12月のポーランド、COP14にむけての日本案
12月にポーランドの古都・ポズナン(ポズニン)で開催される国連気候変動枠組み条約・第14回締約国会議(COP14)に向けての日本案が発表になったようです。京都議定書後をにらんだ、温暖化効果ガスの削減における国際的な枠組み合意の内容は、国民生活への影響も大きく、判断を誤れば、産業や国土保全、やがては国の安全保障にも影響を与える重要な問題です。国内の政治的なタイミング、アメリカのそれを考えるとあまり盛り上がりませんが、注目していきたいと思います。
クリッピング / 毎日.jp,2008年9月27日
・地球温暖化対策:ポスト京都議定書を提案 途上国にも効率目標--日本案判明
" .....◆日本提案の骨子◆
・次期枠組みは新たな議定書、もしくは改正議定書を採択
・先進国は国別総量目標を設定し、達成を義務づける
・目標は最新の年を含む複数の年からの削減率と排出総量で示す
・主要途上国は主要分野や経済全体の効率目標を拘束力のある目標として設定
・その他の国は国家行動計画を提出
..... "
関連情報、記事
・The United Nations Climate Change Conference in Pozna / National Reports
・COP 14 (The 14th Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change - UNFCCC) / Exhibition / Exhibition leaflet (1 MB)
-----image : 上記サイトキャプチャー画像
----------Google検索 : COP14 日本案-----Google ニュース検索 : COP14-----Google ニュース検索 : COP15----------
・COP15 / PROFILE SHEET - DENMARK COMMITS TO OVERALL ENERGY REDUCTION / Fact Sheet Energy Policy 2008- 2011 (pdf)
-----image : 上記サイトキャプチャー画像
・中印など新興国に義務設定 「ポスト京都議定書」日本案-----asahi.com,2008年9月27日
" .....温室効果ガスの排出が急増している中国やインドなど新興国を「主要途上国」として他の途上国と別扱いとし、省エネに向けた取り組みについて「国別」と「主要産業別」の効率目標の達成を義務づける。 ..... "
コメント
昨日の昼過ぎの麻生首相と小沢さんの国会での討論を見て、それぞれの話題にかける時間的な量がすごく限られていると感じました。それは、先週見た、オバマさんとマケインさんの両候補による議論で展開された、国づくりの議論との比較です。
場所を得ていない議論が、的を得ないままに展開する、この国の議論、討論の限界を思い知った気がしました。
さらに、経済、国民生活を左右するさまざまな懸案を前に、日本のCOP14での有効な動きは”無理”ではないかと思ったわけです。国内のさまざまな問題への対応もおぼつかないなかでの総選挙というこのタイミングでは、むずかしいでしょうね。
こうなれば、来年のCOP15を目処に情報を集める方向に動こうかと考えていたら、世界的にも多くの人が、2009年末をターゲットに情報を収集しているようですね。来年末は、気候変動、エネルギー問題では本当に大きな山場を迎えそうです。その時点では、アメリカの動きもわかってくるわけですから、、、、(t_t)
関連エントリー
・国連気候変動枠組条約締約国会議 United Nations Climate Change -Conference Conferences of the Parties -COP/ ブックマーク-U,C、き、こ-----自然エネルギー、2009/02/03
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