みんなの地球地図プロジェクト / おすすめサイト
国土交通省がポーランドで開催中のCOP14・気候変動枠組み条約第14回締約国会議の開催にも合わせて準備をしたというみんなの地球プロジェクトのサイトが公開されています。
・みんなの地球プロジェクト / ダウンロードするには
-----image : 上記サイトキャプチャー画像
プレスリリース / 国土交通省、平成20年12月1日
・気候変動枠組条約第14回締約国会議(COP14)における「地球地図(第1版)」完成発表について
-----image : 添付資料別紙2 地球地図・全球土地被覆図ポスター(イメージ) より
" 国土交通省は、全球陸域を対象にしたデジタル地理情報である地球地図の整備を提唱・主導しています。各国の協力のもとに整備を進めてきた結果、本年、全球の地球地図(第1版)が完成しました。
地球地図は、土地被覆、樹木被覆率など、地球環境の現状を表す項目から構成される地図であり、地球環境問題の解明等への利活用が期待されます。
このたび、気候変動対策の議論における基礎資料としての利活用を促進するため、標記会議に参加し、地球地図(第1版)の完成及び気候変動対策への利活用について発表することとしましたのでお知らせ致します。
-----以下は、添付資料別紙1 地球地図プロジェクトの概要【PDF】 より
別紙1
地球地図プロジェクトの概要
○地球地図プロジェクトについて
地球地図プロジェクトは、地球環境問題の分析等に必要な基盤的な地理情報データベース(地球地図データ)を世界各国の地図作成機関の自発的協力の下で整備するプロジェクト。日本国の国土交通省(当時は建設省)が平成4 年に本プロジェクトを提唱し開始(現在、180 カ国・地域がプロジェクトに参加)。
本年、地球の全陸域をカバーする地球地図第一版が完成し、インターネットを通じて一般提供開始。
プロジェクトの進行管理は地球地図国際運営委員会(事務局:国土地理院)が担当。
○地球地図データの特徴
・地球の全陸域を統一仕様でカバー
・1kmの解像度(縮尺100万分の1の地図に相当)
・8つのデータ項目(標高、土地被覆、土地利用、植生(樹木被覆率)、交通網、境界、水系、人口集中域)
・5年ごとに更新
○地球地図の気候変動対策への利活用
地球地図は客観的かつ信頼性のあるデータとして、各種統計情報(人口、気象、経済等)などと組み合わせ、国連における気候変動対策の衡平な議論への活用が可能。
(例)
適応策立案のための各種シミュレーション
:海面上昇、洪水、旱魃、水資源分布の変化、食料生産性の変化、生態系の変化
温室効果ガスの排出・吸収の算定
森林分布や総面積の把握、時系列データとの比較による森林減少の把握
○関連ホームページ
・「みんなの地球地図プロジェクト」ホームページ
http://www.globalmap.org/
※地球地図の体験ページの運用開始(植生(樹木被覆率)、土地被覆の閲覧)。利活用事例などの情報を提供。
・地球地図国際運営委員会(英語のみ)のページ
http://www.iscgm.org/
※地球地図データの入手が可能。 "
関連
・国土交通省 地球地図
・International Steering Committee for Global Mapping (ISCGM)
コメント続き
気候変動と適応策立案のための各種シミュレーションは、最新のデーターに更新しつづけられることで、国、地域がそれぞれ直面する問題を地球全体と部分という視野で概観できそうな地図が国土交通省、国土地理院よりリリースされました。地図情報は、さまざまなことを教えてくれます。是非活用して、世界について、自分の住むローカルな地点について見ていきたいと考えています。現在参加している国は、73カ国で、そのうち69カ国分が国土交通省 地球地図のサイトから閲覧可能です。
”日本を含む69カ国・4地域分、地球上全陸域をカバーする植生(樹木被覆率)および土地被覆データが完成しています。完成した地球地図は、平成12年11月よりインターネットを通じて一般提供されています。 ”
とのことですので、今後の地図情報の充実が期待されます。
ただ、現在のところ、アクセスの手続き、手順が多く煩雑なサービスです。今後の整備に期待したいと思います。(t_t)
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