世界市場向け350km/h新型高速鉄道車両「efSET」の自社開発について / プレスリリース 川崎重工
-----image & text : 川崎重工、2008年9月11日発表より
" 川崎重工は、新型高速鉄道車両「efSET(イーエフセット)※」の開発に着手することを決定しました。今回の新型高速鉄道車両の自社開発は、世界市場に照準を合わせた自主的な車両開発であり、これまで国内外で展開してきた案件毎の車両開発とは異なる全く新しい取り組みで、高速鉄道車両の分野では、日本の鉄道車両メーカーとして初めての取り組みになります。今回当社が開発する高速鉄道車両は、営業運転速度350km/hを実現するとともに、これまで国内の新幹線車両の設計で培った乗客の快適性向上や周辺環境への負荷低減を実現する技術を適用した新型車両で、2009年度末までに開発を完了する予定です。
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鉄道車両は温暖化ガス排出量が少ない大量輸送手段として、世界的に重要性が見直されており、都市間移動の主要交通手段として高速鉄道の導入が世界的に検討されつつあります。現在、アメリカ、ブラジル、ロシア、インド、ベトナムなどの国々が高速鉄道の具体的な新規建設計画を進め、世界中で今後20年程度の期間で10,000km前後の高速鉄道路線が増設される予定であり、これに応じた高速鉄道車両の需要が見込まれています。
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2. 開発スケジュール1) コンセプトデザイン : ~2008年9月
2) 基本設計 : 2008年9月~2010年3月
3) 設計検証 : 2009年1月~2010年3月※ 「efSET(イーエフセット)」は、「Environmentally Friendly Super Express Train」からつけた新型高速鉄道車両の愛称です。 "
関連記事
・Kawasaki Developing 217 MPH Train for Japan-----CleanTechnica.com,September 19th,2008
コメント
川崎重工が世界市場向け350km/h新型高速鉄道車両「efSET」の開発計画を発表しました。世界的に深刻な原油高を経験したことで、航空機を補完するような旅客輸送システムとしての高速鉄道が一段と注目をあげるようになり、この分野での市場の拡大が期待されるようです。その名も、Environmentally Friendly Super Express Train : 環境にやさしい超高速鉄道ということです。日本が養ってきた鉄道技術の貢献が期待されます。(t_t)
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投稿: 追加情報 新幹線、車体も信号も「丸ごと輸出」 国際規格化図る | 2009/08/09 09:34