ベルリンでダイムラーと独電力会社・RWEが2009年より”電動 smart”100台の大規模プロジェクトを開始
ベルリンでダイムラーと独電力会社・RWEが2009年より”電動 smart”100台の大規模プロジェクトを開始すると発表しました。ダイムラーが100台のSmart EV を用意し、電力会社のRWEが500箇所の充電スタンドを用意するという大規模で、本格的な運用を目指しています。すでにロンドンでの電動カーの運用を発表しているダイムラーは、激化する電動カーの分野で一歩先んじた動きをはじめることになります。
プレスリリース / RWE AG,05 September 2008
・“e-mobility Berlin”: Daimler and RWE embarking on the age of electro-mobility
-----image : 同リリースより
" Joint project with more than 100 electric vehicles from Mercedes-Benz and smart and 500 charging points provided by RWE
Environmentally compatible and customer-friendly mobility concept
Serial development phase starting now ? first vehicles beginning end of 2009Berlin “filling up” with electricity. With “e-mobility Berlin”, Daimler AG and RWE AG are today launching the world’s largest joint project for environ-mentally friendly electric cars. These provide locally emission-free driving, thus making a considerable contribution towards protecting the environment and reducing dependency on fossil fuels. The initiative covers all components required for the efficient use of battery-powered electric vehicles from innovative drive technology through to customer-friendly infrastructure.
-----image : 同リリースより "
関連情報、記事
・Daimler : smart driving
" Clean and efficient city runabouts: A hundred smart fortwo ed cars with electric drive are currently involved in a small-fleet practical test in London, where they are demonstrating the advantages of zero-emission driving. Over the next four years, the London Metropolitan Police will also be sending out smart ed models to patrol the city center. "
・電気自動車の普及強化 独ダイムラー、新型投入へ-----NIKKEI NET,2008/9/6
・Daimler, RWE announce Berlin electric car project-----BusinessWeek,September 5, 2008
・Daimler and RWE Launch EV Project in Berlin; 100+ EVs, 500 Charging Points-----Green Car Congress,2008/9/5
コメント続き
ハイブリッド・カーの分野で世界に先んじたトヨタ、ホンダなどの日本勢の成功は、世界の車市場での日本車の地位の向上に貢献したに違いない。しかし、電動カーの分野では、電気スタンドの整備などのインフラの整備など課題が多い。コストもかかる。ここにきてロンドン、ベルリン、そしてパリなどで電動カーが実用化レベルで運用が開始される段階に来たことで、行政などの対応も問われてきています。
日本でもさまざまな取り組みが今後始まるに違いないが、日本のハイブリッド車の成功に”先見的な取り組み”があったかのように、実現化の時と場所というタイミングと技術開発が足並みをそろえていける体制が日本の政治、行政にあるかどうか、、、、、厳しいですね、福田さん!(t_t)
参考
Interview with Pitt Moos, Product Manager for the Smart EV
(Odziz,March 04, 2008)
What Car? TV: March 20
(whatcar,March 20, 2008 )
・New Smart Electric Vehicle -----Green Car Site
" .....Powered solely by electricity, the smart ev can achieve the equivalent of 300 mpg ? that amounts to a saving of up to 80% in fuel costs over the already highly economical smart fortwo.
..... "
人気blogランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン3 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2]--
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« イベント9/24-26 BioFach Japan(ビオファ ジャパン)オーガニックEXPO | トップページ | 燃料電池搭載のフォークリフト、そして働く機械用のFuel Cell Unit »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
meseyanさん
そうですね。日本では電気スタンドは、ケーブルではなく、非接触方式がむいているかもしれませんね。地域限定で利用する車と考えることができる個人や企業であれば、電動車と電気の供給システムができる可能性は、日本でもあるようです。それが汎用、全国へと展開が可能なのか?
いずれにしろ、日本でも電動車が導入されることにはなるようです。情報があったら掲載します。
今後ともよろしくお願いします。
しな研 t_t
投稿: t_t | 2008/09/14 15:13
しかし ヨーロッパはとことん
やりますね
どうもこのスタンドが
日本にできていくイメージが
わかないのであります
投稿: meseyan | 2008/09/12 15:37