道建設に財政的な裏づけが昨年の11月にとれたことで、高速鉄道建設事業が開始されようとしています。
クリッピング / AFP BB News,2008年11月07日
・米加州の高速鉄道計画、住民投票で州債発行が決定 事業開始へ
" 米カリフォルニア(California)州で今週、高速鉄道事業を開始するための州債発行の是非を問う住民投票が実施され、52%の賛成で採択された。カリフォルニア州高速鉄道当局が4日、公式サイト上で発表した。今後当局は、日本や欧州の技術協力を得て事業計画を進めていくとみられる。 "
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関連
・California High-Speed Rail Authority
-----image : California High-Speed Rail Authorityサイト
プレスリリース / State of California,12/11/2008
・Governor Schwarzenegger Announces $103 Million Prop 1B Allocation for Transportation Infrastructure
California High-Speed Trains (4-minute)
(NC3D,2007年05月09日)
・Plan for high-speed rail system released-----SF Gate,November 8, 2008
コメント続き
気候変動とエネルギー問題をセットで考え、それぞれの国および地域作りのマスタープランを作ることが各国、自治体で求められている。これらの問題がなくとも、経済、人口、意識、さらには地震や台風などのことも考えていくことは、ある意味為政者にとって義務です。こうしたマスタープランをわかりやすく、具体的にしていく作業は、日本では今誰が行っているのでしょうか? 素朴な疑問です。
とはいえ、鉄道網が充実しているのはわが国です。鉄道網の充実は、この国の財産です。こうなると先人のとった政策は正しかったことがわかります。その上で次を費用対効果、本当にそのスピードが必要なのかも含めて未来の鉄道のあり方を考える必要もありそうです。(t_t)
California's High Speed Rail - KQED QUEST
(KQEDondemand,2007年05月07日)
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